革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2021.07.13

世界でただひとつの小銭入れ、あるいはミニ財布 103

いくつもご注文くださっている

クライアントが、

「小銭入れが古くなってきたから

どうしようか…?」と

ネットなどでお探しになったのですが、

はかばかしいものを見つけられずに

 

「そうだ、あそこがあった!」と

思い出してご来店くださいました。

ありがたいことです。

 

 

ハイセンスなクライアントなので

毎回のお姿を楽しみにしておりますが、

このたびも

絶妙な組み合わせのお召し物です。

 

そんな様子でお話ししてましたら、

「あ!あれがお似合いかも」と

お見せしたくなったのが、

この最後のイタリアンレザー。

 

 

今までにバッグやお財布などを

お作りしましたので、すでに

小さなアイテムしか作れないほどの

少ない量しかありません。

 

でも、まだまだ柄をうまく取れば

ステキな革製品になります。

 

もう二度と入荷しない革ですから、

なるべく生きた使い方をしてあげたいと

思っています。

 

 

本物のクロコダイルならではの

柄の良さと、

フェイクでこそ出せるデザイン性を持つ

この革なら、

このクライアントにも

気に入っていただけるのではないかと

想像しました。

 

 

ご決定は、ご覧のとおり。

裏地とマチをワインにすることで

さらに個性的な逸品となりました。

 

しっかりしていますが、薄くて

張りのある質感です。

こんな風にお作りすれば、

ハードに使う小銭入れでも

長くお楽しみいただくことが出来ます。

 

 

このお財布、小銭入れのようですが、

カードも

二つ折りの札も入ります。

言わばミニ財布。

 

こうしてお写真を見ながら

実際にお持ちのところを想像しますと、

「ウン!」とガッツポーズの出る感じです。

 

この「ウン!」のポーズをするために、

それぞれのクライアントを思い浮かべながら

毎日製作を続けています。

 

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