実際のオーダー例
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貴方のオーダーのヒントになさってください。
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ふたつ目の「お気に入り」二つ折り財布 91
2019/09/13懐かしいタイプの二つ折り財布を
ご紹介します。
当店でご注文くださる方の中には、
自分の気に入っているものを
使い続けたい方が、少なくありません。
そのような方は
現物を見本としてお持ちになり、
「これと同じに作ってください。」と
ご注文なさることがほとんどです。
中には
「ここだけはちょっと変えてください。」
という方もお出でですが、
むしろその方が少ないかもしれません。
本日ご紹介するお財布は、
以前当店でお作りしたものを
もう一度新しく作り直したものです。
こちらのクライアントも、
以前お作りしたものを
きっちりとお持ちくださいました。
ありがとうございます。
たまに女性クライアントから男性の方へ
「お財布をプレゼントしたい。」という
リクエストをいただきます。
そんな時かならず確認するのは、
「その方が気に入って使っている
お財布はありませんか?」ということ。
なぜなら
気に入っているお財布しか使わない男性は、
みなさまが想像する以上に多いからです。
そんな時には、こっそりと
贈られる方の使っているお財布を
お写真に収めていただくこともあります。
むしろ「あまりこだわりがないようです。」
という方の方が少ない傾向でしょうか。
こだわりのない方でしたら、
持ち運び方や性格的なことを伺って
いろいろとご紹介しています。
これからキャッシュレスの推進が続きます。
中身がカードだけになっても、
使っているものを通して
毎日してきた行動や、
それを持っている時の安心感には
変えられるものがないのかもしれません。
新しいタイプの小さなカード財布を買って
それに慣れるか、
手持ちの現金が減るだけで
レシートやお守りを入れたりと
今までの財布に不便はないので、
そのまま使い続けるか、という問題は、
あまりたいした問題ではないかもしれません。
トートバッグ型ショルダーバッグ 811
2019/09/11珍しいデザインの
この美しい鞄は、
男性クライアントからのご注文。
ルバルのワインカラーですが、
お写真では
現物よりも少々明るめに出ております。
実際、
大人の男性にお持ちいただくのにも
すてきなお色です。
この変わったデザインバッグの
元になった鞄は、
20年ほど前のものだそうです。
年代の古いお品を拝見するたび、
さまざまなデザインが
市場があふれていた当時を
懐かしく、誇らしく思います。
当時は、
同じような素材、同じようなデザイン、
同じような仕様のあふれる
今の市場からは 考えられないほど、
多様な品々が生み出されていました。
今とは全く違うアプローチで、
使うことと見た目を
融合させていたように思えます。
この頃に比べますと、
今は、軽く、薄く…と
すべてがコンパクトさを
一筋に目指し、とにかく「効率的」。
見本バッグはなかなかワイルドで、
裏地も付いていませんでしたが、
手の進むまま作ったような
勢いを感じました。
当店の昔のお品もそうですが、
勢い溢れるものがたくさんあったのは、
人にはまだまだ欲しいものがあり、
しかもいろいろなノウハウが
確立されていない途中経過の時代、
ということがあったのかもしれません。
重く、ワイルドな鞄を
「軽く、大人の持つ鞄」に
作り直す作業は、
今の時代に即した作業かもしれません。
「お気に入り」の使いやすい鞄を
「現在のご自分」に適したバッグに
作り直したいと思ってらっしゃる方、
いつでもご相談ください。
シンガポールからのご注文、クロコダイルの革ベルト 94
2019/09/09中国系の秘書の方からご連絡があり、
シンガポール人のクライアントに
クロコダイルベルトをお作りしました。
「以前はH社でオーダーできたベルトが、
最近では発注できなくなりました。
バックルに合わせて、
クロコダイルのベルトを
作ってくれませんか?」
革製品オーダーメイドの本場である
ヨーロッパの老舗店でもほとんどが
最近ではオーダーメイドを
受け付けてくれなくなり、
ブランドによっては
それがかなり長い期間に渡っています。
どのブランドも効率を目指し、
新しい注文品のひとつひとつを
きちんとできる職人を、
育てることが出来なくなっています。
各ブランドの数少ないベテラン職人は、
毎季ごとの新作を
試作から本製品までに仕上げることで、
手一杯になっているのかもしれません。
それほど、毎シーズン
ショーウィンドウに飾られている
バッグたちは、
デザイン的に洗練され、
難しいテクニックを使われています。
クロコダイルやリザードなどの材料が
入手困難なだけでなく、
レベルの高いお品を
きちんと作れる職人、も
製作ブランド側にとっては
入手困難なものとなっています。
もちろんどこも
自分のところで育てるのですが、
今の時代 特に
それが難しいことになっています。
左が見本になったベルトで、
右が当店でお作りした
ダークブラウンのクロコダイルベルト。
厚みもきちんと計ってありますので
きれいにバックルに収まります。
今頃はクライアントのパンツベルトに
おとなしく
収まっていることでしょう。
一枚のクロコダイルから
たった一本しか取ることのできない
希少な一枚革のベルトは
ほんとにゴージャスで、
革に無駄なく、きちんと作ると、
上のお写真のように
同じような
大きさのクロコダイルを使うことになり
同じような斑柄の並びになります。
おもしろいですね!
TPOから導き出したコンパクト財布のオーダー品
2019/09/07長いお付き合いのクライアントは、
もういくつものお財布を
ご注文くださっています。
女性クライアントで、
ご自分のお財布と家計のお財布には
ジーヴズを使ってくださっています。
「ほんとにコンパクトなのに
たくさん入ってくれて、便利です。」
とは、ジーヴズをお使いになったご感想。
その方が「ジーヴズよりも
きちんとしたタイプで、
フォーマル的なものが必要なんです。」
というご依頼をくださいました。
年齢や生活の変化で、
こんな風に自分を装うことが必要、と
よくわかっていらっしゃる
クライアントからのご希望です。
「そんなにたくさん
現金を持ち歩くことはありませんから、
お金が少し入って
コンパクトな二つ折りが良いんです。
小さなバッグにも収まりますし。」
今回ベースになったのは、
もっともコンパクトな二つ折り財布。
メンズとしてのご提案でしたが、
こんな風にアレンジすることで
ステキなレディスになりました。
小銭入れはとても使いやすいものと
なりました。
いつもすばらしいアイデアを
ありがとうございます!
フルオーダーメイドのマチ付き名刺入れ 93
2019/09/02若いクライアントから
「バッグが欲しいので
相談に乗ってください。」という
ご連絡をいただきました。
お話しているうち、
これまで特に鞄を使ったことがない
という事実をいただき、
フルオーダーメイドの場合、
クライアントが
どんなものを持って、
どんな風に使うか、を聞き取りしてから
お薦めの形をご提案することを
お話ししました。
「オーダーする前に、
まずは目的を持って
何か使っていただくことです。」
これを聞き入れてくださり、
それでは名刺入れを持っていないので
最初に名刺入れを作りましょう、
となりました。
それでいただいたご注文が、この名刺入れ。
端正な形で、
自分の分といただいた分を
きっちり分けて 使うことが出来ます。
ありそうでない形。
これこそがフルオーダーメイド品です。
コンパクトで端正、というのは
名刺入れにとって素晴らしいことと思います。
あらためて
そんな事実を確認したひと品となりました。
ありがとうございます。























