革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2019.12.15

柔らかく軽く、雨ジミのできないリュックバッグ 95

「オーダー例で

紹介されているリュックが、

まさに私の欲しい形です。」

 

当店のマロンバッグや

お財布をお持ちくださっている

クライアントが、

次に的を絞ったのは「リュック」でした。

 

 

余談ですが、

マロンバッグは、バッグ好きな人から

よく褒められると言ってくださり、

ある時、小学生の女の子が

褒めてくれたそうです。

嬉しいことです!

 

革がお好きで

おしゃれがお好きなクライアントの

次の候補となったのは

リュックですが、

 

 

背中側からものを出し入れできる

ファスナーの付いたタイプが

なかなか見つからない、とのこと。

 

外側にファスナーが付いていると

防犯上ご心配、ということで、

長時間歩く時に

水筒も持ち歩ける大きさのものを

ご希望でした。

 

 

さっそく

オリジナルをご注文いただいた

クライアントにご連絡を取って、

「同じデザインで

お作りしても良いでしょうか?」と

お尋ねしました。

 

この方から快いお返事をいただけて、

製作へと進みます。

それぞれのクライアントとの

結びつきに、感謝申し上げます。

 

 

このたびのリュックは

アウトドアでお使いになるご様子なので、

ワックス掛けをお薦めしました。

 

今まで何人ものクライアントが

ワックス掛けの革を使ってくださいましたが、

 

効果を知っている私どもからしても、

どれも驚くほど

お手入れ無しできれいに育っています。

 

そういう例は、

後ほどご紹介しなくてはなりませんね…

 

 

こちらのクライアントは

遠方にお住まいなので、

メールでやり取りをしました。

 

中に何を入れるか、

特別に分けて入れたいものは何か…等

このクライアントの

「便利」と「らくちん」、

それから「美しさ」を目指して

聞き取りを続けていきます。

 

 

体格を伺い、サイズを確認し、

どんな服装が多いかを伺って、

お薦めするお色の候補を挙げます。

 

ここがどのクライアントにとっても

もっとも楽しいところ!

 

当店は、この世に存在しないお品を

お売りしているわけですが、

そんなことは

コミュニケーションがしっかりと補います。

 

 

「他人が理解できるように説明すること」

「お互い同じ理解でいることを目指すこと」

このふたつの要素は、

面と向かって話し合っていても

時に難しく、

しばしば行き違いが起こります。

 

オーダーメイドでは

この二点を完ぺきに近いほど行い、

さらに感覚的なイメージまでも

すり合わせていきます。

 

それと同じことを、

メールのやり取りだけで

文章で行うことは、

顔をつき合わせて話すより

難しいことかもしれません。

 

 

当店では、クライアントのみなさまは

それぞれ、

プロのデザイナーと技術者を

自分のためだけに持っていただけます。

 

自分の感覚を理解してもらい、

バッグや財布の

出来上がり雰囲気を

うまく出してもらうためには

この分業は、必要なことです。

 

 

技術やデザインを

客観的な目で見て、

必要な作業に落とし込んでいく…

 

ここまでの作業がないと、

モノ作りは

前に進むことが出来ません。

 

以下に、お届けした際にいただいた

クライアントからのメールをご紹介します。

 

 

************

リュック、届きました。

ちょうど水筒を

中身入りで持っていたので

入れてみました。

 

今、普通に使っているカバンだと

水筒のホルダーがないので

倒れたりしますが、

ホルダーに入れると安心ですね。

 

たてのファスナー部分には

ジーヴズとキーホルダーのジーヴズが

ぴったり入ります。

 

 

思ったより荷物も入りそうで

安心です。

背負ってみたら軽くて楽ですね。

すごく気に入りました。

旅行にも連れて行けそうです。

 

また、使ってみての

感想も送りたいと思います。

今回も注文してよかったです。

ありがとうございました。

************

 

今頃

お役に立っていることと思います。

ありがとうございました。

 

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