実際のオーダー例
40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。
カテゴリー
ビジネスバッグの中に、サイズにこだわったバッグインバッグを 11211
2022/02/26
「この小さなバッグを
ビジネスバッグに入れて持ち歩いています。
使い勝手は良いのですが、
A4サイズのビジネスバッグにの中に
うまく収まらないんです。」
見本バッグを拝見しますと、
なるほど持ち手の上から底までの寸法が
26~7センチくらいありますから、
A4サイズのビジネスバッグには入りません。
こうしたことは
ひと目拝見するだけで理解できます。
使い勝手としては
ほとんど気になる所がない、
ということで、当初は見本バッグの
製作方法を踏襲しようと思いましたが、
よくよく確認のための質問をしますと、
「そうなんですよね、そこは…」
といった感じで
気になる所がいろいろと出てきました。
見本バッグは底面の厚みの取り方が少なく、
また同じ底の厚みの付け方をすると
革の場合 端が傷むのが気になるので、
作り方を変えるご提案をしました。
製作方法によって
革の痛みの度合いが違いますから、
良いご提案ができたと思います。
この方が
クライアントの入れたいものを
すっぽりと収め、すっきりしたバッグに
なります。
その他内ポケットなどはマイナーチェンジして
クライアントの荷物に合わせています。
持ち手もしっかりしていますから、
ビジネスバッグの中から
パッと引き出せるのもストレスがありません。
裏地はきれいなお色なので、
中のモノを探すのも楽だと思います。
お受け取りの時
とても喜んでいただけました。
革が馴染んでくると
もっともっと使い心地が良くなります。
どうぞ末永くお使いください。
この度はありがとうございました。
お持ち込みバックルを使ったベルト 201
2022/02/24
最近では、市販品で
あまり良いベルトが入手できない、と
ご来店くださる方も多くなりました。
それはワールドブランドが
替えベルトを作るのを止めた、ということや
量産品の販売会社では
売り値を設定してから製作に入るため
製品が中途半端なものになってしまう、
ということがあると思います。
あるクライアントが
ベルト専門店でベルトを作った話を
してくださいました。
最後にお値段をお尋ねしましたら、
ビックリするような高価なお値段です。
かつてベルトは、
専門に量産できるアイテムとして
一番最初に挙がるアイテムでした。
ベルト用に作られた革を
厚みを整えた状態にして
ベルト裁断機という特別な機械を使い、
いっぺんに同じ幅で切り分け、
切り端も特別な機械で加工処理して…
良質な革質であっても
安価に提供できるラインがありました。
機械さえそろっていれば
製作にはあまり技術のいらないアイテム、
ということもあって
良いものが安価に提供できたわけです。
ところが最近では
革の値段が急速に上がったり、
専門に製作する会社が無くなったり、と
革製品の中でもっとも消耗するアイテムである
ベルトの品質が、
今までのようなやり方では保てない
ことになってきました。
たくさん作れてたくさん売れるから、
高価な革であっても
安価に提供できてきましたが、
いったんそれが崩れると
たとえ専門店であっても
きちんとした品質で作ると
ここまでの値段になるのか、
というくらいになっています。
でも、それには理由があります。
これはあくまで
当店の場合のご説明になります。
当店のヌメ牛革の形は
上のお写真のようになっています。
この革の表面積の中で
伸びない部分で、表面もきれいな、
製品として使える部分は3分の2もありません。
紳士物のベルトには
1メートル以上の長さが
必要なことが多いですから、
一番使える革の部分のど真ん中を
お写真の革の、左右で分断するように、
すっぱりとカットしなくてはなりません。
バッグのパーツが取れる部分を
分断することになりますから、
材料としてどれだけロスが多いことか。
そういう部位を使うからこそ、
私どもでは
最低でも10年以上は使えるベルトを
お作りするのです。
そして、身体にフィットして、
使っているみなさまに
気持ち良い、と思っていただきたいので、
表からは見えない芯材の部分にも
革を使っています。
上は、20年使ってくださったクライアントの
ベルトです。
同じバックルを使って作り直しましたが、
その方のお言葉が忘れられません。
「20年使えるなんて
想像もしなかったですよ。
まあ、サイズも変わらなかったですけどね。
フィット感が気持ち良かったから、
もう一度同じベルトを使いたくて。
毎日のことだから
ほんとに気に入ったものを
使いたいですよ。」
たしかに
最初の状態がもう思い浮かばないほど
しなやかになっていました。
当店では、ベルトに限らず
20年くらいでリピートしてくださる
クライアントが、少なくありません。
小さなポケットのあるコンパクトな二つ折り財布 201
2022/02/22
コンパクトな二つ折り財布は
さまざまな考え方からご注文をいただきます。
考え方、と表現したのは
クライアント一人ひとりが
「何を」「どのように持って」
「どういう手順で」使うかを
ご自分の生活を客観的に眺め、
精査してくださっているからです。
大きさについて
そういう方々は、まず三つ折りか
二つ折りか、ということをお考えになります。
そして
三つ折りにした時の厚みを考えることで、
二つ折りになることが多いのだと
感じることがあります。
コンパクト財布に切り替える方々は
カードの枚数も減らし、
その他自分が必要で持ちたいものを
入るようにする方もいらっしゃいます。
今回のご注文はまさにその良い例で、
内側の向かって左側のポケットは
このクライアントならではのご注文。
「前回作っていただいた財布より、
もっとコンパクトな二つ折り財布を
使いたくなりました。
前回の財布が、使っていって
気持ち良い手触りになり
手放せないほど気に入ってますから、
同じ種類の革で作っていただきたいと。」
今回のご注文では、
印象的な色使いにぱっと目が行きます。
表側と札入れ部分の裏地を同色で濃い色にして
札入れを開いた時の内側だけを
淡い色になさいました。
このような色使いをまとめて
印象的にしているのが、
表側、裏側のオフホワイトの糸。
素敵な選択です。
どれだけ薄く、どれだけ軽いかが
お写真からもご想像いただけることと思います。
そして何より気持ち良いのが、手触り!
