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個性的なベルトのご注文 30301

個性的なベルトのご注文 30301

2023/07/10

ほっそりしたお身体に

インパクトあるベルトをアクセントにした

クライアントは、やはり!という

ご注文をくださいました。

「きれいな色が欲しいんですよ。

おもしろいベルトを売っていたお店に、

最近とんとベルトが入荷しなくなって。

 

住まいが西の方なので

一度関西で作ってもらったのですが、

そこにはきれいな色がまったくなくて…

こちらならいかがかとお訪ねしました。」

 

 

 

 

 

 

デザインベルトで、

とても幅が太かったり

ルーズに占めるタイプですと、

お身体に合わせるためには

立体裁断の用意をして

最終的な仮縫いをする必要が出ます。

 

そこでそんな必要がないように、

「気に入っていて

私の付け方(サイズ)に合うベルトを

持ってきました。

 

この形で、x番目の穴で使えば

身体にぴったりですから

気に入った感じになると思います。」

さすが当店のクライアントです。

 

 

 

 

 

 

革のサンプル帳をお見せして

リクエスト頂いたお色は、

フェアリーブルーとフューシャピンク。

どちらも鮮やかなお色ですが、

この方にはぴったりで、

最初からお持ちだったかのような

イメージです。

 

ブルー系はエッジを白くして

爽やかでシャープな印象に仕上げました。

2本とも見本と違うのは、続き革で作らず、

ふたつのパーツに分けたところ。

 

 

 

 

 

 

なぜなら

お持ち込みいただいたベルトには

いろいろなアップリケが施されていて、

そのアップリケがアクセントとなって

ベルトの太さの変わる部分が

自然に収まっているのですが、

一色でお作りするとなると、

いまひとつステキでなかったからです。

 

 

 

 

 

 

デザイナーのセンスを信じてくださり

細かいところはお任せくださったので、

とても楽しい仕事となりました。

 

あと1本同じようなデザインで

当店オリジナルの革でお作りしますが、

個性的なバックルを使うこともあり、

少し形を変えてみようと思います。

 

「これからの季節にぴったりね!

ブルーの方は縁が白いと聞いて

どんな風になったのかしら?と

想像ができなかったですが、

これはステキです。付けるのが楽しみ。」

と、お受け取り時に

お電話をくださいました。

喜んでいただけて良かったです。

たくさんのご注文をありがとうございます。

 

 

ふたつ目のショルダーバッグ 305N

ふたつ目のショルダーバッグ 305N

2023/07/08

自分に合った究極のバッグのために

こちらのクライアントは、

ひとつ目から間髪入れずに

ふたつ目のご注文をお出しくださいました。

 

ひとつ目を使って

どこか変えたいところはないか、

それを反映させたわけです。

もともとからそういった目的で

ひとつ目のご注文を出されました。

 

 

 

 

 

 

事前にバッグの作りについて

随分とお調べくださった

クライアントですが、

実際に形になってみますと、

「ここはこうなるのだな」と

現実的にご理解いただいたことで、

 

ご指定いただいた作り方のなかで

省くことがあったり、

内ポケットの大きさを5ミリほど大きくし、

前回、入れるモノに合わせて作った

別々の大きさのポケットを

同じ大きさに統一したり…

と、細かい点を修正しました。

 

 

 

 

 

 

こちらのクライアントはオーダー前に

このバッグに近い現物をお使いになって、

ショルダー紐の角度なども

ご指定くださっています。

 

ですから、この紐の付け方は

ご自分の身体に沿うような角度に

なっています。

そんな理由から、上から吊ると

下のお写真のような角度になります。

 

 

 

 

 

 

今回、内装は

とてもシンプルになさいました。

同じサイズのポケットを3列x2段にして、

どのポケットにでも

お持ちの小物が入るようにしました。

 

小物の大きさによっては

数種類のモノを入れる可能性もあります。

そのような中身の変化に対応できる

汎用性の高いサイズがこのサイズに

なったご様子です。

 

