ORDER WORKS

実際のオーダー例

40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。

カテゴリー

年代物ブリーフケースのお直し品

年代物ブリーフケースのお直し品

2014/06/17

15年以上前にお作りしたメンズブリーフケース

メンテナンスのため、戻ってまいりました。

 

こういったクラシカルなデザインは

最近ではとんと見かけなくなりましたが、

圧倒的な存在感がありますし、

当店では、カジュアルと仕事の中間感覚の

デザインでお作りしているため、

今のファッションにあわせても充分ミスマッチするうえ、

ここまで使っていただきますと

アンティーク感覚でお持ちいただけます。

 

25年前の牛革ブリーフケース

 

しかしながら、昔お作りしたお品を拝見するたび

もの作りを取り巻く環境がどれだけ変わっているかを

実感いたします。

 

この昔のお品、じつはウラ地をお付けしていない

一枚革でお作りしています。

 

厚い革が、今とは違って

ふんだんに入手できる状況だったからという理由もありますが、

いまでは、軽さを追求するために

厚手の革を使えなくなった、ということもあります。

 

年代物の牛革鞄

 

革の厚みに比例して

革製品の保ちは良くなり、丈夫なお品に仕上がるのですが、

もう重い鞄を求める人はいませんから

鞄作りの基本はすっかり変わりました。

 

重い鞄に比べますと、軽い鞄は

どうしても保ちが悪くなります。

そこで当店では、作り上、それが可能な物に関しては

革のウラ地を付けています。

 

革の表面がいちばん丈夫ですから

その表面をウラ地として使うことで、厚みを補っています。

 

ツヤの出た牛革カバン

 

また、狂牛病以来、肉骨粉のエサを使わなくなったことで

牛が小型になって、原皮も薄くなっています。

そして、小型の牛をたくさん市場に出すということは

養生期間が短くなりますので

キズの多い革が当たり前のようになり、

ほとんどのブランドが、

革の表面を隠す加工をするようにもなりました。

それが、革作りの技術を大きく変革させてもいます。

 

そんな中、量産をしない当店では

この頃の品質に近い革を、いまだに作り続けてもらっています。

今ではもっとも貴重な、すっぴん肌の牛革。

ほんとうの革は使っていくとどうなるか、

加工を重ねる前の、革本来の持つ

プリミティブな使い心地を追求しています。

 

革の表面を隠す加工も、美的に美しい物ができますが、

そうなってくると

素材が「革」である意味がなくなってしまうと

当店は思っています。

 

錠前を修理したカバン

 

さて、この一番下のお写真が、メンテナンス後のバッグ。

 

人と同じく、

年経るほど輝きを増していく当店の革は

使い勝手と効率を追求する今の時代に逆行していますが、

手入れをすることで、長く残すことのできる

価値ある美しさを持っています。

 

エコの観点から、革工場のあり方や

染色材料の変化などが激しいため、この革を

いつまで作ることが出来るかわからない状況があります。

 

ほんとうにこうした革をお持ちになりたい方は、

早めにご決断いただくことをお勧めします。

ベージュのエブリディバッグ パターンオーダーメイド

ベージュのエブリディバッグ パターンオーダーメイド

2014/06/14

「どういうバッグが自分に合うのか、また

持ちたいと思っているのかを

小物の注文をしながら、ずっと考えてました。」

ファッショナブルなお客様がお選びになったのは

定番のエブリディバッグ

 

牛革のトートバッグ

 

「このバッグは、見た目以上にモノが入りますね。

そして、とにかく軽いです!

ベージュのお色で作れば私の服装には何でも合います。」

 

最終的にお決めいただく前に、

いままでお使いになっているバッグのデザインや

容量を拝見したり、

 

ベージュのトートバッグ

 

店頭にある、デザイナーの使っていた見本品に

いつもお持ちの品々をお入れいただき、

容量をご確認いただきました。

 

今回このお客様用に変更した点は、以下の2点。

1.持ち手を少しだけ長くして、

ぎりぎり肩から下げられるようにする

2.サクッと入る内ポケットをふたつに分ける

 

ふたつに分けた内ポケット

 

一点一点、新しい革で新しいお品をお作りするので

細かい変更にも対応できるのが

当店パターンオーダーメイドの特徴です。

 

パターンオーダーでもフルオーダーでも、

ひとりの職人が最初から最後までお作りしていますから、

出来上がりの雰囲気は、量産品とは一線を画しています。

 

お客様からは、次のご連絡の際に

以下のようなご感想をいただいております。

 

黒のインナー素材

 

************

エブリデイバックは やはり軽いですし、

荷物のおさまりもよく、使いやすいので

ついつい手にしてしまいます。

毎日使わないほうがよい、とは

わかっているのですが。。。

************

 

