実際のオーダー例
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貴方のオーダーのヒントになさってください。
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ベルトポケット型の小銭入れ財布 87
2019/08/31懐かしいタイプの
小銭入れをご紹介します。
昔はお目にかかることの多かった
小銭入れの中に、
ベルトに付けられるタイプがありました。
男性の中年以降の方の腰に、とか
ゴルフをする時にお見かけしたのですが、
近ごろはとんとお目にかかりません。
クライアントは
現在お使いの小銭入れをお持ちくださって
「このサイズがとてもいいんですよ。」
とリクエストくださいました。
ベルトに付けるタイプは
どのようにベルトに付けるかが
ポイントになって来ますが、
この形が既にお使いの形で
とくに不便も感じないということで、
現物を踏襲しています。
小銭入れなので、
他の小物よりもずっと
しっかりした質感でお作りしました。
長年の経験から、
キーホルダーと小銭入れは
革小物の中でもっとも消耗が激しいと、
事実がわかっていますから。
また、ある程度の年齢になって来ますと
黒っぽい裏地の中で、あるいは
暗い中で探す時に、
中が見えにくくなってきます。
そうしたことを踏まえて、
裏地のお色は黒でないお色を
お奨めしました。
この裏地のお色でしたら、
便利なだけでなく、
見た目も楽しく感じられます。
こういった内容が、
「必要から来るデザイン」にあたります。
パーツのデザイン、色のデザイン、
全体のデザイン、と当店では
すべてにおいて、
必要から導き出していますので、
使いやすさを追求していただくことが
可能です。
このたびはありがとうございました。
うつくしいコードバンのA5カバー 92
2019/08/28とても美しいA5カバーをご紹介します。
コードバンでお作りしました。
外見が変わっているのと
大きさがあることとで、
文字通り「立派な」持ち物となりました。
こんな素敵なお品にしあがり、
製作方も、大変だけれど
その分楽しく作れたことに、
感謝申し上げます。
出来上がりの形が、上のお写真です。
外側に名刺が5~6枚入る
個性的なデザインです。
このクライアントの発想の豊かさを
伺うことのできるデザインで、
裏地のワインカラーに呼応させた
名刺入れの一部にちらっと入った
ワインカラーが素敵です。
コードバンというのは、馬のお尻の革。
以前ご説明しましたが、
お尻の革を剥いだ
その下にある「コードバン層」というのが
この革の原皮となっています。
そこにしかない稀少な層だけを使って
作られた革が、コードバンになっています。
ですから、一番大きなサイズであっても
馬のお尻の左右がつながった一部で、
そんなに大きいものではありません。
近年では、コードバン価格の高騰から
「めがね」と呼ばれる
左右の尻のつながった一枚は、
あまり見ることが無くなりました。
そんな中、
A5サイズノートが入って
こんな風に収納できる
大きなひと続きのパーツを取れる革は、
稀少な一枚です。
革の購入時には
型紙を持って行き、
ちゃんと取れるかどうか、
目だった傷はないか、
下部分の厚みに不備はないか、等
吟味して一枚の革を買ってきます。
一枚一枚の革を選ぶ・・・
革や金具などの材料の選定から、
みなさまのフルオーダーメイド品は
全力で作られています。
このたびのカバーには
見えない、しっかりしたマグネット留めを
採用しています。
クライアントご自身のの美意識に見合った
最高の解決方法で製作されることも、
特別注文いただく上での醍醐味です。
L字ファスナー長財布 85
2019/08/24L字ファスナーの長財布にも
こんなに凝ったご注文があります。
当店のL字ファスナー長財布は
「ロングジーヴズ」といい、
なるべく薄く、
なるべくコンパクトに、という
コンセプトで作っていますが、
今回はロングジーブズと同じ
L字ファスナーでありながら、
このようなアプローチです。
ジーヴズは、L字の残り
つまり2辺が
ぴたりとふさがれた形ですが、
こちらのご注文品は
1辺にマチを付け、可動性を出しています。
同じように見える形でも、
モノを作る人が見る時には
こんな違いに注目するのですが、
使い手の方には
そんなことはどうでもいいことで、
ちゃんと使える、ということが
一番の問題になることです。
また、どちらが使いやすいかは、
その人その人の感覚次第です。
ひとりひとりに合わせると、
無限大のオーダー種類となります。
今回は、その中でも
かなりうまい配置で、
たくさんの収納がある長財布となりました。
上から二番目のお写真にある
小銭入れには、
小銭の種類を分けられる仕切りがあります。
また、レシートを入れる
大きな内ポケットには
マチを付けたことで、
たっぷりと入れることが出来ます。
こうして毎回、
同じアイテムであっても
まったく違う品々をご紹介していますが、
これだけのお品の種類を
どこのオーダー店が作れるでしょう?
