革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2021.11.18

15年ほど前から、ほぼ毎日お持ちくださっているトートバッグ

 

15年以上前にお作りした

パターンオーダーのトートバッグの、

メンテナンスをご依頼いただきました。

 

「ほとんど毎日使っていて

ぜんぜんお手入れしてないのですが、

まだまだ頑張ってもらいたいので

メンテナンスをお願いします。

 

だいぶくたびれてしまったので、

どこを直せばよいか

お教えいただけると良いのですが。」

 

 

 

 

右側がメンテナンス前のお写真、

メンテナンス後は、左側のお写真です。

 

さすがに15年以上お手入れがありませんと、

かなり乾いてパサついた感じです。

 

それでも、お使いいただく時に

手で撫でていただいていれば、

年月が経つほど、まったく状況は変わります。

 

 

 

 

「お手入れしましょう!」と

腕まくりしてわざわざお時間を取るのは

大変と思いますし、

以前お書きしたように、革によっては

お手入れがまったく違いますから、

間違った手当なら、

しない方が良い場合もあります。

 

そこで当店の革にお勧めしているのは、

「ヴァセリン」を使ったハンドお手入れ。

 

1.ヴァセリンを

ハンドクリームとして手に塗ります。

 

2.その手を使って、

電車やタクシーに座っている時

革全体を撫でます。

 

3.バッグを持つ時、服の側に来る面を

時々変えてあげてください。

 

たったこれだけのことで、

ヌメ革のように脂の多い革は

うまく育ってくれて、傷も治っていきます。

 

「お手入れ」とは、

手を入れる=コンスタントに使うこと

です。休ませながら、使うこと。

 

 

 

 

「どのように直したらよいか?」

とお尋ねいたたく場合、

当店では、全体を良く見てお返事します。

 

革の状態を見極めて、

「これならバラして直した方がいい」のか、

「なるべくお金をかけずに、

便利に持てるための

マイナーチェンジするのがベスト」なのか、

「ここが切れるまで使って、

それから直す方が良い」など、

革の状況と形・仕様によって

ベストの答えは様々です。

 

それで今回は、

フタ裏の革は付け直すことはせず

取り去るだけにしておきました。

 

このように

長いお付き合いをしていただけるのは、

ありがたいことです。

たくさんお使いいただき、ありがとうございます。

 

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