実際のオーダー例
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貴方のオーダーのヒントになさってください。
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柔らかい感触のウエストバッグのオーダーメイド品
2017/07/20ボディバッグがアイテムとして一般化し
それに伴い、当店にも多くの
ご注文をいただくようになりました。
今回はウエストポーチとしてのご注文ですが、
フレキシブルにストラップの長さを調節でき
ボディバッグとしてもお使いになれる形です。
こちらのクライアントは、
すでにナイロン製の製品をお使いでした。
ただ、それがやや大きすぎ、
よりコンパクトになさりたいとのことで、
普段お持ち歩きになっている品々を
あらためて実際に入れていただいて
どれだけのスペースが削減できるか
細かなトライアルの上、
全体の大きさを決定しました。
もうひとつのこだわりは、
いい素材で、より長持ちし、
しかも軽くしたい、というご要望で、
それには当店の、ルバルという革が
まさにうってつけです。
始めから適度な柔らかさをもち、
お使いいただくうちに
何とも言えないツヤが出、
さらに身体に馴染むような
気持ちの良い柔らかさになってきます。
お色は、今いちばん人気の
ネイビーをお選びになりました。
見本の製品は、
ファスナーの外ポケットが付いていましたが、
よりスムーズに出し入れできるマグネ留めの
サクッとしたポケットをご提案しました。
また、内ポケットはご本人のご意向で
厳密にどこに何をという風には決めず
大き目のものを4つ、お付けしました。
お財布やスマホやキーケースが
それぞれ無理なく入る大きさです。
「うんうん、この大きさですよ。
すべてぴったり収まります。
革もいい感じですね。」
使えば使うだけ、良さがお分かりいただける
自慢の素材です。
気がついたときに、手で全体を
まんべんなく撫でてください、と
いつもお客さまにお渡しするとき
申し上げるのですが、そうやって
今ごろは可愛がってくださっているのでは、
と思います。
ありがとうございました。
二段式小銭入れのある二つ折り財布のオーダーメイド品
2017/07/19これまで、「こんな形見たことない」という
お財布のオーダー例を多数紹介してきましたが
一見、普通にありそうだけど、
よく見るとこれはないなあ、というお財布を
今回はご紹介します。
二つ折りの札入れの外部に
独立した小銭入れが付いている、という
形自体は非常にポピュラーなのですが
問題は、その開口部の向きです。
一般的なものとは逆に、
今回のお財布は、上の写真のように
お財布の折れ曲がる中心線側が
小銭入れの開口部になっています。
こうしたクライアントのこだわりは、
ひとえに使い手の「手癖」みたいなもので
既製品ではどうしてもなじまない、というか
もっとスムーズに使いたいという
切なる願いの顕われなのだと思います。
そしてもうひとつ、このお財布には
ある恐るべきギミックがあります。
上の写真からはわかりづらいと思いますが
小銭入れが上げ底になっています!
全体のバランスを考えると、どうしても
小銭入れを小さくできない。
しかし、それでは深くなりすぎて
小銭が取り出しにくい。そこで、
「上げ底にできませんか?」という
ご要望だったわけです。
そんなことできるかしら…
と、そのときは思いました。
試作(思索?)の末、解決しましたが、
あまりにアクロバチックな作り方で
既製品でこうした作りのものがない理由が
よくわかりました。
手間がかかりすぎるのです。
もちろん、カード入れや
仕切りのある札入れ部は
いつものように、問題なくまとまりました。
こうしたご要望は作る側としては、
ちょっとした知的な興奮が喚起されます。
それよりもなによりも
お客さまの喜ぶ顔が見れたのが最高でした。
A4 30穴システム手帳のオーダーメイド
2017/07/18久しぶりにお作りした
珍しいA4, 30穴のシステム手帳を
ご紹介します。
手帳やノートには様々なサイズがありますが
ご注文で一番少ないものが
このA4, 30 穴かもしれません。

当店では、システム手帳の表紙には
2種類の作り方があります。
硬い表紙にするか、革だけの表紙にするか?
市販品だとほとんどが、
当店の表紙よりももっと硬いタイプです。
また硬い場合の表紙の硬さにも、
当店だと、2種類の硬さがあるんですよ。
それは人によって感じ方が違う、
ということもありますし
その感じ方は大きさによって違ってしまう、
というさらにややこしい感覚が
あるからです。

まあ、そんなんこんなんを
クライアントのみなさまひとりひとりに
お尋ねしてからお作りしますので、
「思った以上の出来上がりです」という
ご感想をいただけるわけです。
オーダーメイドは
コミュニケーションが命、ですね。

先日ご来店くださった
女性のクライアントは
ご相談が始まってしばらくの間
緊張してらっしゃいました。
ご相談が終わってご注文の段になり、
「今日は良かったです。
私、自分の欲しいものを
どうやって説明したらいいか
わからなくて、すごく緊張してました。
でも、私の考えを
どんどん引き出してくださるので
思った以上の御相談ができました。」
ありがたいお言葉です。

