実際のオーダー例
40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。
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世界にただ一つ、オリジナルペンケース 73
2018/04/03フルオーダーメイドならではの
ペンケースをご紹介します。
個性的な柄の出し方をした
オーバル系の美品です。
裏地も革なので、
使うほど馴染んできます、また、
小さいですが
見た目以上に入る作りにしています。
当店のデザイナーは小柄なので、
あまり大きく見えないにもかかわらず、
ものがたくさん入る入れ物を
デザインするのが得意です。
定番アイテムなら、
バッグだけでなく
メガネケースもお財布も名刺入れも…
とにかくどれも
見た目の大きさ以上に入ります。
「小さくても
たくさん入ると嬉しいでしょ。」
と言ってますが、
結局は 自分の体格から、
持ち物に対する大きさ感覚が
出てくるようです。
小柄な人と大柄な人とでは、
見た目ということもありますが、
実際にその人が感じるサイズ感覚があり、
持ちたい、あるいは似合う
バッグなどのサイズは
かなり違います。
それを確認していただくために、
当店店内には
ご来店者が驚くほどの
大きな鏡があるのです。
今回のオーダー品には
あまり関係ない話になってしまいましたが、
作り方ひとつで
ものの入る量はかなり変わります。
そういう引き出しを
たくさん持っていることで、
みなさまのご要望を
より細かい部分まで叶えることが
出来るわけです。
今回は
柄の出し方などもついつい
個性的なご提案をしました。
それは、
お持ちになるクライアントに
お似合いになるようなお品を、と
つねに考えているからです。
今ごろはきっと
ステキにお持ちくださっていることと
思います、ありがとうございました。
金色に輝くファスナー長財布 72
2018/04/01「ゴールドの
長財布が欲しいんです。」
というこの度のご依頼です。
ゴールドのようなお色は
どうしても褪色しがちなので、
普段のご用意はありませんが、
たまたま遊びで入れたゴールド革があり
ちょうど長財布は取れそうです。
「これが気に入ってくださるのなら…」
とお見せしたところ、
「あら、良いですね!」と
ご注文いただくく運びとなりました。
縁起を担ぐ意味での
お財布の外側と内側のお色選びなので、
クライアントの
ご要望どおりにお作りしています。
通常のファスナー長財布では
薄いと感じるそうで、
中身をたくさんお入れになることから、
ファスナーの幅が厚いタイプにしました。
当店では、ファスナー1本から
特注でご用意できますので、
こうした対応が可能なのです。
ファスナーはもちろん
ファスナー専門の取扱店に
発注するのですが、
1本だけお願いできるところは少なく、
お時間もひと月ほどかかります。
それでも、
そうした細かい動きをしてくださる
長い付き合いの業者さんがいるのは、
ほんとうにありがたいことです。
人によっては
金属製のファスナーの引手の形まで
ご指定する方もいらっしゃいます。
昔この欄でご紹介した
クライアントで、
オリジナルの引手を作りたい、と
お作りしたことすらあります。
そういった「どこにもないパーツ」を
お作りするとき役に立つのは、
革製品作りのノウハウ。
一般的に「ものづくり」と言われる
職業の種類は
数えきれないほどありますが、
革製品のオーダーメイドほど、数多くの
異なる縦割りの技術を必要とするものは
まずありません。
そんなわけで、
たいていのものづくりを
正しく理解することが出来、
作ったことのないジャンルのお品でも
ほぼ思い通りに仕上がるよう、
的確な指示を出すことが可能なのです。
簡単にやっているように見えて、
熟練した技術を持つからこそ出来る
貴重な作業です。
「オーソドキシーのすべてをあなたに」
これが
私たちがご提供している内容です。
愉しむバッグ、マロンバッグ 712
2018/03/30ウェブショップでは、
日常の仕事、また普段使いのための
バッグを初めとする当店定番の
さまざまなアイテムをご紹介しています。
入れるものの量によって
大きさをご提案し、
デザインコンセプトは、
カジュアルな服装に
品格を添えることを、
まず一番に考えています。
具体的なデザインとしては、
ご使用の際に楽になったり
便利に使うことが出来る工夫を、
見た目のデザインに落とし込んで
ご提案しています。
ですからほとんどが、
「使うために、必要なデザイン」
といいうことになります。
ですがこの「マロンバッグ」は
ちょっと違うのです。
これは、純粋に
「愉しむためのバッグ」♡
これをお持ちいただいたら
背筋を伸ばして胸を張り
大股で歩き、鼻歌唄って
ぶんぶん振り回して欲しいバッグ。
ちょうど『雨に唄えば』の
ジーン・ケリーが
雨の中を嬉しそうに踊る、
あんなシーンを自分でやりたい、
と思って作ったものです。
ですからこのバッグは、
頭に浮かんだイメージから
デザイン画を先に描き、
どうやったら ものを入れられて
