革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2021.04.16

出来上がり品のイメージについての例、ベルトの質感

 

今日は、製作の現場をお見せします。

 

良いとか悪いという意味でなく、

当店が、クライアントのご希望に対して

どこまでの気持ちと技術を持って

臨んでいるかをご理解いただければ、

 

お望みのデザインやイメージとして、

どんな内容を

どこまでリクエストしてもいいのか、

ご想像いただけると思うからです。

 

 

 

今回アップした2枚のお写真は、

ある1本の注文ベルトを作る時に

クライアントのイメージを

正確に表現しようと製作したものです。

 

当店がなぜ、店舗となりのアトリエで

製作しているかというと、ひとえに

「オーダーを受けたデザイナーが

製作の場にいること」を

必要としているからです。

 

そうでなければ、一人ひとりの

個性の違うクライアントに対して、

正しい判断は出来ません。

 

トータルイメージは

細部ひとつひとつの積み重ねで

決まります。

 

ファスナーの引手のような

小さなパーツであっても、

統一されたイメージから外れてしまうと

何だか違和感のある感じがしてしまいます。

 

そこでいつも申し上げることが、

「違和感なく

すんなり入れるオーダー品が

優れたお品です」となるわけです。

 

 

 

それぞれ別の角度から撮っていますので、

2枚のお写真をご覧いただくと、

イメージの違いを見ていただけると思います。

 

長い方は、厚みをはっきり出して

ガッチリとした印象がありますが、

短い方は、ふんわりと柔らかく

エレガントな表情になっています。

 

最初、この回のご依頼には

長い方の作り方で製作を始めたのですが、

通常ベルトに使うタシ素材でなかったため、

なんだか無骨な感じになってしまいました。

予想に反した仕上がりです。

 

そこで、まず短い試作をして

新たな制作方法を考えました。

 

クライアントのご希望によっては

タシと同じ作り方でも良いのでしょうが、

今回は、もっと柔らかい印象を

求められていました

(このクライアントと面談しておりませんが、

電話でイメージを伺いました)。

 

いずれにしても、当店では同じ革を使い、

これだけ印象の違うベルトを

作ることが出来るのです。

 

そしてその「印象の違い」を

大切に、一つひとつお作りしています。

 

もともと当店特製牛革は

「ヌメ革」です。

水性染料で染めて、

色を付けたヌメ革です。

 

みなさまがよく目にするヌメ革は

おそらく、

厚みのある革で、

太い糸を使って 大きな針目で縫った

カジュアルな製品と思います。

重さもたっぷりあると

お思いではないでしょうか?

 

でも当店はその「ヌメ革」を使って、

カジュアルな製品だけでなく、

エレガントで

お仕事に持って行っていただける

品格ある製品も、お作りしています。

しかもどれも、誰もが驚くほど軽い。

 

イメージは言葉ですり合わせて行きますが、

それを的確に受け止め、

正しく表現できる多種多様な技術を持って

表現していきます。

 

一流画家のデッサン力や色の使い方には

技術だけでなく新しい発想がありますが、

根底にある技術力が、自分のしたいと思う

表現をできること、と通じています。

 

当店では、ご希望は何でもお話しください。

投げていただければ、

どのように解決していくか

必ずうまい方法を考えます。

 

プロに任せるご相談の時点から、

当店オーダーメイドは楽しい!です。

 

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