2022.10.20
オーストリッチやゾウ革、そして当店特製牛革の財布やシステム手帳などの小物たち
久しぶりにおいでくださったクライアントは、
5~6年前に
たくさんの小物をご注文くださいました。
「こんな風になりましたよ。」
とその日お持ちの小物を見せてくださったので、
集合写真と各アイテムのお写真を
撮らせていただきました。
エキゾチックレザーもありますから、
みなさまも経年変化をご覧ください。
それにしても
たくさんお作りいただけたものだと
心から感謝申し上げます。
このように
どんどん使ってくださっていることが
とても嬉しいです。
どの革も触り心地が良いことが
また特にありがたいです。
*当店特製牛革のベージュ
良いテリが出ていて、
いかによく撫でてくださったかがわかります。
「でも少し前にバッグに入れていたら
ちょっと水ものが付いてしまって、
そのシミがまだ気になりますが、
これからどんどん撫でていって
目立たないようにしたいと思います。」
ありがとうございます。
*ブラックで深い柄の美しいゾウ革
こちらも、そろそろ革の表面が寝てきて
だんだんとツルツルになってきています。
表面がザラザラからツルツルになっていくと、
まったく違う表情が出てきます。
これくらい深い柄の革は
今はなかなか見つけられないので、
良い時にご注文くださったと思います。
*2017年、ブルーのオーストリッチ革
毛穴のツブツブのつやがとても良く出て、
地の色も濃くなっています。
これほど色が濃く変わるなんて
よく撫でてくださいました。
このように手の平に入るくらいの小物は、
手で撫でやすく
育てやすい大きさかもしれません。
*明るいグレーのゾウ革のシステム手帳
こちらは明るいグレーでしたから、
良く触る場所が先に色濃くなってきます。
これからは
他の部分も意識的に触っていただくことで、
濃くなったところと同じように
他の部分を変化させていくと、
全体にバランスの取れた色のトーンになります。
いまはこの色のゾウ革はほとんどありません。
こちらも
良い時期にお求めいただいたと思います。
革は、ほんとに一期一会だと感じます。
*当店特製牛革のブラック
当店の革質のブラックは、意識せずとも
どんどんツヤ良く変化してくれます。
お手入れをとくに気にしなくて良い革、
と言えるかも知れません。
それでも、使っている時
よく撫でてくださっているかどうかで、
育ち方に差が出ます。
愛を持って接してくださる方には
見惚れるほどのツヤを見せてくれます。
これまでもありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。