実際のオーダー例
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貴方のオーダーのヒントになさってください。
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カードを分けて入れる、小銭入れ付きカード入れ 50304
2025/06/12
当店ウェブを見て、
「良い革で作りたいと思いました。」
とご来店くださったご相談者。
現在使っているお気に入りを
バージョンアップして作りたい、
というご希望でした。
「会社のエントランスの器械だと
革や中身が厚いと反応してくれません。
それで会社のカードが入るポケットは
革を薄くできるといいんですが…」
興味深いご依頼です。
Suicaなど交通系の機器なら
お財布に入っていても反応するほど
強い磁気読み取りですが、
たしかに、日常生活において
それは読み取らない機器もあります。
というわけで出来上がったのが、
こちらのオーダー品。
カードや名刺の入る本体の真ん中に
ファスナーの小銭入れがあります。
また、本体にDカンを付けて
リードを付けるようにしています。
後ろ面には外ポケットもあり、
件の会社で使うカード2種類を
フタ裏に付けた内ポケットと
この後ろ面の外ポケットとに入れ、
さっと機器にタッチする、
という流れです。
もともとのこの方のご愛用品は、
フタの外側と裏面の外ポケットに
プラスチック窓がついていました。
「これが割れてしまうのが嫌です。」
ということで、
もし革の厚みをxミリにできるなら
このプラスチック窓はいらない、
というご依頼内容になりました。

製作に入りますと、
そのxミリで作るという内容は
クリアできましたから、
出来上がりもうつくしいお品です。
お受け取り時に「これです!」と
喜んでくださったクライアント。
お持ち帰りになって以降
会社に入れなかった、
というご連絡はありませんから
問題なく作動しているご様子です。
今度はプラスチック窓が割れることも
ありませんから、
どうぞ長くお使いください。
この度はありがとうございました。

小分けの外ポケット付き、財布も兼ねたウエストポーチ 502N
2025/06/11
珍しいご注文をいただきました。
ウエストポーチですが、
小さな外ポケットがみっつあります。
これは幾種類かの薬を
分けて入れる外ポケットです。
とくに持ち歩くアイテムが
多い方にとって、ウエストポーチは
手ぶらで歩くための
合理的な道具です。
このウエストポーチは毎日、
しかも一日中身に着けるわけですから、
軽く、身体に負担なきよう
お作りしています。
ほっそりした方で
「市販品はウエストが大きすぎて」
とのことから、しっかり採寸し
気持ちよいサイズに仕上げました。
ウエストポーチの製作難易度は、
リュックに次ぐ難しいアイテムです。
というのは、本体バッグの
ウエスト周りと外回りの寸法が
かなり違いますし、容量に適した
上下面の寸法も出しにくい。
そして、上部の寸法より
下部の寸法を落とす方が
身体に沿いやすいうえに
使いやすいですから、
それを踏まえた型紙づくりは
相当綿密に行いませんと
うまく収まりません。
使ってらっしゃる見本があって
それから型紙を取ることができれば
かなり違いますけれども。
型紙づくりと大きさの確認のために
ダミーバッグを作って
完成形を確認します。
外ポケットが大小みっつですから、
なるべく全体の大きさが
大きくならないよう、腐心します。
三つのポケットの脇のループは、
腕時計を携帯するためのもの。
ご注文者は作務衣をお召しになる方で
作務衣にはポケットがありませんから、
すべての持ち物をこれで持ち運びます。
そういうことから、
このウエストポーチは
お財布の役目も兼ねています。
本体内側には
カード入れと札入れがあります。
これぞ生活のオールインワン。
シンプルな生活をなさる方なので、
ここまで持ち物を
少なくできるのだと思います。
「生活を変える年代に入って
住まいも含めて見直しています。
今のポーチが古くなってきたことで
そろそろオーダーして
自分に合ったものを作ってみたい、
と思いました。」
ありがとうございます。
長くお使いいただけることを
願っております。
このたびはありがとうございました。

