実際のオーダー例
40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。
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ファスナー式のカードケース&財布
2016/01/29「ずっと使ってるカードケースがあるのですが
そろそろダメになってきたので
新しい物を作りたいと思います。」
L字にファスナーがあるタイプです。
そして、持ち運びの時には
キーホルダーの付いたベルトをお使いです。
ひとりひとりのクライアントは
なんと違う使い方をすることでしょうか?
こういうとき
量産品を作ることの難しさを感じます。
さてこのカードケース、
コンパクトながら小銭も入るお財布になっています。
カード入れは2段なので
小さくてもカードは取り出しやすそうです。
当店でお作りすると
ウラ地にも革を使いますので
長くお使いいただけます。
革のお好きなお客様ですから
この新しいお品も
きっとツルツルに育ててくださることでしょう。
ありがとうございました。
大容量で軽いレディスショルダーバッグ
2016/01/26「今までずっと、使いやすいバッグを
見つけられなかったので
まあこれでいいかという、革素材でない
バッグばかり持ってきました。」
「それで
売ってなければ作ればいいんだ、と
最近気づいたので
こちらに伺いました。」
とおっしゃるクライアント。
お話を伺いますと、理路整然とした方なので
使いたいと思うバッグに付いて
はっきりしたご要望がたくさん出ます。
スムースに進むご依頼時間でした。
デザインについては
特にリクエストがありませんでしたので、
ご要望にあった
長くお使いいただけることを 念頭に、
入れるものに適した形をご提案しました。
クライアントの必要な条件を満たす形
というのは、たいていいくつかありますが、
ある条件が加わってきますと
形は自ずと限られてきます。
それを的確に判断できることが
コンサルタントとして必要なこと。
いくつか選択肢がある場合には、
それぞれのメリットデメリットを
きちんと説明できることも大切な
要素です。
今回のクライアントの方とは後日、
お使いいただいているところを
お会いする機会がありましたが、
納品の時、この方が心配なさっていた
幅広の持ち手(肩掛け用)の堅さも
あっという間に柔らかくなり、
気持ち良くお使いいただいてました。
革の特性は、柔らかくなること。
使ってちょうど快適になるよう設定する
内容もありますので、みなさま、
革製品は「使いながら
ご自分のものにしていただくアイテム」
と、ご理解くださいね。
クライアントのステキな笑顔が、
身体が楽になって
快適な生活を送ってくださっていることを
物語ってくれます。
ありがとうございました。
コンパクト財布「ジーヴズ」のアレンジ品
2016/01/23人気のコンパクト財布「ジーヴズ」を
アレンジしたお品をご紹介します。
このお財布は
見た目以上にものが入る当店屈指の定番。
それでも、もっとたくさんの
機能を持たせたいクライアントもいます。
まずは Suica入れ。
内側のカードの磁気に触らないよう
外側に付けました。
カードをすっぽりと覆ったポケットなので
出しやすいように
指のスライド部分を付けています。
内側各面にも
カードが動かないようなポケットを
付けています。
外面は
カードを入れることで堅くなりますが
きちんと分けられるので
気持ちよく収まります。
こうして形になってしまえば
「ああ、そうですね。」と思うような
完成品ですが、
これをお作りする前に
クライアントにお尋ねする質問は
ごまんとあります。
どんな目的を持ってお作りするか、
それがオートクチュールの最重要事項です。
十人十色の使い勝手や好みがある中で、
どなたにとっても
最高に気持ち良くお使いいただけるのが
オーダーメイドのお品です。
ヘビ革アクセント使いの長財布 オーダーメイド
2016/01/21「そろそろきちんとした財布を持ちたくて。
長財布で、黒で、きっちりしたものを。」
とおっしゃるクライアントと話してましたら、
個性の強い方なので、
「きちんと、にしても
金融業界のような堅い感じではない
ご職業ならば
お客様の個性をお出しになっては?」
と思わず言葉に出したデザイナー。
「ええ、私も黒一色じゃあさみしいなあ、
となんとなく思ってはいたんです。
職業は堅いものではないのですが、
そしたらどうすれば良いでしょう?
なにか案はありますか?」
そこでお薦めしたのが、アクセントのヘビ革。
おもしろいことに
このクライアントは、ご自分で買った
ヘビ革のお財布をお持ちでした。
お薦めしてからそれを拝見したのですが、
やっぱりお似合いになります。
出来上がったのは、このお財布。
ヘビ革をどのようにお入れになるかは、
ここまでシンプルな形ですと
クライアント次第です。
ですから、外側の絵を描いて、そこに
クライアントのお好きなラインを描き込んでいただき
その分量とラインを踏襲してお作りしました。
「ほんとにこんな風に出来上がるんですね。
やはりヘビ革を合わせて良かった。」
雰囲気がとてもお似合いになりますし、
ヘビ革は案外長持ちしますから
経年変化も楽しんでいただけます。
どんどん手で撫でてかわいがってください!
驚くほど質感が変わり、
新品の時よりもかっこよくなります。
ありがとうございました。
バッグや財布の製作場面をちょっとだけお見せしましょう。
2016/01/19今日はおおまかに、
製作現場の職人達が
どのようにご注文品を作りあげるかを
ご説明しようと思います。
いまだに、ご注文品を流れ作業で作っていると
勘違いしていらっしゃる方がたくさんいますが、
それでは、これほど精度の高いご注文品を
作ることは不可能です。
「ひとつのお品に、ひとりの職人」が
オーダーメイドには必須の仕事形態。

まずはじめに、ひとつのご注文品に対して
ご注文者とお会いしたデザイナーと
そのお品の担当職人が、
仕様書を見ながら打ち合わせをします。
仕様書は、当店独自の書き方。なので
他の人が見たらわからないことだらけですが、
ほとんどの情報は、ここから伝わります。
相談内容は、自然に具体的な内容になります。
例えば、全体のラインの雰囲気。
これはたとえ同じスケッチ画であったとしても
クライアントひとりひとりの
ファッションや雰囲気によって、少しずつ変えます。
それをご要望に合わせたサイズでお作りしますから、
デザイン的なつじつまが美しく合うように
細部もどんどん変えて行きます。
内装では
内ポケットを付ける位置(タテヨコ両方)や
大きさのゆとりの取り方も大切な要素。
これで使い勝手がまったく違います。
実際に試作することもたくさんあります。
中身が微妙な場合などは、必須の試作です。
もっともっと微妙な内容はたくさんありますが、
企業秘密もありますので、今日は
わかりやすい内容をご紹介しました。

オーダーメイドでもっとも大切な事は、
クライアントのご意向に共鳴すること。
当店のオーダーメイドは
「まずクライアントの意志ありき」。
職人が自分の好きなものを作るのではありません。
それで良いなら、何と楽な仕事でしょう。

それと同じく大切な事が、もうひとつあります。
「プロとして
クライアントを正しく導くこと」。
クライアントは、構造や仕様については
あくまでも素人です。それが前提です。
どうしてその希望が叶えられないのか、
理屈で説明することで
不可能なご希望であれば あきらめられますし、
代替え案が良いかどうかを
判断する材料が出てくれば、判断しやすくなります。

それには
相談時のクライアントへの共感と共鳴が
最高のご提案に繋がります。
最近のクライアントからいただくご感想は、
「こんなに楽しいものだと思いませんでした。」
というご感想。
オーダーメイドは、楽しく相談して、
快適な毎日をお楽しみいただける
最高のお買い物の仕方です。
