当店特製牛革だからこそ
手に張り付くような柔らかさを
感じていただくことができます。
どんどん手で触って
もっと気持ちよく感じる革に育ててくださいね。
このたびも
美しいご注文をありがとうございました。
B5サイズのリングノートカバー 11217
2022/02/20
プレゼントとしてご注文いただいた
「リングノートカバー」を
ご紹介します。
こんな製品が市販品であるなんて
まったく存じませんでしたから、
衝撃のひと品でした。
昔いただいたリングノートカバーご注文では、
リング部分も覆うようにして
文庫本カバーのような
ひとつながりのカバーを作っていました。
きっとその
リング部分の消耗が激しいのでしょう…
こういった製品を作って欲しいという
ご依頼を頂戴しました。
既製品があるというので
ネットで拝見しましたが、
リングノートのサイズも多少違いますし
表紙の厚みもそれぞれなので、
お調べしてから質感を決めることにしました。
サイズのことでは以前、
驚くような事故が起きました。
それは、ネットで紹介されていた現品サイズが
間違っていることがあったからです。
それからは念のため
リアル店舗での情報収集もするように
しておりましたから、
今回も実際にB5サイズのリングノートを
幾種類か調べての決定です。
こういったフィールドワークも踏んでの
サイズ決めなので、
ご注文いただくアイテムごとに
妙な知識がたまっていきます。
これがまた
どんなご依頼が来てもお応えできるようになった
下地、と思います。
リング部分を除いての、
表紙だけにかけるカバーを2枚お作りするのが
今回のご依頼です。
質感はある程度しっかりさせて、
それでも嵩張らず、軽くなるように、
と考えています。
このカバーの市販品は
リアル店舗では見ることができませんでしたが、
逆に見本品を見ないことで、
使う人の身になって
ゼロから考えることができました。
それにしても
このように凝ったオーダー品を
プレゼントされる人は、
なんとお幸せなことでしょう!
差しあげる方のクライアントも、
きっといろいろと候補を考え
こちらにお決めになったのだと思います。
考えに考えたプレゼントを差し上げる人がいる、
そういうことが幸せと、私どもも感じる
ひと品でした。
ご注文、ありがとうございました。
車のリモコンキーケース2種 11215
2022/02/17
なんともカッコ良く、
使い勝手の良い
車のリモコンキーケースをご紹介します。
今回のご依頼は2点。
大きい方は車庫で使うリモコンキーで
小さい方は持ち歩き用です。
ネット検索で
当店を探してくださったとのこと。
ありがたいことです。
おそらく同じ車に対してと思いますが、
どちらもあまり出し入れしないということで
ピタピタのサイズでお作りしています。
お写真の大きい方は
当店の方でお作りしたリモコンキーの
ダミーを入れてのお写真です。
現物をあずかれない場合、
その場で大きさの型紙を取って
後から中身のダミーを作るのですが、
今回のリモコンキーは
角張っていて、
微妙なラインがなかったものですから
ぴったりでお作りしています。
クライアントご自身が
ケースの裏面にマジックテープを付けて、
普段は
車庫の中でお使いになるそうです。
小さい方のリモコンキーは
微妙なラインの形をしていますから、
製作の間中お預かりすることができ
とても助かりました。
車のキーケースの場合、
予備のリモコンキーをお預けいただいたり、
店頭で採寸できないと
こうしたタイプを
ぴったりサイズでお作りすることは不可能です。
小さい方は型出しをして
最小サイズに抑えています。
取りにおいでになった時の
クライアントのお喜びがとても嬉しかったです。
きれいな形でできましたし、
気持ち良くお持ちいただけることと思います。
このたびのステキなご注文品、
ありがとうございました。

