プレゼントのハイブランド革の名刺入れ 250309
2025/06/10
以前ご自分のバッグを
ご注文くださったクライアントが、
お母様へのプレゼントとして、
すばらしい真っ白な名刺入れを
ご依頼くださいました。
「母も会社をやっているのですが、
まだまだ頑張ってもらいたいと思い、
ステキな名刺入れを作ってもらおうと
伺いました。」
とても若く見えたご依頼者ですが、
お母様の年齢が還暦過ぎとのことで
ご依頼者の年齢が推測できました。
ご注文者のように
きっときっぱりとした性格で
お若くて素敵なお母様でしょう。
真っ白をお選びになったのは、
それを表していると思います。
「そのくらいの年齢から
使い始めるのでしたら、
もっと年齢が行った時のことを考えて
名刺を取り出しやすいものにすれば、
お仕事を続けたいと思うかも…」
なんてデザイナーは言っていました。
彼女は、人は年齢を重ねるごとに
何が大変になるかをよく観察しており
それは、ほとんどの場合真実です。
今回は、名刺の頭を
たくさん出す方法を使いました。
これは以前、別のクライアントからの
前回これが出来上がった時
デザイナーは、
「多少指の動きが悪くなっても
これなら出し入れしやすいわ。」
と言っていました。
あるクライアントのことだけを考えた
新しいデザインが、
のちのち、同じくらいの年齢の方に
再び喜んでいただける場合があります。
「そんな解決方法を
たくさん考えらえると良いのにね。」
デザイナーはいつも、
みなさまの身体が楽になって
ストレスが無くなること、や
「きれい」「見ると心が弾む」と
日々を過ごしていただける製品を
作りたい、と言っています。
そういう意味では、
今回の真っ白な名刺入れは
相当インパクトがありますし、
パっと見ただけで気分がアップします。
これをあのご注文者のお母様が
お持ちになると思うと…
作る方も気持ちが高揚します。
受け取りのご来店時、ご依頼者は
「これは良いですね!
これなら喜んでくれます。」
と笑顔を見せてくださいました。
とにかく美しい白でした。
ハイブランド革の白は
どこの革より正当な白い色で、
きっとお母様は
喜んでくださったと思います。
このたびもありがとうございました。

雨の季節、汗の季節のかごバッグフェア
2025/06/08
これから少しの間は雨の季節。
その後は汗をかく季節になるから、
かごバッグを持ちたいことが
出てくる季節です。
先日久しぶりにファッション卸の
知り合いの社長をお訪ねした際
目につく一点ものがあって、
仕入れさせてもらいました。
こんな機会はめったにないので、
珠玉のデッドストック品も併せて
お出ししようと思います。
週明けの11日(水)~
かごバッグフェアを行います。
ファッション好きのデザイナーが
「これは私が欲しい」というお品を
厳選した10点。
ほとんどは日本に1点だけの
ステキなかごバッグです
代官山時代の夏は、
デザイナーが自分の好きな
エリック・ジャビッツの
かごバッグをたくさん扱いました。
そのバッグたちは
今でもみなさん使ってくださっていて
「これはほんとに良かった」と
言ってくださいます。
あの頃の製品は
今の製品と違って、一つひとつが
たいせつに作られていた気がします。
「量産品にしてもかわいげがあって
今の製品のように『規格品』
という感じはなかったですよ。
同じものでもそれぞれ魅力があった。
今の製品には顔がなくって、
みんな同じに見えちゃいます。」
お写真の中に
気になるものがある方は、
お早めにお訪ねください。

ハイブランド革、フランスラムの軽いトートバッグ 250306
2025/06/07
以前、歴代使ったバッグの中で
「これが一番使いやすいんです。」
という普段持ちの小さめバッグを
元にしてご注文くださった方が、
その出来上がりを気に入って
ふたつ目をご注文くださいました。
「前回のバッグはよく使っています。
お気に入りで、満足してます。
そこで今回は、
あのバッグとは全く違うタイプで
容量のたくさんあるバッグを、
軽くて柔らかいこの形で
お願いしたいと思います。」
と、見本をお持ちになりました。
今回は、前回と比べると
だんぜん容量の多いバッグです。
これは
とても上手なオーダーの使い方です。
この方のように、
お持ちになるバッグを
容量で分けていただくと、
バッグ生活は格段に豊かになります。
「このバッグにはたくさん入れます。
実際には少ない時もあったり、
といろいろですが… 使っていて
柔らかく、軽くてくにゃくにゃで、
このクタクタに柔らかいところが
気に入っています。」
お持ちくださったのは、
ごく薄のキャンパス地で作られた
まったく形が取れないほど柔らかい
大き目のトートバッグでした。
革製ですと、薄いキャンパス地ほど
柔らかくはなりませんが、こちらに
ある中でも一番柔らかいフランスラムを
お薦めすることにしました。
やわやわと手触りの気持ちいい、
ハイブランドが使っている革です。
裏地はカーキ1色が良いとのことで、
当店で使っているナイロン地の中で
色違いをお選びいただきました。
このナイロン地は長く使っていますが、
丈夫であまり汚くならないことが
長年の使用経験からわかっています。
このように
素材の経年変化を知っていることがが、
長くハードにお使いいただく
高品質のお品をお作りするために、
必要な情報と思います。
ただしこのナイロン地は丈夫なため、
今回の「クタクタになる」には
該当しないかもしれません。
その辺りはきちんとご説明して、
ご依頼者の了解を得ます。
でもきっと
あそこまでのクタクタより
使いやすいのではないかと思います。
いずれにしても、ピックアップ時に
「いやあ、良い出来ですね。
こういうのが欲しかったんです!」
と喜んでくださったクライアント。
クタクタ度も大丈夫でした。
このたびもありがとうございました。
こちらも気に入ってくださり、
ご愛用いただけることを
心より願っております。

























