実際のオーダー例
40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。
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クライアントがまとめてくださったフルオーダーメイドに必要な三要素
2022/05/30
クライアントからとても嬉しいメールを
頂戴しました。ご紹介させていただきます。
ご自身もクライアントと接することの多い
お仕事の方ならではのご感想です。
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「製作は今回も大変だったので、」との事、
最初から、あまりにもピタッと嵌まった物が
届いたので、設計図もあって、前回より作り
易いのかと。誤解でした。
自分の欲しい要求を、その影の苦労を感じさせず、
満点の出来栄えで提供してくださるって、
本当に有難い存在なんだと改めて思いました。
オーダーメードの醍醐味だと思いますが、
使っていて、本当に1個1個が気持ちいいんです。
収まる所に収まるというのが。
解ってるね〜って感じ。
作り手も、作ってもらった方も嬉しいと、
みんな幸せで、何よりです。
私も、極々たまにですが、そんな事があると、
自分が誇らしく思え、お客様には感謝しかなくなります。
オーソドキシーには、デザイナーさんの、
聞き出す力、
それを実現する経験に基づいた設計力+技術力が
あるからこそ、お互いが良かったなぁと思える
製品が出来るのでしょうね。
畑は違いますが、学ぶこと沢山あります。
次回東京居るときに、伺えそうだったら伺いますね。
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心からの感謝を申し上げます。
私どももとても幸せを感じています。
そして、みなさまからいろいろなことを
学んでいます、ありがたいことです。
おかげさまで銀座にアトリエごと移ってから
13年目に入りました。
アトリエが隣接していることで
製作物の精度がアップし、
お客様からこのようなご感想をいただくことで、
技術者たちの技術ややる気は
表情を見るだけでその気持がわかるほどになります。
「どこにもないものを作る」
フルオーダーメイドでは、
この方の書いてくださったように
聞き出す力と設計力、
プラス製作技術とが揃いませんと、
ご満足いただけるお品を作ることができません。
当店に所属する人たちは
それぞれが高い個人技を持つ個人の集まりで、
みなさまの「快適」や「健康」に貢献できることを
つねに願い、どんどん進化していきます。
目的をひとつにして進む仲間を持つことができる、
これもまた幸せなことと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
大判デスクマットと製作場面
2022/05/28
今までに有名レストランに
大きめのゲストブックマットを
お作りしたことがありますが、
今回はそれを上回る大きなマットの
ご注文を頂戴しました。
上のお写真がその大きさですが、
タテ38x長さ115センチという大きさです。
ここまでの大きさを当店特製牛革で、
というご要望でしたから、
その時にある数枚の革の中から
大きな範囲で瑕疵の少ないものを選びました。
最近のヌメ革(タシ)は
キズや下の繊維が崩れたところが多く、
大きいパーツが取りにくくなっています。
変な癖がつかないように
内側には芯材を入れて、
裏面がテーブルの上で滑らないように
革の起毛した部分を合わせています。
端を綺麗に磨けるように、
裏面の素材には
表と同じ素材を使えるようにしています。
これだけ長くて大きなパーツですと、
貼りから縫いまで
二人で作ることになります。
見せ場になる場面があったので、
みなさまにご紹介します。
これだけ長いと
縫う時も二人がかり。
最初の針を入れる以外は
つねに二人目に手伝ってもらいます。
この状態で
一気に、きれいに縫います。
このお写真も愉しんでいただけるだろうと
出来上がり時に
クライアントにお送りしましたら、
「どうやって縫うのかと思ってました。」
というお返事をいただき、
想像力のある方とお見受けしました。
デスクマットのお届け後に
ご感想をいただきましたので、
ここにご紹介させていただきます。
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製品ですが、
素晴らしい出来に非常に満足しております。
とても綺麗な紺色でデスクによく似合います。
裏面が滑らないようになっているので
デスクマットがずれることもありません。
みなさまが非常にいい仕事をしてくださった結果です。
梱包も丁寧にしてくださって
ありがとうございました。
最高の状態で届けたいという気持ちが
伝わってきました。
オイルも同時に受け取りましたので、
同梱されていたアドバイス通りにケアして
永く使用していこうと思います。
この度はお世話になりました。
また他の革製品が欲しくなった際や、
デスクマットの修理を
お願いすることがありましたら
よろしくお願い致します。
機会がありましたら、
銀座の店舗にもお邪魔してみたいです。
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良い持ち手の方にご注文いただくと、