うまく使うことが出来るか、を
「持つオブジェ」のように考えました。
もしバッグが、
使えなくてもいいものだとしたら…
単なる飾りだとしたら…
バッグの製作は
信じられないほど簡単になります。
その延長線上にある
「使いにくいバッグ」も、ある意味
作るのはとても簡単。
私たちの生活は、煎じ詰めれば
ものを持ち運ぶことで
成り立っていると言えます。
だからこそ私たちは、
使い勝手が良く、
見栄えも良く、自然と
普通の人と一線が引かれてしまう、
そんなバッグをご提案するのです。
しっかりした一枚革のベルト 73
2018/03/28以前からたまにお話ししていますが、
狂牛病の影響は、ずっと続いています。
騒動後の状況は落ち着いていますから
今後もずっとこのままでしょう。
ものを作るお店にとって、
日常使っている素材に
こんなことが起こるなんて、
想像したこともありませんでした。
革はさらに高額なものになり、
以前より表面にキズの多い原皮のため
いかに表面をうまく加工するかが
各社の課題になっています。
美しく表面加工をするのは大変です。
一番簡単なのは顔料仕上げなのですが、
その中でも大きな質の違いがあります。
ところで
ちょっと今回のテーマから外れますが、
有名ワールドワイドブランドの製品は
「革じゃないのに
どうしてあんなにお値段が高いの?」
とよく尋ねられます。
じつは、独自に素材を作ることは
一番、お金と時間がかかります。でも
それを知っている方は
かなり少ないのではないでしょうか。
化学の実験としてご想像ください。
素材の製作途中で、たとえばたった1%
何かひとつの配合成分を変えるだけで、
まったく違うものになってしまいます。
素材づくりとは
そんなデリケートで大変な作業なのです。
そして恒久的に、この素材で行くぞ、
と、あるブランドが決定したのであれば
製作してそれで終わり、ではなく
使って行くとどうなるかを
確認しなくてはなりません。
売り切りの量産品を作るだけの
単なる製造会社には関係ないことですが。
耐久テストというものもありますが、
それだけでなく
長年に渡って、実際どうなるのかも
確認していかなくてはなりません。
そんな素材を取り巻く環境の中で、
当店はずっと、みなさまに
革らしい革をご提供したくて
製作後、あるいは販売後も
ずっとウォッチングしています。
手触りよく、軽く、
ずっと触っていたい革、を目指して…
こうしたさまざまな理由から、
近年、原皮の厚みも薄くなってきました。
今日ご紹介しているのは、
きっちりと厚い、今では入手しづらい
金具はクライアントのお持ち込み。
使うほどに、各個人の身体になじみます。
また少し入荷しましたので、
ご興味ある方はご覧ください。
お色はブラックとベージュの2色です。
ロウ引きのウエストバッグ 81
2018/03/26「今使っているバッグは
おおむね良いのですが、
そろそろ寿命です。それで
もっと変えて作りたいと思って。」
拝見しますと、
以前にどこか個人のお店に
オーダーで作ってもらったというもので、
かなりの力作です。
一部手縫いにしていて、
おお、このように縫っているのか、と
驚くような作り方をしています。
ずいぶん前に作ったということなので
製作者がまだ若く、技術が拙いころ
文字通り一生懸命、工夫して製作した、
そんな感じがひしひしと伝わってきます。
私どもも、今でこそ
どんなものが来てもびくともしませんが、
そんな時代は、オーダー品を
相当に苦闘しつつ、それこそ
泣きながら作った覚えがあります。
革製品のフルオーダーをお受けする
という看板を出した時点で、
数え切れないほど種類のある
アイテムを作り続ける、という
大きな海へ出てしまったことになります。
時には、注文を受けた品より
高額なものを買ってバラしてみたり、
というような行為も必要でした。
そんなたくさんの積み重ねが
技術を発展させてくれます。
「教えてください。」などと言って
幸運な機会を待っているだけでは、
オールラウンドの技術を
身に着けることはできません。
革製品の作り方を教えてくれる所なんて
昔はありませんから、
自分で仕事として始めた人たちはみな
技術の習得はすべて独学でした。
そういった時代にお作りしたものは
その苦闘のぶん、ほんとうに力があり、
製作方法は自己流になっているにせよ
独創力にあふれています。
そんな力を感じるお品で
他人の作ったものを拝見する機会は
めったにありません。
久々に情熱を感じるお品を拝見しました。
すべてのジャンルのアイテムを
きちんと製作できる技術を得るには、
エクスプローラーの心を以てしても
20年以上の月日がかかります。
そしてそれ以降も研究は続きます。
それは、一生続けなければなりません。
もちろんこれは
実際の製作面だけにかかる時間です。
すべての製作知識を持って、
新しい技術に上書きしていった上で
はじめてきちんとしたコンサルができます。
みなさまひとりひとりのために、
気の遠くなるような長い時間かけて得た
すべての技術を駆使することで、
当店のオーダーメイドは成り立っています。

























