2019.05.24

ハイエンド素材、イタリア刺繍革のトートバッグ

以前入荷した最新技術の革、

イタリア製の刺繍革で

ご注文をいただきました。

 

「この前見せていただいた時には、

あんまりきれい過ぎて

自分には向かないんじゃないか

と思ったんですが、

やっぱり素敵ですね!」

 

 

自分にピッタリの見本トートバッグを

お持ちくださったクライアントは、

思いもかけぬご決断をくださいました。

 

以前お見せした時には

ふ~ん、というように感じたのですが、

じつはそんな風に思ってくださって

いたのですね。

 

 

布であればまったく何の不思議もない

全面刺繍の一枚素材で

当たり前のように作られていますが、

地素材は革なんですよ!

 

これ、いったいどうやって

刺繍したのでしょう?

刺繍って

細かい針の穴がたくさん開きますよね。

普通のミシンで刺繍したら

革素材は切れてしまいます。

 

 

では、刺繍糸が裏まで出ていないのかな?

と思って裏を見てみますと、

やはりしっかり刺繍糸の裏が出ています。

ほんとに不思議ですが

これがただいまの世界の先端技術です。

 

こういった開発ではあの国、

やはりイタリアが毎年

新しいアプローチの革を出してきます。

それが毎年新しいのですから

驚きです。

 

 

この革、日本では

まったく売れなかったらしいですが、

その理由は

「仕立て方が難しいから」です。

 

裏まで刺繍糸が出ていますから、

革が重なる部分であっても

薄く漉くことが出来ません。

 

「美しい」から

この素材に手を出したデザイナーは、

かなり考え込んでいました。

 

こちらから何か提案が無ければ

お客さんにはイメージがわかないでしょう、

とお作りしたのが

10周年の記念のレディスお財布バッグ

レディス肩掛けポシェット

このように、他の革と組み合わせるのは、

この革にとって必須の条件です。

 

 

このような研究を常にすることで、

どんな革が来ても

きれいに仕立てることが出来るわけです。

 

そして、最初の研究品だからといって

いまいちのお品が出来上がるわけではありません。

ショップに出ておりますものも

すばらしい出来で、使い勝手の良いお品です。

 

クライアントのいないお品なので、

どれも特別にお安いお値段でお出ししています。

 

ご紹介しているお品は

すべての柄をきれいに合わせています。

こういったところが、

フルオーダー品で

特別にお作りしているところ。

 

美しくて、使いやすいものになりました。

ありがとうございました。