実際のオーダー例
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貴方のオーダーのヒントになさってください。
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ファスナー式手帳カバーのフルオーダーメイド
2017/02/11手帳カバーであり
オーガナイザーでもあるこのアイテムは
男性クライアントからのご注文です。
片面を見る限りはファスナー式で
3方ががバッと開くものですが、
なかなかどうして
どこかへ忘れて置いてきてしまうことの
少ない手帳カバーになっています。
内側には名刺が4段に入りますし、
ペンもきっちり収まります。
お札も入るので、
ちょっとしたお出かけは
これひとつで済んでしまいます。
向かって右側の下側にあるポケットは
「替え芯を入れたいのです。」
というリクエストでお作りしたポケット。
絶妙なサイズ感です。
さて話を戻しますと、
持ちやすく、忘れ物しにくい秘密は
この持ち手にあります。
こんな風に手の甲にぴったりと
ベルトが来ますので、
持ってる感が高く、忘れにくくなります。
しかも、ベルトの厚みは超薄。
薄くてもしっかりお作りしていますから、
机に置いて180度開き、
手帳に書きいれる時も違和感がありません。
道具とはこうありたい、という
良い見本になる出来上がり。
ありがとうございました。
ねこリュックバッグの完成
2017/02/10以前、ねこリュックを作っている場面を
少しお見せしました。
あのリュックがどのように出来上がったか、
今日はご紹介します。
ハラコという毛皮ですが
薄手の軽い素材なので、
型崩れしないように裏打ちをしています。
革素材をお仕立てする時
何が大変といえば、
革の種類によって加工方法が変わること。
それを知らないで作ると
寂しい結果になってしまいます。
毛皮物は毛の方向や柄の出し方がさまざま。
パーツを取るときは
どんな風に取れば気持ちよく持てるか、
を見立てます。
また、毛皮は最終的には擦れて
毛羽立ちがなくなっていきますから、
どうやって持ちをよくするかを考えます。
このワイルドキャットには
身体に来る側に、通常の革を使っています。
参考までに別の製品もご覧ください。
ほとんどの人が携帯電話をお持ちなので
そういった小物は
いちいちバッグを開けなくても
取り出せるようにもしています。
斜め掛けや片方掛け
どちらにも対応できる
長さ調節の楽な掛け心地の良い
ストラップの幅と付け方を使ったり、と
当店でご提案するお品は
使い勝手を第一に考えています。
ですから、Suicaカードを入れる場所も
作ってあります。
端に寄せて付けていますから、使いやすい。
このワイルドキャット、
しっぽの素材は、ブラックの起毛革です。
合計3種類の素材を使っています。
ぱっと見て自然に見えるものは
じつは、なんと細かい計算のもとに
作られていることでしょう!
きれいに見えて違和感なく使える、
こういったものを
みなさまにご紹介したいと
いつも思っています。
世の中に出ているナチュラルにすてきなものは
デザイナーが細かくチェックして
試行錯誤しています。
そんな裏側を知りながら
完成品を見るのは、とても楽しいことです。
ウェブショップのお品を、まさに
そんな目で見てくださっているお客様が
少なからずいらっしゃることを知り
とても嬉しく思います。ありがとうございます。
キーケース&小銭入れ& Suicaケース
2017/02/09「これこれこんな風な
キーケース&小銭入れが欲しいんですが
製作可能ですか?」
メールでお問い合わせくださったクライアント。
当初、簡単な絵をお送りくださって
それを元にお話ししたところ
ご来店したいということになりました。
ご来店いただき
店頭のお品をご覧いただいたところ、
「あ、これこれ、これがまさに
私が欲しいと思ったものに近いです!
