実際のオーダー例
40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。
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グレーのiPhoneケース 735
2018/04/26「タテ型のiPhoneケースって
ほとんどないんですよね。
たまたま御社のページで見つけて…
あ、タテ型があるんだ、と。」
当店で定番でやってましたタテ型は
お使いの方には評判がよく、
何年か経って機種変しても
ご注文してくださる
根強いファンがおいでです。
今回はグレーの表面に
ダークブラウンの裏地をお付けしました。
このグレーが微妙なお色で、
だんだんとブラウンぽくなるので
ニュアンスのあるお色になります。
たまに、栃木レザーさんに
作っていただける革のひとつです。
カード入れなど何もお付けしない
シンプルなタイプなので、
革の美しさが
これ以上ないほどものを言います。
オーダー品を製作して感じるのは、
どんなに技を駆使して作っても、
素材が普通なら
見え方も普通になってしまう、ということ。
なぜどこも
そのブランド特有の素材を持つかというと、
宣伝や新味を追うという意味もありますが、
一般的な商品と見た目で区別するため、
またひと目でわかる
存在感の違いを出したいからです。
素材はそれくらい正直です。
わかる人にしかわかりませんが。
バッグひとつ作るのに、
どれだけの職種が関わっているでしょう?
素材を作るだけでも、
素材の方向性を決める人、
それに基づいてデザインを決める人たちがいて、
製作段階でもそれぞれの工程にプロがいます。
またその素材を
検証する人たちがいます。
みなさまがお持ちになる
当店の革製品は、
そういったプロたちが吟味して作った素材を
もっとも生かして作られています。
お嬢様へのプレゼント ビジネス鞄 71213
2018/04/23おしゃれなお父様から、
お嬢様への就職祝いの鞄を
ご注文いただきました。
お父様のクライアントとは
もう25年以上のお付き合いを
いただいております。
ありがとうございます。
毎回こだわりのバッグを
製作してきましたが、ある時
「もう僕は
どんな時のバッグも作ってもらったから、
当分必要なものも、バッグも、
注文したいものはないかな…」
とおっしゃって
その後はごくたまに
主にお使いいただく2点の鞄の
メンテナンスをしておりました。
それが先日、「いよいよ娘がね、
就職することになって…
こんなバッグを
プレゼントしようと思います。」
お父様のデザインするバッグを
お持ちになれるお嬢様なんて、
いったいどれくらいいらっしゃるでしょう!
すてきな親子関係です。
お嬢様の持つ書類の量がどれくらい、
と既に聞き取りをしてくださって
デザインも頭の中に
思い浮かべてくださっておりましたから、
お店では
すらすらとスケッチをお描きくださいました。
おしゃれがお好きで、
ご自分の着るもの、持つものをすべて
ご自分でお選びになる方なので、
イメージを絵にすることが
楽しいご様子。
さすがは
オーダー百戦錬磨のクライアントです。
その絵を基に
細かいポイントに修正をかけ、
より具体的にして
製作するためのスケッチ画を描きます。
そして実際の製作時には、
なるべく絵のイメージに近づけるべく
リアルの修正を施していきます。
こうしたデザイン重視のお品には
特に気を使って修正をかけます。
「裏地をね、赤にしたいということです。
それだけ変更がありましたので、
よろしく。」
お父様とお嬢様の間で
どんなに楽しい会話がなされたことでしょう。
特にお付き合いの長い
クライアントの方ですと
もう旧知の間柄で、
お描きになる線の一本一本まで
どんな意味を持っているか
理解できます。
一家のみなさまで
オーダー店をご利用いただくというのは、
素晴らしいことではないでしょうか。
こちらのクライアントには
革製品のことはなんでもサポートしてきました。
これはひとつの
理想的な当店の使い方かもしれません。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ハラコの長財布 7710
2018/04/21「ハラコを使った長財布が欲しいです。
とにかくシンプルなもので、
柄のおもしろさを生かしたいのです。」
今回のクライアントのご依頼です。
珍しいことに、外側は牛革で、
内側にのみハラコを使うというご依頼。
かぶせからちらっと見える
ハラコの柄を、という
シンプルですが
おしゃれさにこだわったご依頼です。
