実際のオーダー例
40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。
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華やかなリザードバッグ・イン・バッグ 66
2018/06/19華やかなお色が大好きで、
それがまたお似合いのクライアント。
身の回り品を入れて
ちょっと持ち歩ける
バッグ・イン・バッグをお探しで、
当店にご注文くださいました。
定番スィーベルは
長財布の入る長さで、
うち縫いで仕上げているため
見た目より物が入ります。
今回のクライアントも
それが決め手となりました。
またこのバッグの良いところは、
持ち手がうまく収まるので
バッグ・イン・バッグとして
かなり優秀なところ。
市販品には
なかなかこういう気の利いたものは
見つけられません。
バッグ・イン・バッグを
ご注文いただく時、大切なのは
持ち物をどこまでタイトに減らせるか、
ということです。
あれもこれもとなったら
バッグ・イン・バッグなのに
大きめになってしまいますから、
「どこで切るか」
それを一番にお考えください。
これだけあれば
とにかく出かけられる、というものだけを
お選びいただき、
スタンダードにしていただけると
もっとも出番の多いお品に
仕上がります。
アイテムによって
何が一番のポイントかが違いますので、
そこにご注目いただければ、
誰でも
オーダーメイドを
うまくお使いいただけます。
腕時計ベルト 67
2018/06/17腕時計ベルトにも
たくさんの種類があります。
今回のものは
ベルトに2点のバックルがあり、
それで本体を留めるタイプ。
かなり珍しいタイプです。
腕時計ベルトを製作するときには、
時計本体と
ベルトバックルをお持ち込みいただき、
出来上がりまでお預かりします。
それをもって作業するからですが、
その他にも理由があって、
それは、市販の金具には
かっこいいベルトバックルがないからです。
失くしてしまったということであれば
市販品の中からお選びしますが、
お手持ちの時計と合うようなものは
まずないことを、ご了承ください。
このベルトは平らにお作りしてます。
どういう意味かというと、
厚みは一定で、平坦に作っているということ。
腕時計にはいろいろな大きさがありますから、
幅はそれぞれの留め具のサイズに合わせます。
でも当店では
厚みは、
時計本体のボリュームに合わせます。
そこがきれいに見えるところ。
ボリュームについてご希望ありましたら
ぜひお話しください。
眠っている腕時計を
蘇らせませんか?
*他の腕時計ベルトをご覧になりたい方は、
「時計ベルト」で検索してくださいね。
手帳カバーのフルオーダーメイド 61
2018/06/13当店の目指す製作物のイメージは、
デリケートで端正な中にも
枠に入りきらないやんちゃな部分のある、
相反する要素を持っていること。
それでデザイナーは、
いわゆる「ヌメ革」と同じ作りで
同じ経年変化をする牛革素材に
こだわっています。
ヌメ革で革製品を作る場合はたいてい、
分厚い一枚革で、手縫いで作ります。
そしてお色はほとんどの場合
ベージュかブラックであることが
多いと思います。
そういう作り方だから、
ごつくて重いのは当然のこと。
当店ではその常識を破って、
すべてのお品を作っています。
つまり、当店の製作方法は
当店独自のもの。
成牛を使ったヌメ革のキメは
多少粗めですが、革は丈夫で
どんな加工にも適しているという
特徴を持っています。
そういうことなら…と
頂戴したオーダー品に合わせて、
またご希望の内容に合わせて、
当店では革の厚みを変えています。
革見本の革の厚みを見て
「あのう、こんなに厚い革では困るので、
もっと薄くしていただけますか?」
と遠慮がちにおっしゃる方もおいでですが、
当店では、皆様がご想像なさる以上に
かなり細かく革の厚みを変えています。
革見本はあくまで色のサンプルと
お考えください。
結果、ワイルドな革を使い
デリケートな作り方をすることで、
当店独特のニュアンスある
製作物が出来上がります。
この常識破りは
こういうものを作りたい!という
欲望から始まります。
他に比べるもののないお品には、
こんなお話があります。
オメガ式ベルト 78
2018/06/11パンツ用ベルトのバックルには、
いくつかの方式があります。
今日はそのうちのひとつ
オメガ式、と呼ばれるものを
ご紹介します。
最近はあまり見なくなった
タイプのバックルです。
縫い留める付け方で、
少しだけコツがいるので
最近あまり見ないのかもしれません。
こうしたきれいなデザインで、
厚みのあるしっかりした素材の金具は、
たいてい どこかの会社の
特注材料のことがほとんど。
以前にもお書きしましたが、
金物を作るにあたっては
全く別の業界の人に
お願いすることになります。
小物の革製品ひとつ作るにも、
たくさんの別業界がかかわっています。
そして、特注金具は、極端な話、
ひとつ作ってもらおうが
1000個作ってもらおうが
同じような金額です。
それは、特注金具を作るにあたっては、
最初のひとつを作るための金型製作に
最もお金がかかるからです。
ですから通常、
私どものような小さい製作者たちは、
いわゆる金具問屋さんに行って、
そこに既にある金具の中から
自分のイメージに合うものを
探してくることになります。
ところが、たくさん作れて
たくさん売れる製造販売会社であれば、
独自にデザインした金具を
発注することができます。
その最たる製造販売の大手が
有名ブランド。
金具がいいのは当たり前のことです。
話は変わりますが、
いまから20年ほど前までは
どんな小さなブランドのものをとっても
デザインも質もいいバックルが
多かったですが、
今はなかなかそういうものに
お目にかかることがありません。
もしそういうものをお持ちでしたら、
どうか捨てないでください。
当店で再生させますから!
きれいでシンプルな長財布 75
2018/06/09「きれいな」という表現がぴったりの
カードとお札だけを入れる長財布の
ご注文をいただきました。
コンパクトですし、
すらっとした感じが
持つ方の個性を表します。
栃木レザーの革を使う作り手の多くは、
どちらかというと
うちより革を厚手に設定して
少しごつめなお品を作るかもしれません。
中には、一枚革で手縫いの人もおいでです。
同じタイプの革を使っても、
作る人の目指すラインによって、
製作方法や使う裏地・芯材、
糸の太さや縫い幅、縫い代などは
まったく違っています。
そのディテールの積み重ねが
全体の印象の決め手につながります。
みなさまが作り手をお訪ねする時、
その店頭にあるお品を
どうぞよくご覧ください。
百貨店のように
それぞれのアイテム別に仕入を起こし
それを店頭に並べるだけでしたら、
どんなお品が置いてあるかは
全く関係ありませんが、
製作する人のお店でしたら、
置いてあるもの すべてが
製作者を表しています。
もちろんその製作者の持っている
技術の幅もわかります。
どれだけ幅広いアイテムを作れるか、
また、どんな印象のものを作るか、
など、いろいろなことがわかります。
店頭に並んでいるお品を拝見して、
もし
「なんか違うな」と直感的に思ったら
それは「違う」のです。
私たちの目は、
言葉にできはしませんが、
恐ろしいほどたくさんの情報を
脳に伝えています。
直感的に思ったことは、
あとからよく考えてみると
きちんとした理由が思い当たることが
多いかもしれません。
お買い物をする時はぜひ、
その「違和感」を大切にしてください。
選び間違えることは
かなり減ると思います。
何かをオーダーする時も同じで、
店頭に並んでいるもののイメージが
自分が欲しいもののイメージと
違うのであれば、
立ち止まって考えてみてください。
自分がそれを
着ることや持つことで
表現したい自分のイメージはどんなか?
そんな風にして、
どうぞオーダーライフをお愉しみください。




