これをもとに変えられますか?」
という一声が…
基になったのは、ウェブショップにある
一点もののキーホルダー&小銭&カード入れ。
派手さはありませんが、
これひとつでカードも小銭もキーも入る
デザイナーお薦めのマルチ小物です。
余談ですが、
当店の店頭にはかなりの種類の
変わった視点から製作された
本来こうあれば便利、というお品があります。
もちろんどれも美しくまとめています。
当店のご提案するウェブショップ製品は
1.まず使いやすいこと
2.それぞれの使い方に適した強度であること
3.無駄なデザインをするのではなく、
必要から生まれた機能を
美しく見せるデザインであること
4.経年変化するほど愛着の湧く素材であること
以上のようなコンセプトで製作しています。
すべてのお品は
デザイナーが一定期間使ったうえで
最終製品にしております。
頭の中で考えただけ、とか
見た目だけで製作を決めた製品はありません。
何をどう入れて、どう運びたいのか、
新しい局面を持つものが欲しいと思った時、
市販品を見ることなく
とにかく自分の欲望に沿って(笑
まずはスケッチ画を描いて追及していきます。
そして、この辺がいい感じ、となったところで
第一号の試作製作に入ります。
それをしばらく使って、
すごく運が良ければ(ほとんどありませんが)
それを少し変更するだけで
本番用にお品を作ります。
この方法は、ものすごく集中すると
クライアントとのご相談で生きる内容です。
新しいご相談に乗る時には、毎回、
同じ仕様や
同じコンセプトであることはないですから、
デザイナーは頭の中に何もない状態で臨み
短時間で
クライアントの考えをすべて引き出し
何もない状態から
ベストの案へと導き出します。
ですから、それまでに
まったく聞いたことのない発想を話されても、
デザイナーは
頭の中にあるたくさんの引き出しから
最適なものを取り出すことができるわけです。
そして、アトリエが隣接していることで
瞬時にして、その新しい発想の案が
製作可能か不可能かを
クライアントにお伝えすることが
できるのです。
メイド・イン・銀座には、そんな意味があります。
横型社員証入れのご注文品
2017/02/07社員証入れも
しばしばご注文いただくアイテム。
このアイテムもまた
社員証入れといいつつも、
人によって入れるものが違います。
この「人によって入れるものが違う」
という事実が、適度なバランスの
満足なものを見つけられない理由です。
みなさまの夢を破っては
誠に申し訳ないとは思うのですが、
たとえフルオーダーメイドであっても
100%満足、があり得ない場合があります。
100%満足とは、
クライアントのご希望すべてを満足させる
という意味。
ところが実際に、こんな風にしたい
というご要望の内容を検証していきますと
じつに矛盾する事実が
次々と露わになることがあります。
そうなってきますと
どこを優先させて、どこを落とすか、
いっそ根本から形を変えてしまうか…
という話が、
現実的な落としどころとなります。
もちろんそれは
そもそも物理的に製作可能かどうか、
という検討から導き出される内容。
そういう会話・やりとりがあるからこそ
矛盾することなく
ひとつのまとまった形に仕上がるのです。
ですからご相談を承る者には、
ほとんどすべての革製品の構造
という知識面、
それからそれを使うとどうなるか、という
経験面および
経験から来る理知的な予知力という
ふたつの面が必要とされます。
最近の実用的学問からすると、
職人に必要な要素は
コンサルタントのように
知識→分析→解決に向かう円環で、
一方 役場の職人には
経験→言語化→解決という円環が
必要なのだそうです。
オートクチュールを生業とする当店では、
まさにそのふたつを兼ね備えた者が
みなさまからお話を伺っています。
だからこそみなさまは、
きちんと形になり、使える
フルオーダーメイドのお品を
驚くほど速く手に入れることができます。
二つ折り札入れのフルオーダーメイド
2017/02/06当店でご注文をお受けしているお品は
流行に関係なく、ひとりひとりの
「これが使いやすい」というものばかり。
市場では、ここ7~8年くらい
同じような形のものしか
見つけられなくなりました。
その分当店では
あらゆる種類の仕様でお作りしています。
本日ご紹介する二つ折り財布は
昔はそれほど珍しくないタイプでした。
しかし、カード入れが一枚もないところは
やはりフルオーダーメイド。
外側には両マチのある小銭入れがあり、
財布を折りたたんだまま
小銭を取り出せるのが
この財布のいいところ。
人によって何が「当たり」かは
まったくわかりませんが、
とにかく
使い勝手のいい市販品を見つけられたら
これはもうラッキーな話です。
なぜなら、
当店のお作りしているフルオーダー品は、
たった一点のお品を
使いやすいものにお作りするために
さまざまな試行錯誤を行ってから、
本製作に入りますから、どうしても
ある程度お高くなってしまいます。
でも市販品は
とりあえずこんな風に作れば
製品としては合格、くらいのラインで
数をたくさん作っていますから、
そういう試行錯誤の部分は
あまりありませんし、
型紙や試作品製作の費用も
作った数で割ることができます。
それで当店では、クライアントの方々から
今までお使いになった履歴を伺って
お薦めするタイプを変えているわけです。
どんなに完璧なお品を作ったとしても、
クライアントにとって
初めて使うものであれば、
「合わない」という、決定的に
使えない枠に入ってしまう可能性もあります。
デザイナーが皆様から
いろいろなお話を聞くのは、
客観的にどんな形が向いているかを
判断するため。
何でもお話しくださいね。































