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カード入れとして使う名刺入れ 105

カード入れとして使う名刺入れ 105

2021/07/03

現在お使いのものを元にして、

さまざまなお問い合わせをいただきます。

 

たとえば、

「今使っているお財布ですが…」

「愛用しているカード入れですが…」

「今の札入れがすごく良くて…」

などなど、です。

たいていは、それが古くなってきたので

そろそろ取り替えたい、というご依頼です。

 

 

ご来店予約をいただく限りでは、

その見本品を拝見するのは

店頭でのご相談時が初めて。

 

また、メールでのご相談であれば

見本品のお写真をいただきますから、

お写真をいただいて初めて

具体的な内容を知ることになります。

 

 

そうした時、

「あっ、これがお財布…」

「これがカード入れ?」

みたいなことは、少なくありません。

 

どういうことかと申しますと、

オーダーメイドをご依頼くださる方々には

発想が自由な方が多く、

名刺入れをお財布に使っていたり、

定期入れをカード入れにしていたり、

何かのカバーをお財布にしていたり…

と、一般的なアイテムから

離れている場合が多々ある、

ということです。

 

そしてその使い方がビンゴ!とばかりに

ご依頼者の使い勝手に合っている場合、

さて次に同じもの、となりますと

どこにも売っていない、となるわけです。

 

 

今回のカード入れもまさにそれで、

おそらく名刺入れとして売られたものと

お見受けしました。

カードをたくさん入れてお使いです。

 

今回はまだ若いご依頼者なので、

以下のご提案をしました。まずは

少し厚めに、しっかりとお作りしています。

また、カードがマチに引っ掛からないよう、

V字のマチをWの形に変えています。

 

使い勝手の良いものは、

アイテム的に何とお呼びいただいても

構いませんが、

 

フルオーダーメイドにおいては、

想像した範疇と

全く違うものが出てくることは

とてもおもしろく、愉しさを感じます。

このたびはありがとうございました。

スマホケースの付いたファスナー長財布 012

スマホケースの付いたファスナー長財布 012

2021/07/01

明るいレッドカラーで、

超絶技巧のスマホケース&長財布の

合わせ技をご紹介します。

 

こうして再度写真を見ても、

どうやって作り上げたのか

正直わからなくなってきます。

 

 

スマホケースとファスナー長財布を

くっつけた形のこのアイテムは、

男性がお使いになるため、

お手持ちのスマホよりも少し大きめに

お作りしています。

 

上のお写真の面にはスマホが入ります。

電話をかけることが多いため、

上下の穴はどのような機種にでも

対応できるよう、大きめにしています。

 

 

ヨコから見ても、

すっきりしたシルエットです。

ファスナー幅も適度に、

うつくしい収まりの製品です。

 

ここまで薄く、うつくしく作るには

さまざまな紆余曲折を乗り越えています。

 

 

お財布側の外面には

交通系カードがすっぽり入り、

出し入れも楽になるよう

工夫した穴をお付けしています。

 

ほんのちょっとした気遣いで、

格段に使いやすくなります。

 

 

背中側もきれいな収まりです。

どこから見てもうつしくなるよう、

あらゆる面から出来上がりの形を

考えてお作りしています。

 

 

上のお写真のカード入れですが、

今回の超絶技巧は、この部分にあります。

 

左側一番下段に切符入れが2枚ありますが、

この切符入れにはタテに縫い目があり、

その下のパーツは、上げ底になっています。

さて、この部分は

どうやって製作したでしょうか?

 

 

かなりギミックのある製作方法を

使いましたが、

普通に考えましたら、「不可能」と

却下せざるを得ないリクエストです。

 

それを可能にするのが、

「喜んでいただきたい。」という

善意から来る「ちょっと待てよ、」製法。

 

このようにうまくハマった時は

最高に嬉しい時です。

そしてそれは

喜んでくださるクライアントがいるから。

 

このたびのご注文、

ありがとうございました。

エキゾチックレザーのゾウ革ブームについて

エキゾチックレザーのゾウ革ブームについて

2021/06/29

おもしろいことに

エキゾチックレザーには

しばしばブームが到来します。

 

5~6年前からリザード、クロコダイル、

2~3年前から再びコードバン、

時期は少し被ってましたが

しばらく前から、それがゾウ革になりました。

 

 

当店でもお引き合いは増えていますが、

市場の認知度はぐっと増していると感じます。

 

こうした時期には必ず、その革製品が

量産で数が出回っている現状があります。

量産を仕掛けている会社は、

ワシントン条約でクローズドになった

ゾウの種類が増えたことでゾウ革の供給量が減り、

より価値を増すことを見越して

いたのかもしれません。

 

 

それともずっと単純に、

なにか珍しい革はないか?