 

 

*3列x2段の内ポケット。底を仕切らない
仕切りの中なら、取り出しやすくなる。

 

 

たまたま今、デザイナーが

自分で使いたいバッグを

考えているようですが、

このバッグは同じ発想だそうです。

 

それはまず、

PCや書類を

パッと取り出しやくするために、

小物とは別部屋に収めたい。

そして、さまざまな小物類は

別々のポケットに収納して、

探しやすくすること。

この2点です。

 

バッグの機動性を高く保つには、

有効な手段のひとつと思います。

 

こんな風に考えてオーダーするのも

楽しいことと思います。

このたびもありがとうございました。

 

 

背中合わせの長財布 30306

背中合わせの長財布 30306

2023/07/05

お使いの現物をお持ちくださった

長財布のご注文品です。

 

店頭でどれだけの数

財布を見てきたことか、

とつい自慢したくなるくらい

たくさん拝見してきましたが、

 

これもしかし、

初めて拝見する形の長財布でした…

同じ財布のご注文をいただくことは、

これから先、一度くらいあるでしょうか?

 

いつもそれを願っていますが、

同じご注文が入る確率は

宝くじが当たる確率くらいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

そんなことはさておき、

正面からのお写真を見ていただくと、

ごく普通の長財布に見えると思います。

 

ところが、ヨコ面から見ますと

以下のお写真のような長財布です。

 

そう、二つの長財布が背中合わせに

くっついている、双生児のお財布でした。

 

 

 

 

 

 

こうした形の場合、

パッと考えられるくっつけ方が

いくつか頭に浮かびますが、

その中のどの方法で

このお財布は作られているでしょう?

 

そんなゲッシングゲームをしながら、

製作責任者は見本を拝見していきます。

 

 

 

 

 

 

また

ふたつのお部屋があるわけですから、

それぞれ内部は

どうなっているでしょう?

 

中は案外シンプルでした。

片方にはカード入れが一枚だけ付き、

もう片方には

カード入れと仕切りがあります。

お札の種類も分けられますし、

シンプルでも使いやすそうです。

 

 

 

 

 

 

ネットでお探しいただき、

遠方からご訪問くださったクライアントに

感謝申し上げます。

 

ピックアップ時も

わざわざお受け取りのためだけに

東京においでくださいました、

ありがたいことです。

 

新しい長財布は

全体に落ち着くまで、少しの間

ピンピンと跳ねた感じがしますが、

 

手で撫でていただくことで

どんどん落ち着いて良いツヤが出てきます。

長くかわいがっていただけることを

心より願っております。

 

 

ロイヤルブルーのA5システム手帳

ロイヤルブルーのA5システム手帳

2023/07/03

当店クライアントのみなさまは

美意識の高い方々と感じます。

 

本日のクライアントも然り、で

以前お作りしたお品は

デリケートで美しいお品でした。

 

その時のご要望内容を鑑みますと、

再度おいでいただけたのは

とても嬉しいことです。

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

今回のオーダー品はA5システム手帳。

シンプルですが、

やはりとても美しいお品です。

 

外側はハイブランドのロイヤルブルー、

内側は当店オリジナルのヌメ黒です。

この革の対比はゴージャスで、

目にした人の注意を引きます。

また、ブルーxブラックの組み合わせは

シックで好感度も高いですし、

外から見た目もハイクラスです。

 

 

 

 

 

 

こちらのクライアントは

セミナーをなさるご職業だそうですから、

こういった持ち物は

そのご職業にふさわしいものです。

 

デザイナーは常々言いますが、

「いまの市場には何でも売ってるけど、

個人営業の社長が持つタイプの持ち物は、

ほとんどないのよね。

おしゃれなものはたくさんあるのに…

 

洋服にはいろいろなブランドがあるから

良質で身体に合うものを探せるけれど、

 

