革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2021.12.7

ポロサスのiPhone12proケース 109N

 

この形を気に入り、

ずっと使ってくださっているクライアントが

いらっしゃいます。

 

毎回かなり微妙なリクエストを

いただくのですが、

今回はラッキーなことに、

機種変更をしても

全体サイズは変わらなかったものですから、

前回の型紙を使うことができました。

 

 

 

 

毎回ポロサスでご注文くださいますので、

継ぎ目のない美しい革の取り方をして

ご希望にお応えしております。

 

1枚目と2枚目の表裏の面で、

模様が小→大になっているのが

まさに1枚革の証です。

 

 

 

 

爬虫類の革は

このように景色をきちんと取ると、

ずっと見ていても見飽きないものとなります。

 

クロコダイルの革は(通常)背中で割かれ、

お腹の斑柄を使います。

 

首からお尻にずっと繋がっていますから、

タテに見てもヨコに見ても

お腹の部分が一番大きめの斑となっていて、

生前の姿を彷彿させます。

 

 

 

 

人間が食べる生き物の姿ですから、

こうして頭のてっぺんからつま先まで、

肉から革まで大切に使います。

 

ファスナーを開きますと

内側は当店の特性牛革です。

 

明るいナチュラルなキャメルカラーが

外側のブラックの斑柄と対比して、

きれいに生かされています。

 

 

 

 

iPhoneは

カメラが複眼になってきましたら

カメラ窓も大きくなって、

製作に変化が出てきました。

 

こんな具合にモノと接しておりますと、

不思議な感覚になります。

当たり前に仕上がっているモノに対して、

なるほど、

こんな変化を遂げるのだな…と。

 

 

 

 

この方のiPhoneケースの大きさは、

お札を入れる隠しポケットから

導き出されています。

1万円札が1枚、ピタッと入るポケットです。

あまり出し入れはしないとのことで、

ピタピタのサイズにしてあります。

 

ファスナーの開閉であって

内側をピタピタサイズにするのは

なかなかの大変さです。

 

 

 

 

そしてそのファスナーの厚みも、

初代に比べますと、

1ミリ単位で少しだけ広くしたもの。

 

ほんの1ミリ前後の幅の違いが

デリケートな手にはきつく、

あるいは緩く感じることになります。

 

 

 

 

お届けして、嬉しいご感想をいただきました。

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本日到着いたしました。

素晴らしい出来栄えで、

とても満足致しました。

今後とも、よろしくお願い致します。

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いつもありがとうございます。

このたびも

すてきなお品を作らせていただけて

楽しかったです。

 

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