ハラコを使う場合、
柄の方向と毛並みの方向が難しく、
今回は、それがうまくかみ合った場所を
使うことができました。
何でもないように見えるお財布ですが、
手の込んだ意匠になっています。
柄の入れ方については、
お電話やメールで
何度も相談をしました。
その結果、
「思った通りの出来上がりです!」
というご感想をいただけました。
嬉しいですね。
人それぞれどこにこだわりを持つかは
全く違います。
そんな時、デザイナーは
クライアントに成り代わって
考えます。
「この方の好みやこだわりならば、
こうあるといいのではないか…」
たくさんある頭の中の引き出しから、
その人の嗜好に合う解決方法を
出してきます。
B6サイズ手帳カバーのご注文 61013
2018/04/17珍しいB6サイズの手帳に
カバーをお作りしました。
クライアントのご希望は
カバー全体の留め方にあり、
お写真のように
ちょっと上目に丸いラインの
ベルトを留めるご希望でした。
このベルト部分にはペンフックを掛けて
ペンホルダーになさるおつもりです。
このようなペンホルダーの考え方は
当店定番クリアファイルホルダーにも
ありまして、
なかなか便利な使い方です。
「こうあらねば」という考えを
ちょっと変えていただきますと、
いろいろな選択肢に気づきます。
全体を留める留め方も珍しいですが、
いまB6サイズをお使いになる方も
あまりいらっしゃらない気がします。
この辺りは、みなさま
ひとりひとりの「使いやすさ」が
まったく違いますので、
それをどう探すか、あるいは
ぶち当たるか、はご自身で
気づいていただくことになります。
当店のコンサルティングでは、
広範囲のお話を伺うことで、
ほんとうに何をお求めなのかを
突き詰め、
クライアントと共同作業を
させていただきます。
3人寄れば文殊の知恵
とか申しますが、
何かを検討する時、
赤の他人であるプロが同席している
ということは、
どんな世界においても
大切なことと思います。
20年以上前のメンズ鞄のリフォーム
2018/04/15「この鞄、
どれくらい前に作ってもらったか
よく覚えていませんが、
まだ使ってます。
それで、この前作ってもらった
ショルダーバッグの肩紐が良かったので、
この鞄の肩紐も取り換えてもらいたい。」
長いお付き合いの
クライアントからのご要望です。
TPOに応じて
当店の鞄を使い分けてくださっている
ダンディな方です、ありがたいですね。
もう20年以上前にお作りしたもので、
それ以上どれくらい前のものか
私どもも記憶が定かでありませんが、
使っている裏地素材を見ますと、
明らかに20年以上は楽に経っています。
よくぞ何ともなく
使ってくださっています。
当店のように
これだけ長く製作を続けていますと、
素材の変遷も良くわかっています。
20年以上前の素材は、
裏地ひとつとっても、
今では考えられないくらい丈夫でした。
劣化の度合いが
現在のものとは格段に違います。
そういう意味で言いますと、
革というのはまことに丈夫な素材です。
上のお写真が
取り換える前のストラップですが、
まだまだ使えないことはありません。
特にこれだけ長持ちしている理由は、
このクライアントが
コンスタントに
使ってくださっているからです。
革の業界で「お手入れ」というのは、
クリームをつけたりなんだり
格別なことをすることではなく、
手を入れて使う、ということから
来ている言葉です。
確かに
使わなくなった革製品の劣化には、
怖ろしい早さが加わります。
愛情が大切なんですね。
どうぞみなさま、
大切なものこそ 箱にしまい込まず、
どんどんお使いください。
さて、こうして
後ろ面にもポケットを追加して
新たな使い勝手になった鞄ですが、
昔のものを見ますと
ほんとに素材が丈夫だったな、と
あらためて感じます。
でもそれはもしかすると、
持つ人の希望に合わせて
軽量化を図った結果かもしれません。
革の話をしますと、
革の丈夫さは、厚さ=重さに比例します。
軽量にするということは、
どんなことをしても
昔のような丈夫さはない、ということを
意味しています。
重い=丈夫というのは
ものに共通することです。
そして、どんな材料であっても、
重厚な素材を作るにはお金がかかります。
安く安く、と
単価を絞られる素材やさんには
厳しい時代が続いていますが、
ものづくりに携わる人誰もが、
そういう中でもベストのものをお届けしたい
と思って仕事をしています。
どのものづくりでも、
本物のものづくりをしている人たちが
長く続けられることを願っています。























