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スマホ用を収納できるファスナー長財布 76
2018/08/08なるほど、と思うご注文も
多々あります。
今日ご紹介する長財布も
そんなご注文のひとつ。
財布とスマホを
一緒に持ち歩ける機能を付けた
ファスナー長財布です。
「こんな風に持ち歩きたいんです。」
というリクエストをお受けして、
具体的にどうするかを考えました。
人によって
外ポケットに入れたスマホを
どの方向から取り出したいか、など
細かい聞き取りをした後、
それに合わせたご提案をします。
この方は、タテ方向で出し入れしたい
というご希望なので、
手に持ち歩く時
なるべくすんなりと持てるよう、
なだらかな曲線を描いた
ポケットにしてあります。
しかも、フタ留めの金具等は
一切付けず、
マジックテープで対応して欲しい、
というご要望もあり、
このような形にまとまりました。
お財布の表面がなだらかなので、
持っている感からくるストレスは
ほとんど感じません。
このクライアントからいただいた
財布の中身のリクエストが
とても変わったものなので、
どうぞよくご覧ください。
一般的なものとは考え方の違う、
珍しい仕様です。
参考になる方もおいでと存じます。
またこの方の遊びが出ているのが、
内部のお色を変えたところ。
外側ネイビーに対して
内側をベージュにしてらっしゃいますが、
一部のみイエローを使っています。
個性的なご注文を、
ありがとうございます。
ベージュとイエローなら
相性はがいいので、
すんなりと別色を
受け入れることができます。
お財布とスマホは
すでに必ず携行したいアイテム。
それをどうやって持つかは
人によってさまざまに考えるでしょう。
そのひとつの答えが
このご注文品です。
もうひとつ、当店の定番に
というものもあります。
参考までにご覧ください。
シンプルなトートバッグのイメージについて
2018/08/06こうしたご希望もあるのだなあ、
と思った案件をご紹介します。
以前お作りしたトートバッグですが、
ご注文くださったクライアントは
とても気に入って、
どんどん使ってくださいました。
「そうしたら、
このバッグを見て
金具の形に目をやる人たちから、
H社のものではないかと
尋ねられることが増えてきて…
それが嫌なので
金具をもっとシンプルなものに
取り換えていただけないでしょうか?」
なるほど…
左が元の金具の形ですが、
上下のヨコ線部分がなくなると
確かにHの文字に見えます。
メッキもラインも美しい金具だったので
私どももクライアントも
そういうことに目が行かず、
選んだ金具でした。
そこで今度はもっともシンプルな金具に。
それでもメッキもいいですし
ラインも微妙な美しいものです。
「ああ、これならオリジナルだわ。」
自分たちにはこういう視点で
見る人がいることはわかりませんでした。
お教えいただき、
ありがとうございます。
シンプルな形だからこそ、
質のいい、オリジナルな印象を
ご希望くださるクライアントがおいでだと、
そのこともわかりました。
2穴バインダーとクリップボード178
2018/08/04仕事に使う道具は、
自分の使い勝手に合い、かつ
格のあるものを探す、となると
なかなか見つけられません。
今日もそんなクライアントの
ご希望のお品をご紹介します。
セットでお作りした2点は、
ひとつが珍しい2穴バインダーで
もう一点もなかなか見つけられない
タテ型のクリップボードです。
当店特製牛革のダークブラウンと
ベージュのお色を組み合わせた
品格ある仕事道具は、
われながら見事な出来栄えです。
見栄えだけでなく、使い勝手も
クライアントが心からお望みの仕様。
まさに理想の道具です。
クライアントの強いご要望で
この二点のサイズを
タテ・ヨコを同じ寸法にしたので、
重ねてお持ちいただくにしても
ぴたりと重なって、
気持ちよく持ち運ぶことができます。
特筆すべきは
タテ型クリップボードの金具です。
金具に直に革を貼り、見た目を
さらに格調高く仕上げていること。
ここまできちんとしたものでしたら、
どこのどんな相手先の人と対峙しようが
気持ちで負けることはありません。
たかが仕事道具、
されど仕事道具。
大事な、力あるクライアントに対して
何事でも対等でいられることは、
大きな力ではないでしょうか
(この部分につきましては、
ご注文者の方にはお話伺っておりません、
あくまで想像です)。
内側に使ったベージュのスムース革は、
それはそれはすばらしい書き味を
皮膚で感じられる素材。
お気に入りのペンの滑りも軽やかに、
どんどんと話は盛り上がることでしょう。
良い道具を
素直に気持ちよくお使いいただくと、
心まで軽やかになります。
五感に訴求する道具をお持ちになれば
この感覚を味わっていただけます。
一度そんな経験をなさってみませんか?
