実際のオーダー例
40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。
カテゴリー
裏地のない、超軽量でフィット感ある手帳カバー
2017/03/17「裏地のないタイプで
薄く作ったカバーが欲しいんです。」
当店では、小物などはほとんどすべて
革で裏地を付けています。
そうすることで
製品重量を軽くすることができ、
その割に持ちを良くすることが
可能になるからです。
多くの人は、
「革素材を裏地に使うと
重くなるのではありませんか?」
と思ってらっしゃいますが、
それは間違っています。
裏地を革にすることで、
エッジをみがき仕上げにすることができ、
美しさと丈夫さを
兼ね備えることもできます。
本日ご紹介する手帳カバーは
向かって右側のパーツの上下を
縫わずに仕上げています。
ぱっと挟むだけなのですが、
ハードな表紙の手帳であれば
片側がちゃんとはまっていれば
使うことに問題ありません。
とにかく薄くしたい、ということで
裏地をお付けしていませんが、
こうしたアプローチも
ご希望によってお受けしています。
ご自分が何にこだわって
どんなものが欲しいのか、
デザイナーと一緒に探っていくことで
満足のいく結果を得られるのが、
オートクチュールのお品。
どうぞ快適な毎日をお過ごしください。
ジーヴズ長財布の変形オーダー
2017/03/16一点物でお出ししている
案外人気があって
いろいろな変形オーダー品を
お作りしています。
今日ご紹介するのは、そのうちのひと品。
ジーヴズは
縫ってからひっくり返すタイプの
ファスナー財布なので、
思った以上に中身が入ることが
最も嬉しい特長です。
そのため、柔らかい革でないと
お作りすることができません。
ですから、たまに入荷している
こんなお色の柔らかい革があれば、
定番のお色でなくとも
ご注文をお受けすることができます。
裏地は当店特製牛革のルバルですから、
全体的に柔らかくても
張りのある質感で、将来的に
型崩れすることなくお作りできます。
L字以上に長く開くファスナーが、
使い易さを完璧に後押ししてくれます。
今回のミッションは
「お札を折らずに入れるジーヴズで、
最小サイズにすること」、また
カード入れをなるべくたくさんお付けする
という条件も付いています。
なかなかいいまとまりとなりました。
最小サイズにする、というミッションは
使う上での使い易さも考えてのことなので、
最高に難しいリクエスト。
とても喜んでいただけたので
ホッとひと安心。ありがとうございました。
メンズクラッチバッグのフルオーダーメイド
2017/03/15「ネットに載っていたバッグがね、
かっこいいと思って、作りたいと。
こういうバッグってなぜか
なかなかないですよね!」
ご来店くださったクライアント。
当店のオーダー例を
たくさんご覧くださったご様子です。
「人によって持ち物が違いますから
大きさも、仕様も統一できないんですよ。
もし普通に大量生産するなら、
こんなに企画しづらい
アイテムもないでしょうね。」
この方は、大きな長財布をお持ちです。
大きくて厚いお財布を
そのまま持ち歩くのは、、、ということと、
他の必需品も一緒に持ち運んだうえで、
来客と一緒に
レストランなどへ出向いてもおかしくない
すてきなバッグが欲しい、というご依頼です。
クライアントのご職業とお立場を鑑み、
お出でになるお店を伺いますと、
なるほど、お財布だけ持って歩くのは
かなりいただけません。
でも、いつも仕事用の
大きなバッグをお持ちになることも
純粋な仕事時間と分ける妨げになりますし、
身体もずっと、重ったく感じます。
ということで、クラッチバッグを
どんな風にお使いになりたいかから
聞き取りをしていきました。
参考にしたのは、店頭にあるこのお品。
数年前から、この手の
コンパクトな身の回り品入れ鞄が、
男性の間では人気のひと品です。
今回は大きな長財布をすっぽり入れるので、
変則的にファスナーを片側に寄せました。
この大きなスペースに
取り出しやすいゆとりをもって、
長財布が
すっぽりと、気持ちよく収まります。
反対面には
鍵の束とたばこセットが入って、
それを取り出しやすくするための
ギミックを施したポケットを
ふたつお付けしました。
入れるものとレイアウトを
