革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2018.01.30

ハラコのiPhone7ケース

iPhone7用ケースを

ハラコでお作りしたのは、

初めてのこと。

 

こういう珍しいお品は、

お写真からだけでも

ファッショナブルで愉しいイメージを

ご堪能いただけることと思います。

 

ハラコ素材のiPhoneケース

 

「いま世界中で

どこにも売ってないものを

お作りする」

オーダーメイド店としては、

作る側も楽しめる感覚のお品です。

ご注文、ありがとうございます。

 

さてここで

ハラコのご説明をしましょう。

 

ケースを開いたところ

 

ハラコがどんな革か、なんてことは、

ネットでお調べいただければ一目瞭然。

ですから、ここはひとつ

オーダーなさるみなさまに

オーダー時、ご注目いただきたい点を

ご紹介していきたいと思います。

 

フタの留めはマグネット式

 

ハラコの特徴と言ったらそれはまず、

毛皮である、ということ。

 

ある程度の長さの毛足を持った素材は、

縫い目に対する毛の流れが

あちこちに向いてしまいますから、

縫う場所をできるだけ少なくしたい、

というのが作り手の本音です。

毛の流れがパーフェクトに

あらゆる縫い目の方向と揃うことは

ほとんどないのですから。

 

手にもなじみます

 

ということは、

出来るだけ少ないパーツで、例えば

今回のように一枚革で作ると

縫い目が少なくなるために

綺麗に仕上がるということ。

もちろんその分、

革のロスは増えてしまいますが…

 

また、ハラコは

みがき仕上げなどが出来ませんから、

コバをさらに綺麗にするため、

縫った後で、ていねいに

毛を整える作業もしています。

 

こんな具合に

作り手が製作時、何をしているか、

何が製作のポイントとなっているのかを

お含みおきいただければと思います。

 

継ぎ目のない一枚仕上げ

 

また、内縫いのバッグ製作では

毛の流れがめちゃめちゃになり、

時によって分け目が

出来てしまうことになりかねませんから、

あまりお奨めできません。

 

美しい仕上げのためには

やはり外縫いがお奨め。

本来、なかなか難しい素材ですが、

製作方法がうまくはまると

こんなに美しくできあがるのです。

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