実際のオーダー例
40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。
カテゴリー
コンパクト財布、ジーヴズのワックスがけ
2017/10/05大きなバッグだけに施す
加工ではありません。
本日ご紹介するのは
人気のコンパクト財布、ジーヴズに
ワックスをかけたオーダー財布。
コックさんのように
油や水を使う手で使う人、
ということだけでなく
とにかく水汚れが心配、という人にも
有効です。
最初はこうして白いですが
手で撫でていくことで、
毛穴の中まで
必要な分のワックスが入っていき、
不必要な分は外に落ちます。
外に落ちる分は、気になる方には
タオルなどで拭いていただくと、
ざらざら感もなくお持ちいただけます。
出来立ては白い色で
元の色は何が何だかわかりませんが、
ワックスが入って、取れてくると
元の革の色が
ピッカピカになって出てきます。
そうなってくると
もはや 手入れ知らず。
ワックスがけしたものは
そんなところが便利です。
定番では旅行鞄にワックス掛けした
「シエナ」があります。
フルオーダーでいただくご注文にも、
雨を気にしたくない方から
リクエストいただくことがあります。
いろいろな場面で便利なワックスがけ、
こんな選択肢もあるということを
ぜひお含みおきくださいね。
自立するビジネスバッグ、アイブライトの変形オーダー
2017/10/03「このバッグが良さそうなので
自分なりに変形させたいのですが。」
最初にお見積もりをお出ししてから
ご注文をするかどうかを
考えてくださったクライアント。
ご自分の持ち物を
すべてお持ちいただいて、
どこにどんなふうに入れる
ということを
つぶさに教えてくださいましたので、
ご相談段階で、レイアウトが
かなり具体的になりました。
「あと、雨が降っても持ち歩くので、
革が痛まないようにしてください。」
というご依頼があったので、
全体にワックスをお掛けしました。
この白い粉のようなものがワックスです。
このワックスは
(株)栃木レザーが使っている
プロ用のものですが、
パーツの段階で
丁寧に塗りこんで、ゆっくり入れます。
ワックス掛けの革としては
「ブライドルレザー」が有名ですが、
少し前から、本物のブライドルは
かなり少なくなっています。
本物のブライドルレザーというのは、
タンニンなめしの水染め革を
ワックスに漬け込んで
芯通しにする製作方法なのですが、
近年では
顔料染めの革の上に
ワックスを載せているだけのものも
多く見かけます。
ですから当店のワックス革は、近年
ブライドルレザーと呼ばれているものより、
革の性質としては
ずっとオリジナルの考え方に
近い品質となっています。
オリジナルの考え方は、
毛穴の開いた革の中に
ワックスが染み透って
雨から革を護ってくれる、という
ナチュラルなもの。
近年のものは、
顔料染めそのものが
ある程度水を寄せ付けませんから、
そういう革にワックスを掛けても
あまり意味はありません。
ですから、ファッション的な意味と
思っていただければよろしいかと思います。
ところで、
今回のご注文品で一番変わっているのは、
持ち手の長さを変えられること。
しかも、長い持ち手の先を
ポケットの中に隠せるので、
よもや持ち手の長さを変えられるとは
まったくわからない、
意表を突くものになっています。
多くのご注文者はそれぞれ、
独自のアイデアをお持ちです。
毎回、リクエストを伺うたびに
求めるものには道が出来るのだな、
と感じます。
ありがとうございました。
二つ折りメガネ用のメガネケース
2017/10/01アウトドア用品は、
総じてとても良くできています。
何が良くできているかというと、
汎用性のある形や大きさのものが多く、
中に入れるものを
特に決める必要がない、というところ。
使う人が、自分の目的に合わせて
たくさんの選択肢の中から
選ぶことが出来ます。
本日のクライアントは、
いつもさまざまなアイデアを
お出しくださる方です。
今回ご注文いただいたのは、
二つ折のメガネ用メガネケース。
数年前から
アウトドアに傾倒してらっしゃるため、
アウトドア用品をご覧になることも多く、
いろいろな製品に通じています。
したがって、発想も豊か!
