革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2024.10.4

印象的なゾウ革パーツのショルダーバッグ 240901

「1年にひとつ、

このショルダーバッグを作って

その1年を楽しみたいと思います。

3つめで

完璧な内装サイズが決まりましたから、

このままの形で行きたいと思います。」

 

毎日使っていらっしゃる昨年のバッグも

まだまだきれいですが、

このようにお考えの方もいらっしゃいます。

 

 

 

 

 

 

今回、いろいろな革をお見せしましたが

いま一つ決めきれないご様子なので、

ご来店いただいた時に

ゾウ革のゴールドブラウンをお見せしました。

 

「これは見たことのない革ですね!

カッコいいし、すごく雰囲気があります。

この柄がとても良いです、

これがゾウの自然な柄なんですね?

他の革と全然ちがうなあ。」

すぐに気に入ってくださって

この革を今回ののアクセントになさることに。

 

 

 

 

 

 

「この革の色だと…相方は

この黒(とルバルを指す)がいいです。

いやあ、すごく良くなりそう。

楽しみです。」

 

と、ゾウ革の方は

1枚の革の

どこでアクセントパーツを取るか、

をご指定いただきました。

 

 

 

  

 

 

 

正面斜めに入ったファスナー部分は

下の三角形部分がポケットになっています。

今回はこのファスナーの引手も

ゾウ革にしました。

 

「ネットで検索していただくと

お分かりいただけると思いますが、

こんなにすばらしいゾウ革には

めったにお目にかかれませんよ!」

デザイナーは自慢げです。

 

たまたまですが、今回のルバルの革には

まったくシボがありませんから、

ゾウ革とのコントラストがすばらしいです。

 

 

 

 

 

 

このバッグの仕様は

ふたつ目でほぼ完ぺきだったのですが、

三つ目で各内ポケットサイズの

厚みを5ミリ詰める、

という最終変更がありました。

 

高さ5ミリの丈詰めが、

バッグをポンと机の上に置いた時に

中に入れた小物が出ることを許さない

絶妙な寸法だったとのこと。

 

1年お使いになる、という意味では

2年目にしてゾウ革に目が行ってしまったら、

次は何をお見せするのが良いのでしょう?

悩むデザイナーです。

 

前回の三つ目とは

打って変わって雰囲気のちがう、

ワイルドでありながらエレガントな

このバッグを作ることができて、

とても楽しかったです。

このたびもありがとうございました。

 

 

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