バッグはすぐにどこどこのもの、と

わかるブランドものは持ちたくない、

あるいは、持たない方がいい、という

場合や人もあって、

何より使い勝手が大事だし…

その人の個性や職業をバッチリ現す

持ち物は

やっぱりオーダーメイドの仕事かな。」

 

30代の方々から

まさにそういうご依頼が増えています。

たとえ個人営業の業態であっても社長は社長。

品と格があって、

対峙する人の誰にも

それがわかる見た目にすることもだいじです。

 

「そう、社長は社長、って

自分でも人からも呼ばれることは大切です。

謙遜ではなく、きっちりした事実として、

自分の立場を言葉で現すことになりますから。

そこから、新たな意味合いの

自覚と責任を感じることができます。」

デザイナーはよく言います。

 

 

 

 

 

 

当店定番は、そのような方々にも

お持ちいただけるデザインです。

 

先日ご来店になったクライアントからは

こういうご感想を頂きました。

「そうそう、そうなんですよ、

自立するバッグが欲しい、というのが

一番最初の希望だったんですけど、

ダレスバッグをネットで探すと

会社員然としたデザインばかりで…

 

でもここでこれを見ると、全然違いますね。

どうしてこういうイメージで

できるんですか?どこが違って

他にはこういう製品がないんだろう?

これならカッコいいなあ。」

嬉しいご感想です。

 

今回のクライアントも

高い美意識の中で、

私どもと一緒にご自分に合った製品を

作る決心をしてくださいました。

ご職業のお役に立てることを願っております。

この度もありがとうございました。

 

 

モンブランのペンを5本入れるためのペンケース 30409

モンブランのペンを5本入れるためのペンケース 30409

2023/07/01

モンブランペンをご愛用のクライアント。

遠方からおいでくださいました、

ありがとうございます。

 

出来上がり時、

入れたいペンをすべてお入れいただきました。

その時のお写真が、下のものです。

 

「全体の形が、想像よりずっと

ステキなラインになりました、

良かったです。

もっと四角い箱のようになってしまうのかな、

と思ってましたから。

これならカッコ良いですし、

手に持ちやすいですね。」

そう思っていただけて嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

こうして真上から見ますと、

あらためて、雪の冠った白い山と

名づけられた会社の名前を思い起こし、

考えられたデザインだ、と感じます。

5本も揃うと壮観です。

 

それぞれのペンに思い出がおありのようで、

大事に長く使ってらっしゃることを

うかがい知ることのできる、本品です。

 

 

 

 

 

 

正面から見たケースの形は

やや台形になっていて、

まろやかな丸いラインが効いています。

 

「四角く作るのなら簡単ですが、

あまり見た目は良くないですし、

箱のようだと持ちにくくなりますから。」

とデザイナーは応じています。

 

こういった微妙なラインの修正をするために

どの製品も違和感なく

きれいな収まりになるわけですが、

修正はご想像以上に厳しく行われ、

作っている技術者からは

「たまには

もっと簡単なものを作りたいですね。」

とよく言われるくらいです。

 

 

 

 

 

 

真上からのお写真だけでは

何が何だかわからないと思いますので、

フタを開いたところをお見せしましょう。

 

なんとなんと、

こちらのクライアントからのご要望は、

2段式にして5本収納、ということでした。

しかも

1本1本は独立して入れられるように、

とリクエストをいただきました。

 

このペンケースウェブショップで見て、

このイメージがいいな、と思いました。」

 

 

 

 

 

 

下段に3本、上段に2本、

ペンの太さに合わせた仕切りをお付けしました。

そんなことで

5本のペンをみちみちに詰めても、

まろやかなラインで

それぞれがぶつかることなく収まります。

 

アクロバティックな作り方を考えつくのも、

クライアントからご要望いただくから、です。

難しいご要望をいただくことから

開ける技術もたくさんあります。

このたびはありがとうございました。

機会ありましたら、お使いのところを

お見せください。

 

 

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