実際にお使いだったのは
上のお写真のポーチです。
メガネを入れてたところを拝見すると、
ほんの少し大きい感じ。
そして扱っていらっしゃるところからは、
どうやら、ファスナーの向きを
反対にした方が
このクライアントには合いそうです。
ケースというのは何でも、
大きすぎても居心地の悪いものです。
小さすぎたら入りませんし…
当店のクライアントからは
ピッタリに作ってほしい、の他、
「心地よいゆとりを」と
ご依頼を受けることが多いと感じます。
そんな時、どれくらい小さくするかは
まさにデザイナーのカンひとつ、です。
お手持ちの現品がある場合
実際にものを入れてゆとりをみますが、
それでも、かなり微妙な問題です。
なぜなら、素材が変わることで
ゆとりの出方も変わり、
感覚もかなり違って感じるからです。
ですから、
どのくらい詰めるかは
経験のなせる業。
これも、なかなか
後進に伝えることのできない技ですが、
ミリ単位で詰める幅を決めていきます。
出来上がったものを見ると
まったく違和感がないので、
まさかそこまで
気を使ってものとは思えない事でしょう…
後日ご来店下さった時
「いやあ、快適ですよ。
大きさは、ちょうどいいです。
ワインカラーのウラ地を
ご提案をいただいて良かったです。」
いつもいつもありがとうございます。
ワインカラーのウラ地が
あなた様の個性にぴったりだと思いました。
また新しいアイデアを
楽しみにお待ちしております。
二つ折り財布のフルオーダーメイド
2017/09/29近頃の市販品は
同じような品ぞろえですが、
とんと見なくなってしまった財布も
たくさんある気がします。
本日ご紹介する二つ折財布も、以前は
さほど珍しいものではなかったと思います。
小さめのお財布ですが
カード入れも小銭入れも
きりっと、きっちりしています。
端正な、お持ちになる方のお人柄が
しのばれるような財布です。
何でもカードになってしまった社会で、
これだけ少なめに
カードの枚数を絞れるというのは
たいへん珍しいことです。
きっといつも美しく整頓されているような
ライフスタイルの方なのだと思います。
オーダーメイドをご依頼なさる方には
それぞれのこだわりがあります。
今回のお財布は
小銭入れのスナップ部分。
しっかりした金具と一体化したタイプで
革がヨレてくることはありません。
こういったこだわりの部分に対しては
特に気を付けて、お作りします。
クライアントはどなたでも、
出来れば一生使いたいというものを
オーダーしにいらっしゃいます。
そのエッセンスを伺って理解し、
なるべくその通りに表現するのが
フルオーダーメイドの仕事。
出来上がりのお品を見ると
どれも簡単にできたように見えても、
じつはそれぞれが
かなりの苦闘を経たものばかり…
クライアントにとっての
一生の友であるお品は、同時に
作り手にとっては
我が子のようなものなのです。
財布機能&スマホを一緒に持つテックポーチ
2017/09/27デザイナーがずっと追いかけている
テーマのひとつに
「ほぼ手ぶらのお出かけ」
というのがあります(笑)。
新作で作った「テックポーチ」は
その集大成ともいえるお品。
「手ぶら」第一作目は
「スィーベル」というバッグ・イン・バッグ。
こちらは、お財布やスマホ、
ハンケチやティッシュ、メガネなど
一カ所に収めて
バッグに入れておくバッグ。
ランチタイムや軽いお出かけ時、
大きなバッグを置いて
それ一個だけ持てば
必要なものは入っている、という
コンセプトで製作したものです。
通帳も入る大きさですから
銀行セットを持ち歩いている方も
いらっしゃいます。
もちろんデザイナーは
当初それを使っていました。
かなり長い間愛用していたと思います。
けれど年齢が上がるにつれ
もっと軽く、もっと身体を楽にしたい、
と思うようになって
さらに携行する持ち物を減らしました。
「いざという時なんでもある」という選択と
「とにかく身軽にする」という選択は
どうしてもバッティングしますから、
どちらを選ぶか、という局面で
デザイナーが選んだのは、
「身軽になって、身体を楽にすること」
でした。
ある時期から
デザイナーが目指す革製品作りは、
「人の身体を楽にする革製品」
となってきました。
デザイナーはよく
「完璧な持ち物などありません」と申します。
その主張を表わすいい例が、
この、身の回り品を持ち歩くポーチ。
年齢が上がると
人によっては、デザイナーとは真逆に、
「心配をなくすために、すべてを持ち歩く」
ことをお選びになるので、
ますます荷物が増える方もおいでです。
そういう方は、重いのは仕方ない、と
割り切ってくださいますので、
まずすべてを持ち歩ける容量にします。
荷物を軽くしたいお気持ちはおありですが
まずそれとの両立は不可能でしょう。
このように
相反する要素を望む場合は、
どちらかを選ばなくてはならなくなります。
どちらかを捨てる、という選択です。
だから、すべての要素を備えた
完璧な容れ物はあり得ない
と申し上げているようです。
今回の新作、テックポーチは
デザイナーの言を借りれば、
スペースを絞りに絞った
まさに究極の携行品用バッグ。
外側にあるのは小銭入れ、
たっぷり入って、出し入れしやすいです。
全体のサイズは、デザイナー自身が
三つも四つも使ってきただけあって
かなり絞られたサイズと感じます。
たくさんのお札(10枚以上)になると
お札をたたまないと使いにくいかな
とも思いますが、
5枚くらいであれば
お札をまっすぐのまま入れられます。
もしくは、そのふたつの方法を
混ぜて使えばいいわけですね!
スマホはiPhone6、7の大きさまで
入ります。
よく使うカードは
3枚までは独立したポケットに入れて、
その他は真ん中のスペースに
まとめてたくさん入れられます。
カード入れの奥にあるポケットには
SuicaやPasumoも入れられますし…
まさにこれひとつで歩くポーチ。
どうお使いになってもいいのですが、
使う人によって変幻していくのが
当店定番の特長です。
工夫するのがあまり得意でない方には
用途がはっきりせず、
よくわからないものが多いかもしれません。
当店定番は
個人個人の使い方に合わせられる
おもしろい品揃えになっています。
どうぞみなさまのイマジネーションを
働かせていただき、ご覧くださいね。
きっとあなただけのひと品を
思いつくことが出来るはずです。


































