革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2020.01.19

A4サイズが入るギンコショルダーバッグ の意味 91

「このバッグが、じつはなかなか

使えるんじゃないかと、

ウェブショップを拝見して

想像していました。」

とご来店くださったクライアント。

 

すばらしい眼力をお持ちです。

デザイナーのお気に入りのひとつ

ギンコ」は、

いろいろな意味で「使える」バッグです。

 

 

「A4サイズがタテに入ると読んで、

あら?と思いました。

小さいサイズなのに

これだけ入りそうなバッグも

そうそうないと感じまして…」

 

当店ウェブショップの製品は

どれも、コンパクトサイズなのに

見た目以上にモノが入ります。

 

それはデザイナーの体格や年齢に

関係があります。

 

バッグというアイテムは

ファッション的側面もありますが、

まず第一に

「モノを入れて運ぶ」ことが

重要な役割。

 

 

ですからそれは、入れる中身に合わせて

バッグの強度を考えなくてはならない、

ということであり、

 

使う手順として

無理のない仕様であることが理想です。

 

そのバランスがうまく取れていて、

さらに見た目に「ステキ」であれば

文句ないところかと思います。

 

デザイナーの小さめの体格と

どんどん増していく年齢は、

それらに対して特に厳しい目になります。

 

 

しかし実際には、

どんなに使い勝手が良くても、

 

軽い鞄でなくては、

使う気になれないところが

何とも歯がゆいところ…

 

入れるモノに合わせて

形を決めるのは当たり前のことですが、

 

それでこの「ギンコ」に関しては、

サイズ決めの常識を変えてみました。

 

 

ギンコは、A4サイズを持ち歩くことが

週に一回くらいの頻度であるならば

その時ちょっとだけ我慢すればいい、

という発想で作っています。

 

だからA4サイズを持ち歩く時には、

A4はタテ入れに入れ、

それが鞄の口からは出ることは必然です。

 

それが当たり前の状態として作った鞄です。

 

 

週一回程度のことであるなら、

大げさなバッグを持ち歩くより、

小ぶりで小回りの利く鞄の方が

より身体が楽になります。

 

少しの不便を我慢することで、

他の要素が

ずっと楽になるとしたらどうでしょう?

 

当店では

クライアントのみなさまに、

こうしたご提案もしていきます。

 

長く使えてしまう素材だから、

オーダー鞄にはいつまでも現役で、

みなさまの生活に

定着してほしいと思っています。

 

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