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薄くて軽くて、100万円入る長財布 006

薄くて軽くて、100万円入る長財布 006

2021/01/24

 

100万円が入る長財布も

たまにご注文いただきます。

キャッシュレス時代に不思議な気もしますが、

想像以上に欲しい方はいらっしゃいます。

 

本日のお財布もそれで、

でも、なるべく薄く、軽く、という

ご要望です。

 

 

 

当店では、通常

栃木レザー㈱で特別に作っていただく

牛革を使用しています。

 

それがほんとに良い革で、

革製品はなかなかお写真に

現物どおり映らないことが多いですが、

今回は革質まで良くわかるように

撮れたかな?と思います。

 

 

 

それなので、外回り全体を

ご覧ください。

 

ヌメっとし質感がきれいに出ています。

表面を加工してないタイプの革なので

(すごく正確に言いますと、

ごく薄っすらとコーティングし、

水ジミができにくいよう、しています。

しかしそれは、使ううちに完全に取れ、

経年変化へとつながります)、

 

 

 

使っていくうちに、

どんどんつやが出ていきます。

 

そして、革にキズがついても

手で撫でているうちに、

そのキズが目立たなくなり

良い感じに治っていきます。

 

この経年変化が、この革の良さ。

 

 

 

クライアントが気になさったのは、

100万円入れた時に

マチが札の邪魔をしないこと。

 

上のお写真で、それをお確かめください。

こういったご希望はけっこうあります。

お札を入れる時

ストレスを感じる方は多いようです。

 

 

 

さて、二番目のご希望ですが、

「なるべく薄く、軽く」は、上のお写真で

お確かめください。

 

これ一つ作るために、

どれだけの工程を踏むことでしょう。

革を漉く時には

0.1ミリ単位のこだわりを持って、

ひとつひとつの製品づくりにあたります。

 

思った以上に大変な時も少なくありませんが、

喜んでいただけることが

この仕事を続けられる原動力です。

ご注文、ありがとうございました。

 

定番を元にしたポシェットバッグ 209

定番を元にしたポシェットバッグ 209

2021/01/22

 

「生活が変わってきたので、

斜め掛けのポシェットバッグが

必要になってきました。」

 

お仕事時には

車で移動するクライアントですが、

必需品を小さいバッグに入れて

小さめ鞄で書類やパッド等を持ち歩きたい、

というお考えに変わってきたご様子です。

 

 

 

どんな形がいいのか、お話を伺いますと

大げさなものではなく、

さりげなくて小さめが良い、という

お返事でした。

 

形にはこだわりが無いとのことなので、

どんなものを入れるか、

中身を見せていただいてから

引き出した形が、

この「スィーベル」の変形。

 

 

 

たしかにこの形は、

中味が少ないなら少ないなりに

形がきれいですが、

パンパンに中身を入れても、

その厚みを

うまく、ぷくっと吸収してくれます。

 

どんな時でも形がうまく収まるように

と選んだのは、

本体と上部のマチが一体化している

この形の特徴が合ってたからです。

 

 

 

あまり大きくしたくない、

ということで、中身に合わせて

マチにテーパーをかけています。

 

そうすることで身体に沿ってくれて、

持った時、収まりがしっくり来ます。

 

 

 

ザクザク使うカジュアルなものなので、

なるべく安価に済ませたいと、

ストラップの長さを決めました。

 

ストラップの長さといえば、

 

今までたくさんの人を見てきましたが、

たとえ調節のできるストラップであっても

ほとんど長さを変えない人が

たくさんいるな、と感じています。

 

 

 

そんなことで、今回は

長さ調節なしのタイプをお薦めしました。

ストラップには長い革が必要ですから、

調節なし、となることで

かなりの革が節約になりますし

加工の手間も違います。

 

何より、結局調節しないのであれば、

紐全体のヘタりも少なく出来ますから、

クライアントと製作者両方にとって

かなり良い解決方法です。

 

フルオーダーメイドなら、

一番よく使う、身体に合った長さで

ストラップを作ることが出来ます。

無駄を省けば、余分なものが無いことで

スッキリと動けます。

 

ご注文、ありがとうございました。

 

たっぷり入るコンパクトなベルトポーチ

たっぷり入るコンパクトなベルトポーチ

2021/01/19

 

身の回り品を

腰に付けて持ち運ぶベルトポーチには、

根強いファンがいます。

 

ただ、人によって持ち物が違いますから、

ピッタリという大きさも

なかなか見つけられませんし、

ましてや使い勝手となると、

市販品に望むことは、絶望的となります。

 

 

 

本日ご紹介するのは、そんなベルトポーチ。

変わった作りで変わった形で、

いったいどういう経緯から

このお品が生まれたのかは、謎です。

 

店頭で拝見するものには、

昔のお品だと

不思議な凝り方のものが多い気がします。

それだけ自由に

作っていたのかもしれません。

 

 

 

こちらのクライアントは

以前お使いのものをお持ちくださり、

具体的に、こことここと…と

変更して欲しい内容を

お話しくださいました。

 

実際にモノがあると

話の行き違うこともありませんから、

ほんとうに助かります。

 

 

 

