革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2021.03.2

質感の違うベルト3本 2009

 

ベルトのご注文は少なくありませんが、

今回のご注文は

少し変わったものでした。

 

下のお写真をご覧ください。

左から、以下のようになっています。

・一枚革のベルト

・ルバルで作った表面が柔らかいベルト

・昔ウチでお作りしたベルトを

長く伸ばしたもの

 

 

 

一枚革のベルトは厚さが3.6ミリほどあります。

裏地は無いので、ベルトの端に

ステッチをかける必要はありません。

 

それで、

見た目はいたってシンプルになります。

 

 

 

次の黒は、ルバルでお作りした

表面が柔らかいタイプ。

 

柔らかい革を、しっかりと作っています。

よくみなさまが戸惑われるのですが、

柔らかい革でもカッチリと仕上げられますし、

硬い革でも柔らかいタイプの形を

作ることが出来ます。

 

硬い、柔らかいは、あくまでも

表面のテクスチャーのことだと思ってください。

下のお写真で、

表面の柔らかい感じを

ご覧いただけるでしょうか?

 

 

 

さて3本目のベルトは、ずいぶん前に

お作りした定番のベルトです。

サイズはその頃のジャストサイズなので、

ちょっと長くしたい、というご要望です。

 

長くする場合は

いろいろな方法がありますが、

前回長くした時(今回は2回目)の

方法を採用して、

別パーツを付けることで解決しています。

 

 

 

それで上のお写真のように、

オリジナルのベルトの上に

新しいパーツをお載せしています。

 

こちらは、オリジナルにも新パーツにも

(ルバルのベルトもそうですが)、

革の芯をサンドイッチしています。

そうすれば、丈夫で、

使うにつれて、

持ち主の腰のラインにぴたりと会った

気持良い収まりのカーブが出来上がります。

 

大切にお使いくださって

ほんとうにありがとうございます。

 

こうした製作後のご調整も

お気軽にリクエストください。

 

 

 

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