実際のオーダー例
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貴方のオーダーのヒントになさってください。
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Suica等カード入れの付いたコンパクト財布、ジーヴズ 82
2018/11/04当店の誇るベストセラー
「ジーヴズ」には、
さまざまな加工のご希望をいただきます。
今日ご紹介するのは
外側にSuicaカードを入れるための
ポケットをお付けしたジーヴズ。
このご希望がかなうことで、
これひとつお持ちいただけば
どこへでも外出ができます。
基本手ぶらで歩く人のための
アプローチと言えるでしょう。
もちろんこれを
バッグの内ポケットに入れておけば、
ぱっと取り出すだけで
いろいろなシチュエーションに
対応できます。
よく「もしこうしたら、良いと思いますか?」
というお尋ねをいただくことがあります。
しかしそれは、使う人それぞれの
何をどう入れて使うか、
それから、その方が今何歳で
これから10年経ってどういう年齢になるか、
などのパーソナルな条件次第で
変わる内容なので、
一概に「これこれこうです。」という
お返事はできません。
ある人が良いと思っている仕様が、
他の誰かにとって
とんでもないアプローチだったりするわけです。
そこでデザイナーがお返事するのは、
みなさまが判断するための材料になる
事実、です。
長い年月の溜めの中から
引っぱり出し、
時によって似たケースから想像し、
みなさまが判断しやすくなるよう、
さまざまな角度からお話します。
フルオーダーメイドの場合、
リーダーは一人一人のクライアント。
そして
優秀なサポーターがいることで、
さらに、より良いお品になります。
ハラウェイシステムというバーチャルリアリティーのためのリュックベルト
2018/11/02もう25年ほど前、
個人ユーザーのための新しいPCマシンを
製作販売する部門を起ち上げた
IBM社の方が、
代官山においでになりました。
それからずっとお付き合いいただき、
そこが解体するまでずっと
いまだにありえない内容と言えるほどの
おもしろいお仕事で、
ご一緒させていただきました。
それはとても興味深く、
まったく知らなかった
コンピューターにまつわる様々なことを
みなさまからお教えいただき、
当店もかなり早くから
HPを持ち、固有ドメインも2000年から、
という由緒正しきことになりました。
ほんとうにありがたいことです。
そして20年ほど前には、
超整理手帳をご紹介している方が
おいでになり、
やはり興味深いお仕事を
させていただきました。
その時考えたものの中には
非常に優れたお品があります。
無茶ぶりされる方が、いい意味で
期待を裏切るほどのものが出来上がる、と
この両者とのお付き合いで
よくわかりました。
そして、新しい世界が出来上がる時を
一緒に過ごさせていただき、
おもしろい時代だった、と今でも
たまに思い出すことがあります。
昨年、久しぶりに
新しい世界からの
クライアントがおいでになり、
本日ご紹介する
バーチャルリアリティーを使った
こてこてのオタクグッズを
製作するに至りました。
バーチャルリアリティーとは何ぞや?
言葉で知っていても、
今ならいろいろな事例がありますが
当時はピンと来なくて、
単なる頭の中での理解でした。
今回ご紹介するこのリュックマシンは
MOAI設計さんの
バーチャルリアリティーを使った
コンテンツに使う道具です。
もちろん機械本体を作って、
最初の2枚の手作りの道具を
考案したのは、
MOAI設計の竹内さまです。
3枚目からが当店製作の本番品。
これが何かと申しますと、
ゴーグルを通して見た画像から
与えられる衝撃を、
実際に身体に伝えるマシンです。
コンプレッサーに繋がっていて、
痛くない程度の圧力が
ピストンを動かして、
身体に衝撃を与える、という仕組み。
実際に試しましたが、
最初に身体に圧を受けた時は
思わず爆笑するほどの
衝撃でした。
上のお写真は、
公開デモンストレーションの様子です。
例えば自分が
サンドバッグになったり、
寝転がっていると
人に踏みつけられたり、と
普段ではあり得ないシチュエーションで
このマシンが身体にどんと来ますと、
すごく不思議な気持ちになります。
こうしてまた
新しい世界の入り口を
知ることができ、この仕事は
まことに楽しい仕事と思います。
デモンストレーションは
随時やってらっしゃるそうなので、
ご興味ある方は、FBをご覧くださいね。
グリーンとピンクのショルダーバッグ 85
2018/10/31「このバッグが気に入ってるんですが
そろそろダメかな、という感じなので
新たに作っていただきたいんです。」
変わったバッグを
お持ち込みいただきました。
なるほどこういう
製作アプローチも、確かにあるなあ、
という珍しい構造でした。
なぜクライアントが
このバッグの使い勝手に満足しているのか、
容易に納得できる
使い勝手のいい、優れたバッグです。
バッグの製作者として
お持ち込みいただいたバッグを見るとき
まずは構造的な内容に注目します。
どんな考え方で構築されたものなのか?
そうして製作トレースしていきますと、
なぜここがこうなって、
どういう根拠からそうしたのか、
ほとんどすべての部分において
謎解きができます。
バッグの製作というものは、
それほどまでに論理的です。
いつもお書きしていますが、
昔のバッグの方が、格段に
おもしろい推理ゲームになります。
こういう作り方をここに使うか!