今回のクライアントは
ご自分の欲しいものをはっきりと
ご自分の言葉で
お知らせくださいました。
ありがとうございます。
これは
オーダーメイドに慣れているか
慣れていないか、の違いですね。
どちらのクライアントにとっても
革のオーダーメイドで大切なことは、
「ご依頼者と製作者が
一緒になって理想を作り上げること」。
どうぞ製作者を信頼し、どんどん
デザイナーを使ってくださいね。
ノーブルなハンドバッグのオーダーメイド品
2017/07/17「このバッグが
気に入ってる大きさなんですが、
いかんせん安物の素材で…
すぐ壊れてきてしまいました。
同じサイズで
良い革素材でシンプルに
エレガントに作っていただきたいです。」
女性もののハンドバッグには
柔らかい雰囲気のものと
カチッとした雰囲気のものとの
二種類があります。
さてこちらのクライアントは
どちらがお好みでしょう?
お話ししていきますと
カチッとした外縫いがお好きですが、
使って行くにつれて
ちょっとくたっとして欲しい、
という難しいリクエスト。
そこで全体は外縫いにして
かっちり仕上げましたが、
こちらのバッグは
使うにつれてやわやわと
柔らかく馴染んでいきます。
これが当店特製牛革の真骨頂!
市販品では、硬いバッグは硬いまま、
そして柔らかいバッグは
最初からくたくたなまま、
というどちらかの選択になります。
「使って行くにつれて」がミソですが、
このハンドバッグの製作には
当店の革素材しか使っていませんから、
経年変化として
理想的な手に馴染む柔らかさになるのです。
これは、他の素材では不可能です。
信じられないでしょう?
でも当店の革の手触りを知ることで、
他社製品を持つことができなくなった
クライアントは少なくありません。
またこのバッグは
見た目が重そうに見えると思いますが、
とても軽くて
身体が楽をできます。
それは、革素材だけを使って
当店独自の作り方をしているから、です。
デザイナーが、革で
軽いバッグを作りたいと思い始めてから
すでに20年以上が経っています。
それでも毎回、もっと軽く、でも
どうしたらさらに持ちが良くなるか、
という矛盾する内容を考え続けていますが、
結果として、ひとつひとつ
クライアントのお品に合わせて
レシピを変えているのが、現状です。
それが当店のオーダーメイド。
毎日毎日考え、工夫し、
目に見えない努力を重ねています。
その研鑽が店の屋台骨であり
みなさまからお寄せいただく信頼の証です。
喜んでくださったこのクライアントにも
感謝いたします。
ありがとうございました。
定期入れ&お財布機能を持つiPhone6(7)ケース
2017/07/15iPhone6と7は同じ大きさです。
plusも6と7は同じ大きさ。
普通の人にはどうでもいい情報ですが、
ケースをお作りする我々にとって
どんどん出る新機種が
どういう大きさなのかは大問題です。
さて、今日ご紹介するのは
iPhone6(だから7にも使えますよ)ケース。
クライアントはiPhone4の時から
当店ケースを使ってくださっていて、
デザインはご覧のとおりのタテ型。
数少ないタテ型信望者のお一人です。
ありがたいですね。
同じ形を
かなり長く使ってくださってますので、
生活に
少しずつ変化がおありのご様子です。
このたびのケースには
「老人パス」が外から見えるように、
というご依頼をいただきました。
ある年齢になると
地方自治体からいただける
バスの万能パスだということです。
それでそのパスは
運転手さんに見せるタイプとのことで、
ケースを開かずに見せたいという
ご依頼。
タテ型ケースは、写真を撮るときも
電話で話すときも
向こう側にフタを折るタイプ。
電話で話すときは、
うまくふわっと折れるため
とても話しやすいのが特徴です。
でも、ヨコ型に比べると
革のロスが多く、歩留まりが悪いので
市販品の量産においては
あまり作りたくないタイプ。
そしてこのケースには
内側にスイカやクレジットカードが
ばっちり入りますから、
お財布要らず。
定期も入ってるとなれば、
これひとつで歩くことができます。
「手ぶらで歩けるiPhoneケース」
写真を撮るときには
こうしてフタをぐるっと折り曲げると
すっきりとレンズが出ますから、
ケースがずれそう、というストレスなく
どんどんお写真を撮っていただけます。
そして、最近の改変。
これは当店の方の改変で、
昔はフタはベルト留めだったのですが、
今では薄い四角いマグネットを
使っています。
だからすっきりしていて、開け閉めも楽。
また、内側に使うシェルカバー
(これは市販品を買い求めますが)、
こちらも最近ではめっきりよくなりました。
柔らかい透明タイプなので
落としても割れませんし
スマホ本体のお色がそのまま楽しめます。
ものを作って提供する人たちがみな、
いつも切磋琢磨して
もっと良いものを、と努力していることが
よくわかります。
ちなみに、これが昔のケースとの違い。
ずっとすっきりして、使いやすくなりました。
「しばらくケースのない状態でいたけど、
どこにパスを入れて
どこにスイカがあるか、いつも探してました。
やっぱりこうして全部ひとつに入ってると
便利だね。
忘れ物もしないし、無くさないし、
最悪これだけ持ってれば、困らないから。」
ほんとに ようございました。
いつもありがとうございます。




























