ORDER WORKS

実際のオーダー例

40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。

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コンサルティングとお見積もりについて

コンサルティングとお見積もりについて

2016/02/09

オーダー品を作る前に、

クライアントからご要望をお聞きして

それに合わせたデザインをすることは、

すごく難しいことです。

 

簡単そうにやっていますが、

これを可能にするためには、

あらゆる種類の革製品の構造と

そのクライアントのファッション傾向を

瞬時に頭の中で言葉にできる能力とを

持ち合わせていることが前提となります。

 

そして、聞き取る側にはもちろん

言われた内容を理解する能力が必要ですが、

クライアントの皆様は、私が

あの手この手を使ってご説明した内容を

理解してくださるためのご努力が重要である、

と申し上げたいのです。

 

どこにもないものを作るわけですから、もちろん

リアルな見本をお見せすることは不可能です。

 

まずそこをご理解いただけないと、

お作りすることができなくなってしまいます。

 

お話をしていて、あまりに方向の定まらない

ころころと話が変わるクライアントの方には、

コンサルタントがあらゆることを考えることや、

職人も含めた話し合いをして見積もりを出すことが

どれだけ大変なのかを

ぜひ知っていただきたいと思い、これを

お書きしています。

 

ものを作る人間にとって

見積もりをする、ということは

細部までほとんどすべてを

まずあらかじめ頭のなかで完成させ、

それをリアルに存在させる、ということ。

 

ですから一瞬のうちに、

材料の手配等がきちんとできるまでに

それぞれの問屋さんとの話も

済ませたうえで、お出ししています。

 

現実的にものが出来上がっていなくても、

既に私の頭のなかでは細部までが存在して

手配するまでの道筋もできていますので、

逆に、この部分が一番大変なのです。

 

この部分がありませんと

実際にどうやって作りはじめ、完成させるかが

まったく見当付かなくなってしまいます。

 

ですから、これは必ず

製作前にも

もう一度吟味する重要工程でもあります。

 

当店のように

どこにもないものを作るためには、

その「頭のなかの仕事」が

最も大切な基礎。

これなくしては、何も作ることは出来ません。

 

その作業は、だからこそ

本来、お金のかかる作業なはずです。

ですから当店では、最初にざくっとお話を伺い、

お見積もりをお出しするまでのご相談は

無料でお受けしています。

 

大手企業には、たくさんの働き手がいて、

たとえば千人が働いているとしたら、

ひとりひとりが10人分の仕事をできるような

大きなお金を生むシステムを持っていますから、

それから先の部分も

無料にすることは可能でしょう。

 

ところが、当店のように

手作業なくしては何も生まないお店では

ご注文いただくことが前提でないと

お見積もり以降の詳細なご相談をお伺いすることが

できないのが現実です。

 

お見積もりをして、

もし金額が合わないのであれば

おやめいただくのは一向に構いません。

お見積もり後、

さいわいご注文のご意向をいただいたお客様には

以降のご相談には

真剣に向き合っていただきますと

ありがたく存じます。

 

「あなたに最高のお品をお届けしたい」

 

お作りするのは血の通った人間ですから、

個々のクライアントに対する最大の善意が

最高のお品を生むことを、ご理解くださるよう

お願いいたします。

革の教室 生徒作品 カメラバッグ

革の教室 生徒作品 カメラバッグ

2016/02/06

自由なデザインで作ることの出来る

当スクールでは、

生徒さんはみな、自分でデザインをします。

型紙も作ります。

 

 

そんな出来上がり作品を拝見すると、

やはりご本人にとても似合う

バッグやカバンが出て来ます。

 

 

 

色の組ませ方にも個性が表れて、

まさに「その人」のもの。

 

もちろん使い勝手も同じです。

使う人が使いたいように使えるものになります。

 

 

今回の生徒さんのバッグは

カメラバッグ。

カナダ人の生徒さんです。

 

 

3年ほどでこんなバッグが作れてしまうって

ステキなことだと思いませんか?