といったことがあると、
わくわくして、嬉しくなります。
ですから、その会社のデザイナーが
紙の上でデザインしたバッグを、
技術者が苦労して
なんとか形にしたバッグなのか、
それとも、作り手が関わりつつ
形になっていったバッグなのか、
はたまた、技術者が新しい角度の
技術の使い方にトライしたものなのか、
なんとなくわかります。
「なぜフルオーダーで
バッグを作るお店がないんですか?」
よく訊かれる質問ですが、
その答えのひとつは、
まずフルオーダーの場合、
無限というほどの数の
技術の組み合わせが必要だからです。
また、技術の組み合わせ以前に
その基礎になる技術も
相当数あります。
ひとつひとつの形の
それぞれにノウハウがある、
と言っても過言ではありません。
複雑極まりない作業になりがちです。
最近の量産品の構造は
とても単純になってきた気がします。
複雑な構造のものは、多分ほとんどが
ハイブランドの製品でしょう。
そう考えていきますと、
工場が量産品に対応する技術も
限られたものになってくるでしょう。
単純に、価格を抑えるため、あえて
面倒なことをしないのかもしれませんが…
今回、クライアントの
このバッグへのこだわりは、
色にもありました。
型押しのグリーンをご希望で、
内側はきれいなピンクか赤を
ご希望いただきました。
たまたま見つけた裏地が
このきれいなピンクで、
とても喜んでいただきました。
嬉しいですね!
まず最初に「色」に目を留める方が
多いかと思います。
そして、「もっとこうだったらいいのに」
というご希望も出ることでしょう。
見本の形があるバッグでしたら、
それが最も適した構造なはずですが、
さらに当店の知識と技術を駆使して
あなたにとっての最高のものに
仕立て上げます。
長財布持ちの方にピッタリの小銭入れ 84
2018/10/29小銭入れもいろいろありますが、
とくに男性の場合、
「これがいい!」と
普段からお使いだったら、それ以外、
その方に向く形はあり得ません。
本日ご紹介する小銭入れは、
お嬢様からお父様へのプレゼント。
往々にして男性は、
愛用品の他のものには目もくれない
ということをよくわかってらっしゃって、
「同じものを」と
スケッチ画を送ってくださいました。
お描きくださったスケッチ画で
ほとんどすべてのことがわかりましたが、
マチ部分がどうなっているかまでは
ちょっとした謎でした。
サプライズにしたい、ということで
見本のお品をあまりじろじろ眺めると
お父様にバレてしまうので、
確認がとれないのです。
そんな時はまず
アトリエ中で想像を巡らせます。
なまじ製作方法や各種のアプローチを
多数知っていると、かえってその分
妄想は爆裂します。
技術責任者とデザイナー、
他の技術者も加わり、
ああでもないこうでもないと
どんどん話が転がっていきます。
そんなこんなをした後、
クライアントに的確な質問を2,3すれば
すべてが解決します。
それから製作に入るのですが、
まずダミーを作り、それを確認してから
本製品製作に突入していきます。
ほんとうに小さいものほど難しい!
この小銭入れには
2~3枚のカードも入り、
三つ折りの札も入ります。
これを、ピッタリとした
気持ちいいサイズでお作りするのは、
至難の業です。
入ればいいや的なアバウトサイズで
作るわけではありません。
現在クライアントのお父様がお持ちの、
その感覚と似通ったものを
お作りすること。
当店がやっている仕事は
そんな絶妙な内容です。
iPhoneも一緒に入れるファスナータイプの手帳カバーバッグ 712
2018/10/27ステキな笑顔で
お写真を撮らせてくださったクライアント。
ワインカラーがお似合いです。
手に持ってらっしゃるのは
出来上がったばかりの手帳カバー。
というか、クラッチバッグというか…
少し大きめサイズなのは、
中に入るのが手帳だけでなく
iPhoneやSuicaなど、
とにかくそれだけ持っていれば
移動出来て仕事ができる
という、いわば三種の神器とでも
いうタイプの
クラッチバッグだからです。
大きさはありますが、
とても薄く、
中に入れるものはぴたりと収まっています。
その、ぴたりを収まる、が
クライアントの第一のご希望です。
ペンの太さがちょうど
ファスナーの幅の中に
納まるようにしましたから、
こういったレイアウトと
サイズ感になったわけです。
先ほどクラッチバッグとお書きしましたが、
じっさいには
手に持って移動するわけでなく
バッグの中にお入れになりますから、
なるべく薄く
なるべくぴったりサイズを、
というご希望でした。
「すごい!ほんとにぴちぴちですね。
これだけぴったりだと
すごく気持ちいいです!」
それに、きっとこのように
持ち物ひとつひとつが
小さく、軽くなることで、
お身体や動きが楽になることでしょう。
一番上のお写真は、
お引渡しの際 すべての
中身を入れたあとのピカピカの笑顔。
ありがとうございます。
内側もすべて
革でお作りしていますから、
長く長くお持ちいただくことができます。
次にお目にかかる時はきっと
つやつやの革の表面に
変わっていることでしょう。
クライアントとの長いお付き合いは、
一緒に作り上げることや
喜びを分かち合うことで続きます。





























