革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2023.11.8

巻き巻きスマホケース&コンパクト財布 30905

お財布と呼んでいいのか、

スマホケースと呼んでいいのか…

当店でいただくご注文品は

アイテム名を名付けることすら

とても難しい、と感じることがあります。

 

本日ご紹介するご注文品も

どちらの名前でご紹介するのが良いのか、

やはりわかりません。

 

 

 

 

 

 

見た目がシンプルなことが

このお品の本領を見誤る落とし穴。

 

お財布でもスマホケースでも

こういった見た目の製品はありますが、

たいていはどちらかひとつの機能のものが

まだ多いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

上から見ますと、スマホが入って

三つ折りであることがわかります。

巻いて巻いて使うタイプです。

 

実際に入れるスマホは

お写真のものより大きいサイズなので、

サイズとしてはぴたりと収まります。

 

 

 

 

 

 

この三つ折り、開いてみますと

カード入れが3枚x2列になっていて、

その下にもさらに

たくさんのカードが満杯まで入る予定です。

 

このカードの枚数と

全体で何ミリになるかも測ってから

このケースのゆとりを取っています。

ですから、

気持ち良い収まり具合になっています。

 

さて、このケースの

もっとも変わっているところが、

下のお写真でご覧いただくことができます。

 

 

 

 

 

 

 

左手のスマホは、いったいどのように

ケースに収まっているでしょう?

 

なんとこの方の発想の豊かなことには、

見本となった

現在使っていらっしゃるケースは、

このオーダーケースのように、すでに

ご自分で改造してお使いになっていました。

 

 

 

 

 

 

これを拝見した時、

必要は発明の母、という言葉を思い出しました。

ご注文者はこれを手でぱっと掴んで

外出なさるとのこと。とても機動性が高い感じです。

 

使い慣れたご様子に、

人の数だけ使いやすいものはありますね、

とデザイナーは言っていました。

 

当店は、まさに一人ひとりのために、

使いやすくてカッコいい製品をお作りします。

 

 

 

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