革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2022.09.1

二十数年後の二代目の定番二つ折り財布 20606

 

20年ほど前にお財布をご注文くださった

クライアントが、再度おいでくださいました。

「お財布、お直しできませんか?

それとも新しくした方が良いでしょうか?」

 

拝見しますと

さすがに20年の月日を感じます。

「そろそろ革の寿命なので

これは新しくしましょう。」

ということで

まったく同じにお作りしたお財布です。

 

 

 

 

定番財布を糸の色を変えて

お作りしたもの。

 

このお財布は

向かって左側のカード入れの下に

厚みのあるポケットが付いていて、

この部分にまとめて

カードを入れることができるタイプです。

 

 

 

 

20年ほど使っていただきますと、

ほとんど使い手の身体の一部のように

なるのが、革製品です。

 

たとえ暗闇の中でも

欲しいものが取り出せるほどになったと

思います。

 

 

 

 

この二つ折り財布は

たくさん入る割にピタッと納まるので、

キャッシュレスが進んだとしても

最低限のものを入れて

コンパクトにお持ちいただくことができます。

 

変えることばかりを考えるのではなく、

使い慣れた習慣を変えずに

持ち物の量を変えて持つだけでも

目的が達せられることもあります。

 

長くお使いくださって

ほんとうにありがとうございます。

こちらもどうぞよろしくお願いいたします。

 

関連記事

  • 「ダブルファスナークラッチ」

  • 革の製作教室のあらまし

  • タテ型のメンズトートバッグ 85

同様のアイテムを見る: