革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2024.06.27

赤いオーストリッチの個性的なサコッシュ 40320 

「ずっと前に購入したバッグですが、

箱に入れっぱなしになっていて…

何かしら?と箱から出して使ってみたら

とても使いやすくて…でも変な柄なので、

革でこの形があると良いなと思います。」

 

この方のクローゼットには

ご家族も驚くくらい

たくさんのバッグがあるそうですが、

すぐに使い出すものは少ないそうで、

「こんなことばっかり…」

などとおっしゃっています。

 

 

 

 

 

 

「大丈夫ですよ。」とお受けして

いざ作り始めてみましたら、

「この作り方は何?

バッグ製作のセオリーにない作り方。」

というびっくりする製作方法で、

それを看破するまでに

ちょっとお時間がかかってしまいました。

 

同じに作る必要はないですよ、

と言われていましたが、

 

一般的な作り方と比べますと、

内側がずっときれいな収まりなので、

見た目に美しく、優れている、と思いました。

 

 

 

 

 

 

そこで同じ作り方にしたのですが、

市販のバッグの中には

バッグ専門の作り手でない人が

考案したり作ったりしたバッグがあって、

興味深い作り方をした製品が

しばしば見受けられます。

 

バッグを専門に作っている人ですと、

まずこうした作り方にはしません。

 

このような製法を見ると

無駄なことをしているな、と

感じる時もありますが、

その無駄部分がないと

できない形だったりすることもあります。

今回のバッグは、どうやら

洋服を作る人が考えたと推測されます。

 

 

 

 

 

 

紆余曲折しながら

出来上がったバッグは、

個性的で可愛さもあります。

ご注文者にぴったりの個性。

 

「あら、こんな感じになったのね、

カワイイですね。

このオーストリッチの色が良いです。」

ありがとうございます。

どんどん使っていただけると嬉しいです。

 

 

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