実際のオーダー例
40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。
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持ち込みバックルに合わせてお作りしたベルト
2017/06/29「革のオーダーをやっていると
伺って…ベルトはどんなものを
作ってくれますか?
持ち込みのバックルに合わせて
作っていただけますか?」
ということでお作りしたベルトです。
このタイプは板バックルというもので、
可動するピンがついたバックルではなく、
バックルの裏にピンが固定されている
タイプの金具。
なかなかこういう
いぶした雰囲気の
アンティークのようなバックルは入手できません。
だからこその、オーダーメイド。
クライアントのウエストサイズに合わせて
お作りします。
当店でお作りするベルトは、
表も裏も、間に挟んだ芯材も
すべて革でお作りしています。
それは、革だけでお作りすれば
はめ心地が全く違うからです。
すべて革のお品だけが、
持ち主の腰のカーブに合わせた
孤を描いて、
ピッタリと吸い付くようなはめ心地に
なります。
快適さは、
素材の良さだけが生み出せるもので、
五感を満足させてくれます。
スワロフスキーペン用ペンケース
2017/06/27「プレゼント用にペンケースが欲しいんです。」
中身は、スワロフスキーの華奢なペン。
ペンのイメージに合わせて
華奢でデリケートなイメージのケースを
お作りしました。
でもそのイメージは、見た目だけ。
タフなので
長くお使いいただけます。
細いペンに合わせて作るのは、
太いペンに合わせて作るよりも
難しいことです。
バッグよりも、
種類も多くサイズも違う小物を
ぴったりに作れる職人の方が
ずっと少ないのが現実。
こうしてお作りしたものは、
10年以上はお使いいただけます。
以上、とお書きするのは
使い方によって持ちが違うからです。
時間が経てば経つほど
使い込んだいい味が出るのは、
当店のような品質の革だけ。
今ではほとんど作られなくなってきた
タンニン100%鞣し+100%水染めの
牛革だけが持つ
アンティークのような輝きは、
使う人が愛情で育て上げる輝きです。
A3カーヴ、メンズバッグのオーダーメイド
2017/06/25久々にA3サイズの鞄を
お作りしました。
このクライアントは
建築関係のお仕事に従事しています。
図面を持ち歩く関係上
バッグサイズは
A3ホルダーが入る大きさになりました。
このクライアントはいろいろな小物を
揃えてくださったのですが、
「いよいよ鞄に行きたいと思います。」
ということで
しばらくお考えくださったご様子。
鞄を作る、ということは
ご自分の持ち物や生活を見直すことに
他なりません。
このクライアントも
相当精査してくださったようです。
どんな鞄にしたいか、と考えてみると
気になることがわかったとのこと。
見た目のかっこよさと、
思ったよりずっと軽いことが
気に入った要素です。
しっかりと鞄の形が取れていることも、
図面をきれいに持ち歩けるという
条件に当てはまります。
ご相談は3回に渡り、し直しています。
それは、今までいただいた中で
一番込み入った考え方になる
リクエストでしたから、
どのように解決するかを
製作者側としても何回か精査し直す方が、
間違いない出来上がりになるからです。
また、その行為を通して
ご依頼者自身が本当にそれでいいのかを
あらためて顧みることにもなります。
その経過を経て、最後に追加で
リクエストされたのが、
ゴロゴロバッグの引き手に通すループ。
そのループをきちんと使えるようにするために
ポケットパーツの製作方針自体、
見直しが必要になりました。
なぜなら、バッグの後ろ外ポケットには
たくさんの内ポケットを作ることに
なっているからです。
そのループは、その外ポケットと
相反する考え方を必要とされる
リクエストでした。
このように、相反する内容を
バランスよくまとめる必要は、当店の
オーダーではかなりたくさん出てきます。
これが、数字の計算のようには
ぱきっと答えを出せない、最も難しい技術。
量産品にはまず
こんな難しい題材自体持ち込まれませんから、
クライアントが目的を持って行う
フルオーダーの難しいところ、です。
しかも、この鞄のように硬い表面に、
どのようにしたら
こういう内ポケットだらけの外ポケットを
不自然に感じないように
付けることができるか?
