革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2019.06.9

プレゼントのクラッチバッグ 812

毎年同じ時期になると

プレゼント品をご注文くださるクライアント。

当店の季節の風物詩にもなっていらっしゃります。

 

この方からご注文をいただきますと、

ああ、そろそろこの季節なんだ、と

また一年が経過したことを感じます。

 

 

毎回スケッチ画をお送りくださり、

それに対してメモ書きのように

・これにはxxが入る

・外側のポケットはxx用

・→ここの色はグリーンで、全体は黒

・・・

といった感じでご指示をくださいます。

 

とくにお教えしたわけでもありませんのに、

このクライアントの当初からの

このスタイルは、

ご相談を進めるにあたり

とても役立ち、助かっております。

ありがとうございます。

 

 

最近ではメールでのご相談も多く

お会いしたことのないクライアントも

増えておりますが、

 

お書きくださった文章の内容によっては、

一番最初の御相談で必要なものとして

・欲しいものの簡単な図

・見本があるのなら、そのお写真

・欲しいものに近いものが載っているURL

などをお願いすることもあります。

 

 

昔は「スケッチ画」とお願いしてましたが

それに対する少なくない反応が、

「絵は苦手なので、スケッチはちょっと…」

というものでした。

 

そこで、「簡略図」を

お願いするようにしたのですが、

そうしたところ、以前に比べ

図を描いてくださる方が増えてきました。

ありがたいことです。

 

 

ある「物」の説明を

文章だけで行うことには、

よほど慣れている人でない限り

限界があります。

 

当店が、たくさんの

お会いしたことのないクライアントとの

やりとりだけで

フルオーダー品を仕上げるには、

それなりのコツがあるからできること。

 

それは、当初から

メールだけでもご相談を承ってきたため、

「行き違いのないご説明」のできる

スキルを持っているからです。

 

 

そんなわけで、もし

どこにもないものを

フルオーダーで作ってみたい、ということに

なりましたら、

恐れずに「簡略図」をお描きください。

 

当店デザイナーなら、

お描きいただいた図の余白からさえも、

言葉にならない感覚的なご希望を

読み取ることができます。

 

でもまず、フルオーダー品として

お薦めするのは、

現在お使いの「出番の多いもの」から

仕様を変えていくこと。

 

なぜなら、使ったことのないものは、

いざ使ってみると

「合わない」ということが

あるからです。

 

デザイン先行でない限り、

「好きでもないのに、出番の多いもの」の

価値を認めてあげてください。

それがあなたの助けになります。

 

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