お揃いの二点目、2穴バインダーは
これまた珍しいリング形をしています。
これがクライアントの
使い勝手の上でのこだわりです。
しかも金具のお色は絶対にゴールド、
という、これまた譲れないご要望です。
もともとこの金具には
シルバーカラーしか存在しないので、
この1本だけにメッキをかけてもらいました。
少し厚めの本金メッキなので
メッキが取れるまでにお時間がかかり、
その取れ方も
剥げるように剥落するものとは違います。
当店では
それぞれの材料をそろえるうえで、
他業種のプロの方にお願いして
こうした細かい希望に応えてもらっています。
このように、他業種で
細かい希望に応えてくれる方々は
さいわい今はまだいらっしゃいますが、
当店と同じく、細かく気を遣って
技術向上も大変、気苦労も多いわりには
賃金のお高くない業種ばかりなので、
いつまで続けていただけることやら…と
案ずることがあります。
こういう職種を支えてくださるのは、
当店クライアントのみなさま!
いつもありがとうございます。
何でも入る、小さなファスナー財布 1711
2018/08/02もしもこの仕事を百年やったら、
クライアントが持ち込む見本すべてを
「これは見たことがあります」と言える
状況になるでしょうか?
それは絶対に無理でしょう。
今回お持ち込みいただいた財布も、
こんなアプローチの仕方は初めて、
という小さなファスナー財布です。
とにかくサイズが小さく、
その割には小銭も取り出しやすい
変わった作りのお財布は、
いったいいつ
どれくらいの数が作られ、
どれくらいの人が
ここまで長くご愛用なさっているでしょう?
かなりロマンあふれる想像です。
あなたがいま愛用しているお品は
どこかで誰かが考案し、製造され、
世界中で、1000人くらいの人が
同じものを持っている…
今回、これをご愛用のクライアントが
こうしてご注文くださったわけですが、
とりあえず札でも小銭でもカードでも
何でも入ってしまい、
それぞれ出し入れしやすくできているのが
すばらしい、と感心しました。
内側に、小銭入れのフタを留める
留め具などが一切ないところも、
注目すべき点です。
このように無駄のない作りは、
まさに正真正銘
民芸に通ずる心意気です。
そして、開けると同時に
すべてのものを見通すことができます。
どれだけ使いやすさを考えたものかが
伝わってきます。
私が、昔のモノづくりはすばらしい、
とよく書くのは、こうした意味からです。
必要に応じたデザインを考える、
というのは、新しいアイデアの元、
引き出しを持っている、ということ。
ひとつのアイデアではなく、むしろ
アイデアの核となる魂を持っている
というべきでしょうか。
こうしたお品に出会いますと、
早く、安く、
だめになったら買い替えればいいや、
という思いで作られているものとは
対極なので、
身の回り品が尊いものであった
良き時代が感じられます。
そういったお品が
当たり前に存在した当時には
見えなかったことが
わかるようになるには、それなり
時代を経なければなりません。
私どもは
こうしたお品に込められた
「気持ちよく使ってほしい」という
気持ちを、大切に
オーダーメイドに
引き継いでまいりたいと思います。
A5ノートカバー 710
2018/07/31お店に展示してある
A4クリアファイルホルダーをご覧になって、
A5ノートカバーのデザインを
お決めくださったクライアント。
「これだったらベルトの先が
バッグの中で引っ掛かりませんし、
ペンも好きなものを持てますね。」
このデザインにした意味を
すべてご理解いただけて、
とても嬉しいです、ありがとうございます。
手帳カバーのベルトの先端は
案外引っ掛かって邪魔になるものです。
こんな始末なら、心配ありません。
またペン差しも
太さの決まっているタイプは
使いにくいですし、
付いている場所も
使い勝手にとっては
なんとも微妙な感じがします。
一般的でない当店の定番に対して、
フレキシブルな使い方を
良しとしてくださるとは、
なんと融通の利くクライアントでしょう。
後ろ表紙の方には
ファスナーでぴっちり閉まる
ポケットをご要望いただきました。
何から何まで
アイデア豊富なクライアントです。
それも、ご自分の使い方が
明確に決まってらっしゃるからですね。
栞と名刺入れをお付けして
この方のカバーは完成です。
「こんなものがあったらいいのに…」
オーダーメイドの始まりは
こういうお気持ちです。
そして、ある程度ご自分の使い方を
外から観察して、知ることが大事。
そういう感覚をお持ちいただくと、
当店店頭でのご相談時の
デザイナーからのどんな質問にも、
ためらわずに答えが出てくるでしょう。
そんな時「おおっ!」と思うお気持ちが、
オーダーメイドの醍醐味のひとつ。
「おおっ!」と
一度は感じていただくと、
またおもしろい世界に遭遇します。




