はっきりさせてくださり、それ以外は
ある程度お任せくださったので、
製作途中でどうしようか?と迷ったことは
ベストの状態に変更して
お作りすることができました。
私どもがどんな仕事の仕方をするかを
オーダー例からご理解くださったので、
細かいコントロールは一切せず、
信用くださったことは
最高に嬉しいことで、
すばらしいクライアントです。
ものを製作する時、とくにそれが
当店のように
微妙な寸法やゆとりを要求される製作物や、
世界中探してもどこにもない
アイテムだったりしますと、
長いキャリアを以ってしても
思わぬ落とし穴がしょっちゅうあります。
そんな時それが、
クライアントにご相談する内容なのか、
こちらで解決すべき問題なのかを
はっきりさせる判断に迫られます。
その判断力と、わかりやすいご説明の力を
ご理解いただけることが、
この仕事の醍醐味です。
すばらしいクライアントにお礼申します、
ありがとうございました。
レディス時計ベルトのオーダーメイド
2017/03/13たくさんのご注文をくださっている
女性クライアント。
ダンデライオンの定期入れの後、
大切な腕時計のベルトを
ご注文いただきました。
「もう何十年も前、
生前の父がくれた時計なんです。
ベルトがぼろぼろになってしまったので
メーカーへ問い合わせたのですが、
あまりいい感じのベルトがなくて…
それならここで作ってもらえばいいと。」
すてきなお話です。
その有名ブランドの腕時計は
シンプルでとてもきれいなもの。
無垢の金素材は、美しい光沢です。
「クロコダイルがいいと思います。」
ということで、
女性ものの細いベルトに似合う
斑柄を選んでお作りしました。
ところで、この時計ベルト、
時計にセットされていないのには
理由があります。
ベルトを留める金具が
長い間使われなかったために
くっついてしまいました。
そういう場合、
ブランド品であれば、そのショップで
留めてくれます。
今回は、時計ベルト製作時に
ご協力いただく懇意の時計やさんでも
外せなかったため、
クライアントの方から
直接ブランドショップに
お願いしていただくことにしました。
私どもは革製品の製作はしますが、
時計本体については素人です。
ですから、お預かりしたものに対して
責任を持って
丁寧な扱いをします。
そんな時、一緒に動いてくれる
時計職人などのプロがいることは
とても心強いことです。
良いベルトができ、
留めてもらうこともできるとわかりました。
お手数おかけしましたが、
クライアントの方には感謝しています。
スーツの内ポケットに入れる二つ折り財布のご注文
2017/03/12とても変わったお財布をご紹介します。
お色も珍しいタシのグレーですし、
印象に残る仕様のお品でした。
メールでご予約いただいた時すでに、
かなりお考えが固まっておいでの
ご様子でした。
聞き取りをしていき
スケッチ画で完成形を描いていきます。
当初から条件は、
スーツの内ポケットに入れる時
楽に入って、型崩れがしないよう、
という内容でした。
元にしたのはお手持ちのカードケース。
それに対して
もっとこうあればいいのに、という
ご希望をいただくことで
完成に至った仕様です。
向かって左側の白い部分には、
現在お持ちのカードケースを
セットしてお使いいただきます。
薄くするため、
使い易くするために
合理的な札の挟み方にしたり、と
アイデアは満載。
もちろん、普段ご着用のスーツの
ポケットの大きさなども伺っています。
しばしば、ご予約の時点で
お好きなブランドや服装を伺いますから
あらかじめ、どの色をお薦めするかも
デザイナーはイメージしています。
ご相談時にご予約をお願いするのは、
そうした直感を働かせるため。
最近、ご予約なしでのご来店が増えています。
ご来店そのものはありがたいことなのですが、
みなさまとのご相談を、デザイナーが
最も良いコンディションでお受けするには
ちょっと間が悪い時もあります。
また、他のクライアントとご相談中であれば
場合によっては1時間以上
お待たせしてしまうこともあります。
ご相談は、
クライアントご自身のためのシステム。
うまくお使いになることで、
満足感のある
楽しいご相談時間を
お過ごしいただきたいと思います。

