当店に持ち込まれるリクエストは、
シンプルで簡単なものから
ここまで複雑なものまで、さまざまです。
本日ご紹介するバッグは
最も難易度の高いもので、
これだけ内ポケットがあっても
重く感じる出来上がりではありません。
そんなことからも
お持ち帰りの際、クライアントは
とても満足してくださったのですが、
一点だけ心配なさっていました。
「このループ幅で
ゴロゴロバッグの持ち手は入りますかね?」
このループの見た目は、
持ち手ほどの幅にしか見えません。
なるべくコンパクトにしないと、
手で持つときに邪魔になることもあり、
相当タイトに作っています。
「お教えいただいた数字と
いただいたお写真から
同じタイプの持ち手ダミーを作って
最小限のループにしていますし、
ループの出し入れも、2本揃って
ワンタッチでできるようにしましたから、
おそらく問題ないと思います。」
自信はありましたが、
メールをいただいてひと安心。
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トロリーとの取付部分ですが、
無事、収まりました。
背面のポケットなど、
使いやすく感動しております。
何かありましたらまた、ご相談させてください。
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ありがとうございます。
ループを
ぎりぎりのサイズでお作りしたのは、
ファナティックな
技術追及からではありません。
外ポケットの面への力のかかり方と、
ゴロゴロバッグの上での収まりの良さも
考えて、敢えて選んだぎりぎりさです。
かなり使いやすいと思います。
当店では、
ひとりのクライアントのために
親身になって使いやすさを追求し、
必要なパーツやダミーの数を
最小限にあぶり出し
効率の良い方法でお作りしています。
「欲しいものが、きちんとできあがる」
ご注文者からすると
当たり前のことのようですが、
難しいリクエストが
簡単に出来上がったように見えるとすれば、
それが「最高のプロ」の証拠です。
ウエストバッグのリピートオーダー
2017/06/232009年に第一号としてお作りした
ベルトポケット。
毎日お使いになる
ハードユースのため、
2014年にはベルト部分に連なる
大きな修理をしましたが、
さすがにそろそろ限界です。
「前回は本体部分に厚みを持たさず
作っていただきましたが、
たくさん物を入れるので
今回は厚みを作っていただきたいです。」
前回のものは
うまく革が伸びてくれたので
容量以上にお入れいただいてました。
でも、できるならば厚みは欲しいところ。
よくぞご決断くださいました。
下部の厚みがあっても
上部へ向かって厚みを薄くしていけば、
今まで以上に厚くは感じないはず。
こういう気配りをすることで、
持った時に感じる違和感は、激減します。
「それと、自分が持っている
この革の書類ケースを壊して、
刺繍のワンポイント部分を使って
ポケットにしていただけませんか?」
「かわいいんで買ってしまったんですが、
結局使うところがなかったので
ここに使えたら楽しんじゃないかと。」
A4サイズの書類入れでしたから、
大きなパーツがうまく取れる形です。
内装やベルトを装着部分は
元のものと
まったく同じでお作りしています。
けれど、お手持ちのベルトで
腰から下げるタイプなので、
今回はその装着部分の角度を
変えています。
ふたつ目となると、
こうした改善が可能になります。
これで、力のかかる部分への
力のかかり方が変わって来ます。
クライアントとデザイナーの
デリケートな関心が、
使い勝手や、持ちの良さに
大きくかかわってくるところです。
かわいい犬の刺繍が入って
さらに一点物の雰囲気が増しましたね。
こうしたお持込で
ご自分の「お気に入り」を
再生させるご相談も
可能な限りお受けしています。
お受け取り時にいただいた
ご連絡をご紹介します。
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長~い間、他の代用品で賄っていたので、
まだ、手元を見ずの動作が
おぼつかない所がありますが、
作って頂いた仕様が、私にとっては、
この上なく使い心地が良く、
絶対に手放せません。
ベルト接続部分も、
角度を付けて頂いたので、
変なシワもよっておりません。
前のものよりも、
幅広い+持ち込んだ固い革を
使って頂いたので、
体への馴染みは少し我慢がありますが、
サイズは、これがBestでした。
鍵や、カードケースをポケットに
入れはじめましたので、
また、入れたモノに合わせて、
伸びてしまうと思いますが、
納まりが良くなって行くのでしょうね。
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ありがとうございます。
長い間お付き合いいただけて
とても嬉しいです。
マイプレジャー長財布、姫路牛革でのご注文
2017/06/21マイプレジャー長財布も人気の定番。
この財布を気に入ってくださった
クライアントがお選びになったのは、
姫路で作られた牛革の型押し。
姫路は昔から
革を作ることが盛んな土地です。
当店が
(株)栃木レザーで作ってもらっている
特製レシピの牛革は
100%タンニン鞣しの革ですが、
姫路の人たちが得意とするのは
複合のクロム鞣し。
複合クロム鞣しというのは、
化学薬品とタンニン薬剤の両方と、
それ以外の薬剤を混ぜて使います。
ちなみに当店の革は
植物タンニン100%の鞣し。
クロム鞣しはうまい配合だと
タンニンとクロムの両方の革の
いいとこどりが出来ます。
今回のクロコダイル型押しは
そんな牛革。
このタイプですと
使っていけば経年変化も出ますし、
高級感もあります。
このクロコの型押しは
ちょっとコンサバなイメージも
持っているタイプなので、
ワイルド系にもかかわらず、
お行儀のいい感じも出ます。
手触りも良く
使っていけば柔らかくなり
ずっとコンパクトになるこの革は、
一枚だけ入った珍しいお品。
手入れも簡単なので
気になる方はお尋ねください。

