でも、実物がある時ほど、

気を付けなくてはならない

ご相談内容もあります。

 

ご本人がいつも使っていると、

気づかないことがあったり、

「これが当たり前」と思っていることが

じつは当たり前でなかったり…

うっかり忘れている内容が

出てくることもあります。

 

 

 

そんなこんなを

いろいろな角度からお尋ねして、

同じように見えても同じでない、

あるいは、同じであって欲しい部分が

きちんと踏襲されているひとつの製品に

作り上げていきます。

 

使いやすいものをお持ちで、

それをずっと使いたい、とお思いでしたら

一度ご相談ください。

 

ソフトタイプのメガネケース、メガネシェル

ソフトタイプのメガネケース、メガネシェル

2021/01/17

 

当店定番品の中には、

二個目や

二代目を作っていただけるアイテムが

あります。

 

今日ご紹介するのは、そのひとつ、

「メガネシェル」という名のメガネケース。

 

 

 

上のお写真で紹介していますが、

じつは、メガネの入る天地は

下のお写真のように、普通のものとは反対です。

 

それが、このメガネケースが

小さいにもかかわらず、

たいていのメガネが入る秘密です。

 

 

 

内縫いでお作りしますと、

その分容量が増します。

それを鑑みた上での、定番サイズ。

下のお写真のように

ちょっと高さのあるメガネも

きちんと入ります。

 

ただ、大きいボストン型の男性用メガネは

入らない場合もあります。

 

 

 

通常とはさかさまに入れると、

ケースの中で、メガネは

下のお写真のように落ち着いています。

 

これをすることで

マグネットがきちんと止まって、

さらに薄いケースになる、という仕掛け。

 

 

 

ちなみに

どんな大きさのメガネが入るか、

クライアントからお借りしているメガネ、

クラフツマンのメガネ、と

みっつの大きさを並べてみました。

 

どのメガネもスパッと入ります。

 

 

横から見ると、

こめかみ部分の高さに

違いがあることがわかると思います。

 

 

全体の高さは、下のお写真です。

 

 

 

バッグの中でも小さく収まりますから、

色違いでお持ちいただくことで

見つけやすくなることも確かです。

 

お写真のフューシャピンク色は、

たまたま入荷した牛革で、一点もの。

楽しいお色にも挑戦したい方には

お薦めです。

 

メガネをお貸しくださったクライアントに、

感謝申し上げます。

 

コードバンのフランクリンシステム手帳 205

コードバンのフランクリンシステム手帳 205

2021/01/15

 

コードバンの人気は

ますます出ている感じがします。

 

今回のコードバンは日本製。

日本で作ったコードバンの特徴は、

・色揃えが豊富なこと、

・水ジミができにくいよう

薄っすらと

表面をコーティングしていること、

の二点です。

 

だから扱いは楽ですし、

コードバンは丈夫なので

長保ちします。

 

 

 

 

 

日本のコードバンのお色は、

このシステム手帳のように

コーヒーのようなお色もあれば、

ワイン・グリーン、茶系の濃淡など、

他国のコードバンには

見られない多色の色揃えです。

 

色なのか、手触りなのか、

他の要素なのか、

私たちは、

クライアントのご希望に適った革が

良い革だと思っています。

 

そのために 店頭では

どのタイプの革でも見本を持ち、

みなさまにお見せして

触っていただき、

それぞれの特徴をお話しします。

 

 

 

 

 

革の場合、ほんの少しの加工の違いで

まったく違う特徴を持ちますから、

見てみて、触ることで

ご注文者それぞれの

「好き」がわかります。

 

そしてエイジングする革がいいのか、

変わらない革が好きなのか、

あるいはお手入れしたいのか、

手入れいらずがいいのか、

さまざまな要素をご説明することで、

「大好きな革」を

選んでいただいています。

 

今回のシステム手帳の

普通でない要素はいろいろありますが

内装素材もそのひとつ。今回は

ヌメのベージュを使っています。

この革はキズが目立つため、

これほどの大きなパーツが必要な

オーダー品ですと、

なかなか製作が大変です。

 

 

 

 

 

当店では

この牛革の原皮の状態が悪い中で、

栃木レザー㈱が作ってくれている

昔ながらの製法を使った

「ベージュ」で製作しています。

 

革の色の中で、ベージュほど

ごまかしの効かない革はありません。

革の下層が悪い部分や

小さなキズなども目立ちますから、

そこを避けてパーツを取るとなると

かなりの量の革を必要とします。

 

いつまでこの革を

作り続けられるかわからないという

原皮の状況を見ますと、

 

何十年に渡る

経年変化を楽しめるこのお品は、

最高にパフォーマンスの高い

「道具」になってくれると思います。

 

 

 

 

 

長く使うために必要なのは、

道具に愛着を持つこと

ではないでしょうか。

たとえ生活の状況が変わっても、

今までのような状態で

その道具が必要なくなったとしても、

他の使う場を見つけたり

(そうでなければ)、人に譲ることで

引き継ぐことができます。

 

引き続き使うことで、

すばらしい経年変化をしてくれて

驚くようなお品になります。

 

そのうち、

こちらのお品の経年変化を

拝見できるでしょうか。

このたびはありがとうございました。

 

 

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