ゾウ革ショルダーバッグの改良

ゾウ革ショルダーバッグの改良

2016/02/04

2年前にお作りした象革のショルダーバッグ。

「おかげさまで毎日使っています。

よく褒められるんですよ。

まあそれで、そろそろファスナーが切れかかって、

その他ヨレてきたところがあるんで

気になるので、手直しお願いします。」

ということでお預かりしました。

オーダー鞄

 

毎日使っていると、バッグの形によって

いろいろな場所に負担がかかり続けます。

ですから、その負担のかかる場所が

多少ヨレることは避けられません。

持ち手部分

 

逆に申しますと

どんどん使っていてもヨレないバッグ、

というのはほとんどない、と

思っていただいて間違いありません。

ちなみに、上から3枚目のお写真までが

修正前のヨレたお写真です。

後面

 

このクライアントの気になったところは

重さのかかるフタ部分。

上のお写真がわかりやすいでしょうか。

上面に持ち手を付けているので、そこが

どうしても持ち上がってしまいます。

そこで今回は…

新しい持ち手部分

 

上のお写真のように修整しました。

アクロバチックな方法ですが

後からきれいに直すことができます。

 

これはクライアントからのご提案があり、

うまく解決できる方法を取れました。

新しい後面

 

アクロバチックな方法ので

最初からはあまりとらないのですが、

すばらしいご提案です。

 

このように、クライアントとの二人三脚で

さらにすばらしい結果が生まれることもあります。

完成品

 

ファスナーの方も付け方を変え、

耐久性をアップするような付け方にしました。

「おかげさまでいい感じになりました。」

毎日持つものだから美しい状態で持ちたい、

という美意識の高いクライアントです。

 

この形でどのように耐久性を高めるかの

すばらしい経験になりました。

ありがとうございます。

かまぼこ型のペンケース フルオーダーメイド

かまぼこ型のペンケース フルオーダーメイド

2016/02/02

ご来店いただけないため

ご相談内容を

メールでお送りくださったクライアント。

 

最初に 「こんな形の物を」という

お写真をお送りくださったのですが、

いろいろお尋ねするうち

まったく違う形に落ち着きました。

オーダーメイドのペンケース

 

その理由は、

リザードの美しいペンケースが欲しい、

というご依頼でしたから

その、リザードという素材に適した

デザインでお作りするため

当初のお写真とは違うデザインを

お薦めしたからです。

リザードのペンケース

 

革製品をお作りする革には

たくさんの種類があります。

 

牛革だけを例にとっても、

牛革、という括りだけでなく

革の作り方による特徴があります。つまり

革の持つ特徴で

どんな物をどんな風に作るのか、

ということが、本来決まってくるのです。

かまぼこ型

 

これは、場合によっては

製作する職人であっても

知らないことではありますが、

「美しいペンケース」が欲しい、

というリクエストをいただいたら

当店では、クライアントにはご説明します。

 

適した素材と

適した製作方法を使うことによって、

もっとも美しいお品が仕上がります。

ペンケースの内部

 

それでご提案したのが、このデザイン。

無理なく使えて、長持ちするデザインです。

 

デザインには、意味があります。

 

当店のデザインは

そういう元来の意味を持つデザインです。

すばらしいご依頼をありがとうございました。

馬蹄形小銭入れと長財布のセット

馬蹄形小銭入れと長財布のセット

2016/01/31

長財布のご注文は多いですが、今日は

ちょっと変わったタイプをご紹介します。

こうしてお写真で見ると

普通の長財布に見えるかと思います。

長財布と馬蹄形小銭入れ

 

クライアントは、長財布を探して

随分とお時間がかかったとのこと。

それで「それならオーダーすればいい」と

当店を探してくださいました。

 

馬蹄形タイプの小銭入れも

セットで持ちたい、というご要望でした。

オーダー長財布

 

長財布は

開いたところにはタテ入れのカード入れがあり

この時点でもまだ、

なにが変わったお財布なのかわかりませんが

お札はタテ入れ

 

札の入るところは

前の写真で言うと、上辺からになります。

つまり、通常の長財布とは

お札の入れ口が90度違っていて、

短い辺から左右

それぞれの面にタテに札を入れ込むタイプ。

しかも多くの枚数をお入れになります。

馬蹄形小銭入れ

 

小銭入れはスタンダードな馬蹄形タイプ。

当店ではこれは定番で

サイズがひとつあります。

めったにお作りしませんが

当店の特製牛革で手縫いでお作りしますと

とても迫力があります。

小銭の出し入れ

 

馬蹄形のみが

このように小銭を盆の上で見るようにして

扱うことができますので、

一度使い慣れてしまいますと

他の小銭入れを使うことができなくなるようです。

小ポケット付き

 

当店の定番には

手前にひとつポケットを付けておりますので、

ここに500円玉を入れる人もいらっしゃりますし

お守りを入れる人もいます。

 

いずれにせよ、新しいお財布は

持つ人に、新しい運を呼び込みます。

このクライアントもそういうことを考えつつ

ご注文をくださいました。

 

この方も

とても良い表情をした若い経営者でした。

今ごろ、さらにご活躍と思います。

ありがとうございました。

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