新作ショルダーバッグの色違いのご注文品
2019/08/2210周年記念としてお作りした
お目を留めてくださったクライアント。
いくつものバッグを
ご自分の荷物量とTPOに合わせて
お持ちくださっています。
お写真のショルダーバッグのタイプは
昔は目にすることが度々あったタイプかと
存じます。
でも今は全く見ることがありません。
懐かしい気持ちもありますが、
昔のタイプを今に焼き直すとどうなるか?
それを体現させたのが、このバッグ。
クライアントは確かに、
この荷物量で斜め掛けできるタイプを
お持ちではありません。
この方のように
計画的にお求めいただくことで、
どんな場面であっても、
気持ちよく扱うことのできるバッグを
毎日お持ちいただくことができます
そんなに便利でも、
バッグなら、全部で7点でまでで十分…
現代の生活では
スマホは必携になりましたから、
外ポケットは、それが入るような
大きめの大きさにしました。
また、バッグ本体の深さを浅くすることで、
中のものが
ぱっと見えるようにしました。
これでごそごそと探し回る生活から
解放されます。
内側もすべて革でお作りしていますから、
とても軽く(わずか337g)、
形がきれいに取れるバッグになりました。
今回は現物の一点物とは違うお色で
オーダーいただきましたので
このコーナーでお色違いをご紹介します。
まったく雰囲気がかわりますね!
お持ちいただいてから
ご感想を拝受いたしました。
ご紹介させていただきます。
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ショルダーバッグ、
蓋の部分を開けた時に、
不思議な爽快感あります。
不思議ですね。
底が浅いからでしょうか⁈
革の感じもよくこれからの変化も楽しみです。
ショルダーバッグは
使ってない日も撫でています。
ちょっと皮の感じが
変わってきたような気もします。
楽しいです。
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こんな風に楽しんでいただけて、
とても嬉しいです!
ありがとうございました。
使いやすいお色で、とてもお得なお値段です。
ぜひご注目ください。
スマホも入るクラッチバッグタイプの長財布 94
2019/08/20「使いやすいお財布がずっと欲しいと思って
いろいろ考えてきました。
ご相談に乗っていただきたいですが…」
若いクライアントで、真摯な雰囲気の方です。
今使っている長財布を見ながら
説明しましょうということで、
お話しを伺いました。
話が進んでいきますと
ご希望通りの仕様にすると
大きさはご希望から外れる、等
矛盾点がいくつか出てきました。
そこで、コンサルティングでは
どのように考えて仕様を決めるかを
お話しました。
すると、しばらくお考えになった後
「そうしたら、
これを削って、これも削って、
こちらは生かしたいと思います。」
と、てきぱきとご判断が出てきました。
モノ作りをご存じないのは当然ですが
(だからこそコンサルタントがいるのです)、
こちらのご説明をさっと理解して、
ぱっとご判断に移られたことには驚き
とても嬉しく思いました。
たいていのクライアントが、
コンサルティングを通して
ご自分の考えをはっきりさせることができ、
重要なこと、些末なことを分けて
お作りする革製品のことだけでなく、
生活全体を見直してくださるきっかけになります。
このクライアントは、大幅に
財布の中身を減らしてくださることになり、
持ち物を見直してくださることになりました。
興味深いアプローチは、
お財布の中に必要に応じて
三つのオプションを作ることでした。
毎度すべてのカードを持つ必要はないので、
外出の度
必要なカードだけを持つようにしたいとのこと。
そのためにカード入れだけのオプションをふたつ、
それから領収書等を分けて入れる
簡単なポケットのようなオプションをひとつ、
リクエストいただきました。
外出のための「バッグ長財布」
という位置づけなので、
一番手前のポケットにはスマホも入ります。
ベースになった形は
小銭入れがガバっと開くこの定番。
本体には持ち手をお付けしましたから、
持ってる感が大きく
置き忘れる心配もありません。
後からお会いしましたら、
「この財布に入る以上に
モノを入れることは止めました。
そうすれば
いつでもシンプルにいられます。」
ありがとうございました。



