と探してたどり着いたのかもしれません。

そういえばゾウ革は、

まだ一度もブームになったことのない

ブルーオーシャンだった気がします。

 

現在では、何度かの緊急事態宣言下、

趣味でレザークラフトをする人のための

材料屋さんも活況のようですし、

エキゾチックレザーは

より高値を生む連鎖に入っています。

 

 

そうした中で反対に、ヨーロッパでは

クロコダイルの革が「残酷だ」と避難を浴び、

使う人どころか、

製作方にまで飛び火していますから、

これからクロコダイルの革は

余り気味になるかもしれません。

 

クロコダイルは食べる人が少なくなって

ある一時期は品薄で入手が大変でしたが、

養殖ファームの存在がそれを打破していました。

ですから、今回の「残酷だ」は

私どもも納得のムーブメントです。

 

 

いずれにしても、本来の皮は、

食べる動物の革を捨てずに利用するものだったり、

ゾウのように、

木々の新芽を食べられないよう、

つまりは自然環境を守るために一定数

間引く必要のあるものの皮だったりします。

 

流行り廃りではなく、

彼らの革を余すところ無く使うことは

「いのち」に対する敬意です。

 

私どもは、革製品をお持ちの方々に

長くご愛用いただくことも同様、と考え、

 

一人ひとりに適したオーダー品をお作りすることで

長くお持ちいただこう、とこの仕事をしています。

 

 

ですから牛革だけでなく、

さまざまな種類の革をご希望いただけることは

すばらしいことです。

 

そのためには、ぜひ

それぞれの革の美しさを知ってください。

 

そして、それがどんな使い心地で、

使っていくとどんな姿になるかを知っていただき、

自分がどんな革を好きなのか

探り当てていただくことで、

より深く、革を

愉しんでいただけます。

 

7年間毎日使ってくださったメンズビジネスバッグ

7年間毎日使ってくださったメンズビジネスバッグ

2021/06/27

今日ご紹介するのは、

7年間毎日使っていただいたメンズバッグ。

 

着替えのYシャツが入るため、

荷物の多い普段だけでなく、

2泊3日までの出張にも

鞄を変えることなく

お持ちくださったとお聞きしています。

 

汎用性のあるメンズビジネスバッグとして、

とても良いレイアウトとデザインの鞄です。

以前のご紹介記事をご覧ください。

 

 

この鞄は

こんなに毎日お使いいただき、

この軽さで

いったいどれくらい保つのかと

観察していたようなところもあるくらい

軽さを追求してお作りしておりましたから、

 

ここまで修理なしにお使いいただけたことは

すばらしいことと存じます。

 

 

2枚目のお写真は、出来上がり時のもの。

さすがに7年間毎日お使いいただくと、

最初に比べて貫禄が出ます。

 

「とにかく軽量に」とのお達しから

ルバルの革を使い、

「毎日持つから」ということで

雨を気にせず持てるよう

ワックスをおかけしています。

 

 

「お手入れは何もしなかったけれどね、

大丈夫みたいですよ。

雨の日も持っていたし。」と。

 

今回お持ちくださった理由は、

「ファスナーが

うまく閉まらなくなってしまって…」

ということでした。

 

ファスナー金具は、

使う人や使い方によっても違いますが、

だいたい7~9年ほどで

まずスライダーがすり減って、

取り換えの必要が出ます。

 

今回は、布の方も切れていたので、

ファスナー全体を取り換えました。

 

 

同じ角度からのお写真がないので

ちょっとわかりにくいですが、

出来上がったばかりの時は、

ファスナー部分もピンとしています。

 

革は、使う人なりに、

また、入れるものなりに

変化してくれることが、

使う上でストレスがたまらない素材です。

 

かっちりと動かない素材であれば、

入れる際の自由が利かず

入れにくいことになってしまいます。

 

 

使っていただいた「7年後」の姿は

奇数枚のお写真です。

 

上のお写真は使用後ですから、

ファスナーマチ部分がゆるりとして馴染み、

おそらく容量以上に

お入れになっていたのではないかと想像しますが、

かなり使いやすくなったことと思います。

 

 

ここまでお使いいただきまして、

誠にありがとうございます。

 

あとどれくらいお持ちいただくか

わかりませんが、

 

使っていって

身体の一部になるくらいの鞄を

ご注文いただけて、嬉しいです。

ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

プレゼントの黄色い文庫カバー 102

プレゼントの黄色い文庫カバー 102

2021/06/25

本好きの方が

こんな文庫本カバーをもらったら…

ウキウキして、もっと

たくさん本をお読みになることでしょう。

 

本日ご紹介するのは、

大切な方への

仲間からのプレゼント品です。

 

 

黄色の色の明るさは、

雨のシーズンであっても

気持ちを引き立ててくれます。

 

それが気心の知れた

愉しい仲間からのプレゼントであれば

なおのこと、です。

 

 

プレゼント品は

差しあげる方の心を運び、

いただいた方のその時のうれしさ、

たまにブルーな時の支えにも

なると思います。

 

それが、自分の大好きなものに対する

プレゼントであるなんて

とてもステキです。

 

 

仲間たちだけにわかる

その人の個性に合った色を使って

出来上がった逸品は、

今頃少しずつ手に馴染んできて

手放せないものになっていると

思います。

 

このたびの大切なプレゼント品を

当店にお任せいただきまして、

ありがとうございました。

みなさまに乾杯🥂

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