革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2022.04.9

喜寿のお祝い、マスタードイエローのセカンドバッグ 202

 

「父の喜寿のお祝いに、

今使っていることに不満があるという

セカンドバッグを作ってあげたいですが。」

ご夫妻で揃って

ご相談においでくださったクライアント。

 

「セカンドバッグ」という言葉が

懐かしいイメージを想起させます。

 

このアイテムは、

年代によって呼び名が変わります。

この方のお父様の使っていた時代は

「セカンドバッグ」が優勢でしたが、

最近では「クラッチバッグ」の呼び名が

優勢になってきました。

 

 

 

 

そしてこのデザインは、

いまでは珍しいと思います。

ある程度の年齢以上の方で

このタイプをご愛用の方には

なぜいま、これが売られてないのか?

という疑問が生まれますが、

 

お若い方の中には

これを見たことのない方が多いと思います。

 

 

 

 

デザイナーはその状況を存じておりますから、

ご相談はとんとん拍子に進んでいきます。

持ち手がたためて、

その付け根が金具になっていて…

 

お色に関しては

その場でスマホでお送りいただいて、

電話でやりとりしていただきました。

便利な世の中になったものです。

 

それにしても

ご夫妻ともにお父様とは仲良く、

お互いをよく知っている感じです。

すばらしい関係です。

 

 

 

 

お父様がお選びになったお色は

マスタードイエロー。

お二人はこれには驚かれていました。

互いをよく知る仲であっても

ここまで話すことはなかなかないでしょう。

 

お父様が昔持っていたものがそういうお色で、

それがとても良かったから

もう一度持ちたい、と

思っていらしたことがわかりました。

身内のこういう発見は

こういう場面でないと

なかなかありません。

 

 

 

 

お写真ではこのマスタードイエローが

どうしてもレモンイエローのような

明るい色に写ってしまうのですが、

実際にはもっと落ち着いた黄色です。

 

こちらもエルメス社で使われている革で、

黄色と黄土色がうまく混じっている

落ち着いたマスタードの色です。

 

納期ぎりぎりのご注文でしたから、

郷里のお父様まで

お誕生日のご指定でお届けしました。

 

 

 

 

今頃はきっと

懐かしい感じとともに

新しく、うつくしい鞄を見てくださっているでしょう。

 

人生の節目に、大切なプレゼント品として

当店オーダーメイドにご注目くださったことに、

心からの感謝を申し上げます。

 

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