革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2022.12.14

クリスマスに手編みの靴下  年末年始の感謝製品のご紹介

当店デザイナーは、良質な製品が大好きです。

自社の革素材の製作に関わるだけでなく、

今までにたくさんのモノを買って、

たくさんの経験を自分で持って、

モノについての偽りのない品質を追求してきました。

 

今は休んでいますが、

昔のウェブショップ内に設けた

「インポート」という括りでは、

当時日本ではまだ知られていなかった

さまざまなモノをご紹介していました。

 

今日はその「良いモノ」好きの血が騒いだ

というお品物を、

みなさまへの感謝を込めて、ご紹介します。

 

デザイナーの友人の中には手芸の達人がいます。

本日のタイトルは

「クリスマスの靴下」ですが、

プレゼントを入れる靴下ではありません。

その手芸の達人が作った「手編みソックス」を

この冬、店頭で感謝価格でご紹介しています。

 

 

 

 

 

 

この靴下は、

ウール製品として丈夫さを併せ持つ高級素材、

ウール75%xナイロン15%という黄金律の

組み合わせの、

ドイツ製毛糸で手編みしたものです。

 

昨年の冬、

これは良さそうだし、とデザイナーは

お付き合いの気持ちもあって入手したのですが、

あまりに暖かく、あまりに快適なため、

毎日家で履くようになりました。

そして複数個をいただくことに。

 

 

 

 

 

 

複数個買った理由は、

特に厚い靴下ではないなあ、と思ったので

家からそのまま

いつもの靴を履いて出たところ、

 

 

 

 

 

 

現在履いている靴サイズに対して

窮屈でないうえ、身体が温まることもあって、

家の中でも外出時でも、と

ヘビーローテーションになったからです。

 

ある暖かい日に履いてしまったら、

身体が温まり過ぎて、暑く感じたそうです。

 

足首を温めることは

身体にとても良いことだと感じた、

と言っておりました。

 

この感想は、デザイナーの兄弟も

同じように持ったと聞いています。

「結局この冬はあの靴下ばっかり履いてたよ。」

 

 

 

*いつものサイズの靴で
履くことのできる厚さです。
普通の手編みの靴下では、
まずあり得ないと思います。

 

 

あまりにすばらしい製品なので、

当店のクライアントのみなさまに

寒い冬のこのシーズンに

ご紹介させていただけるようにお話ししたところ、

達人は、これを良いと思ってくれるなら、と

特別価格まで出してくださいました。

 

以下は今回入荷したサイズと数、お値段です。

M…22~25センチ 7足 税込5,500円

L…26~28センチ  2足 税込6,000円

 

この靴下、器用で

編みなれたこの達人の手をしても、

1足編むのに、のべ11時間かかります。

ほとんど2日かかって1足、です。

 

達人は、

「自分が気に入って作りたいものを作って、

それを誰かに気に入ってもらって、

買ってもらえるのは嬉しい。」

と、この価格を提示してくれました、ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

デザイナーがこれを履いて惚れたことは、

・つま先がぴったりサイズなので
靴の中でグズグズしない

・フィット感が良く、伸びない

・床や地面の冷たさを感じない
=比べるものがないほど暖かい

・ネットに入れて洗濯機で洗える

・長保ちすると思われる丈夫さ
(達人は2足ローテーションで
3年以上履いているそうです)

 

 

 

 

 

 

一言で言えば、

思わずリピートする心地よさがある、

ということです。

心まで優しく暖かくなる

厚くないウール靴下、

店頭のみでご紹介しておりますので、

足が冷たくて辛い、という方はお声掛けください。

遠方の方でしたら、画面のどの色、

と言っていただけばお送りします。

 

デザイナーが

プレゼントとして差しあげた方からは

「どこで買ったの?」と訊かれますし、

 

実際にこの編み物の大変さを知っている方からは、

「これ、すごく手がかかるんですよね。

きれいに編んでらっしゃる。

私も編み物をよくしますが、

これは、もし編んでも、売る気にはなれません。

すごく時間がかかりますから。」

と、忌憚のないご感想を頂戴しました。

 

 

 

 

 

 

 

プレゼントとしても最高に気が利いていて、

誰がもらっても困らない商品と思います。

 

デザイナーも

「私は毎日履き変えられるほどの数が欲しい。

どの柄を選んでも、履いてるうちに

好きになっちゃうカラフルさも良かったわ。」

とのことです。

 

どれも一回作ったら二度とできない

一期一会の糸で作られています。

糸の会社は、ワンロットが完売したら、

同じものは二度と作らないそうです。

多分作ることが出来ない、というのが

正しい理由だと思います。

 

編むまでどんな模様がわからないことが、

達人がこの作業に没頭できる秘密だとか…

好奇心が生み出す忍耐力かもしれません。

ありがたいことです。

 

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