革の育ち方がグングン伸びてゆきます。
5年後、10年後にどんな風になっているか
楽しみですね。
末永くよろしくお願いいたします。
120枚のお札が入る二つ折り財布 204N
2022/05/26
このお店でご注文を伺っておりますと、
その時のトレンドだけでなく、
真逆のご希望にも出くわすことがあります。
キャッシュレス化が進んでいるはずなのに
今回ご注文頂いたのは、
120枚くらいの札が一気に入る二つ折り財布。
プレゼント品なので、
使っている方の使い方を観察してのご注文で、
こうした心遣いのプレゼントは
贈る人の心をお贈りすること、と思います。
「とにかく
びっくりするほどたくさんのお札を
いつも持ってらっしゃいます。
カードは数枚のようですし。
小銭はお釣りで出たときくらいしか
持たないご様子です。」
「それからこれが肝心なのですが、
ズボンの前ポケットに
その札入れを無造作に入れる方なので、
財布の端が丸いほうがいいです。」
なるほど
しっかりした観察眼をお持ちです。
使う人の日常の行動がどのようか、は
プレゼント品の場合
かなり大切な要素となります。
このリクエストにお応えした
札入れの端のラインは、
札入れの大きさが大きくならないように
配慮しています。
そういう意味で、
内側にカードが入り
120枚の札が入る大きさとしては、
最小にお作りしています。
よく観察してくださっていましたから、
小銭入れの形も
あっという間に形状が決まりました。
もらう方の人がどのように使っているか、
使っているアイテムの形状、
何を不満に思っているか、
親しい人へのサプライズプレゼントであれば
そんな内容を観察していただくと
よろしいかと存じます。
喜んでいただけることを願っております。
この度はありがとうございました。
ウェブショップが復旧しました。
2022/05/25
レディスのビジネスバッグ 201
2022/05/24
「このバッグが気に入っているんですが、
重い荷物を持つからでしょうか、
半年ほどで持ち手の革が
ぽろぽろと取れてしまうようになってしまって…
買い替えても同じことになるのだったら
いっそのこと、オーダーで
上質なものを作っていただこうと思います。」
拝見しますと、凝った作りのバッグです。
それだけでなく、たしかに使いやすそう。
D:「良いバッグですね。
だいぶ使い込んだ感じですが、
この状態で、まだ半年なんですか?」
持ち手のところだけでなく、
ところどころ表面が剥げかかっています。
D:「失礼ですが、
こちらはおいくらくらいでした?」
C:「たしか☓万円くらいでした。」
D:「製作工程がとても多い製品で
外装も内装もしっかりできているわりに
極端な安価だと思います。その分、
革にしわ寄せが行ってしまったんでしょうね。」
こんな会話の後ですから、
ご希望いただいたデリケートなお色でも
剥げない、褪色しない、
多少の雨でも大丈夫、
なフランスの革をお見せしました。
当店特製牛革とは正反対の「変わらぬ革」です。
お選びになったのは、
見本と同じような色目です。
見本のバッグがもっといい革で作られていたら…
とも思いましたが、
一般的に日本の量産品では、当店が
お薦めしたレベルの革を扱うことは出来ません。
量産品でもそれをできるのが、ハイブランドです。
お話を伺っていきますと、
少し変えたい仕様内容がおありのようです。
それをすべて反映させての今回のオーダーです。
ただ、現物をお持ちとは言え、
少しだけ底幅を大きくしたいのですが、
というご希望を頂戴したので
大きさダミーをお作りしてお見せしています。
オーダーバッグで難しいのは容量決めなので、
これさえクリアすれば
完璧なものをお作りすることができます。
デザインは、お好みを聞きながら
少しだけ細部を変更して、
さらに上品な感じにしています。
少しお使いいただいた後、
この案件に対する達成感を感じることのできる
ご感想を頂きました。
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この度は想像どおりのカバンをお作りいただき
ありがとうございます。
大きくしたはずなのに大きく見えず、
何度も見直しています。
ゆとりができて持ちやすいからでしょうか、全
部荷物を入れたのに軽く、
「忘れ物したかな」とこれまた
何度も中を見直しています。
持っているうちに、
取手など変えたくなるかもしれません。
その時はまたお付き合いください。
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このたびはありがとうございました。
見本バッグの持ち手のことがあったので
ご心配になっていらっしゃるようですが、
この革でしたら、
長いこと交換の必要はないのではと思います。
後日、お取引のある革屋さんと
今回見本になったバッグの話をしましたら、
ちょっと驚くようなことを言います。
「その革はたぶん、
すみません、ウチでお出ししたものです。
とにかく安い革を、ということで
ウチでもどうやったらその値段でおさまるか…と
何とか作った革です。
あのお値段では劣化が早いとは思いましたが、
半年でそれですか… いや、勉強になりました。」
いろいろな情報をお互いで交換しながら、
革という素材は怖い、と
あらためて知ったオーダーでした。






