休ませつつコンスタントに使い続けるのが

革製品の使い方としては たしかに理想ですが、

これ以上のものはないのであれば、毎日使って

ある程度経ったところで再度作る、という手もありです。

 

いずれにせよ、快適な毎日は、

あなたの気持ちを引き立ててくれます。

それは、

お金だけ出しても、得ることのできないことです。

差し込み飾りのあるお財布バッグ フルオーダーメイド

差し込み飾りのあるお財布バッグ フルオーダーメイド

2014/06/12

すてきな笑顔を見せてくださったのは、

お財布をご注文くださった Tさま。

「ほんとにこれができたんですね!嬉しい。」

こちらこそ、この笑顔をありがとうございます。

 

オーダーメイドの二つ折り財布

 

メールでのご予約フォームには、

「10年近く同じ財布を使っているのですが、

傷んできたので、同じ形の財布を探しています。

2年ぐらい探していても同じ形の財布が見つけられません。

貴店のブログに似たようなお話が載っていたので、

オーダーをお願いしたいです。」

とあります。

 

デザイン革財布

 

拝見しますと、持ち手もついている二つ折りタイプで、

ちっちゃなバッグ、という様相のお財布。

 

聞き取りを続けていっても、

「とにかく不満はありません。」ということですから

今回の場合、特に変えるところはなく、

正確にトレースすることが重要になってきます。

 

着脱可能なストラップ

 

こうして出来上がったものを見ますと、

現在お使いのものとは、ぜんぜん違う大きさに見えます。

 

お財布は特に、出来上がり時の大きさと

使って行った時の大きさが違って見えるものですし、

実際に使って行くと、革のお財布であれば

革が伸びて、容量はかなり変わってきます。

 

ですから、新しいものでも

最初の大きさできちんとお作りしないと、

使って行った時

思ったよりも大きくなり過ぎてしまうことになります。

 

当店では、そういった要素まで鑑みて、お作りしています。

 

お財布の小銭入れ部分

 

「見本があるものは簡単に作れるんじゃないですか?」

とお尋ねいただくこともありますが

実際は、

お客様にとって完璧に使い心地の良いお品が存在することで

よりハードルは高くなります。

 

また、お持ち込みいただくのは

あくまで量産品ですから、

素材と、入手できる金具等も違ってきます。そこで

どうお作りすれば、そのお客様が気に入るのかを

正しく読み取らなくてはいけません。

 

お財布の小銭入れ部分

 

ひとりひとりのご注文を大切に大切にお作りする

フルオーダーメイドは

コンサルティングをすることで、初めて成り立ちます。

 

ヨーロッパのオートクチュール(フルオーダーメイド)は、

元が階級社会で育ったものですから、

その人のためのデザインを起こすことが主眼ですが、

 

日本社会で育ったわたしどものフルオーダーメイドは、

デザイン+使い勝手、という実用を兼ね備えたものになりました。

これもガラパゴス的な育ち方かも知れませんが、

日本人ならではのきめ細やかさを生かせる

すばらしい発展だと思います。

黒の定番、ピローバッグ パターンオーダーメイド

黒の定番、ピローバッグ パターンオーダーメイド

2014/06/10

「これね、随分前に

ダークブラウンのものをいただきましたでしょ。

お着物に合わせて使っているんですけど、

ものすごく軽くてね、たくさん入りますし、

重宝してますの。

それでね、やっぱり黒でも欲しいと思って。」

 

そうしてご注文いただいたのは、定番のピローバッグ

 

黒のピローバッグ

 

前回はダークブラウン一色でお作りしたので、

今回はブラック一色です。

定番は2色使いをご提案していますが、単色の方が

ノーブルな雰囲気になると感じられたそうです。

 

「ファスナーをナイロンにすると、

それこそ、全身 真っ黒でお作りできますが?」

「それだとお葬式みたいになっちゃうから

ちょっと華やかな方がいいわ。」

 

ファスナーの金具のお色には、ゴールドとシルバーがあります。

時計のお色がシルバーでしたので、

シルバーをお勧めすることにしました。

 

黒革のカジュアルバッグ

 

わずかにファスナー1本の色を変えることだけで

TPOをすっかり変えることができますから、

これはとても重要なご質問です。

 

 

「これ、ほんとに たくさん入るんですよね。

とにかく軽いので、他にもいくつもいただきましたが

最近は、これがいちばん出番が多いかしら。」

 

ハンドバッグの後ろポケット

 

そしてもうひとつ、

これほど小さいバッグなのに、

外ポケットを大きく使えることが

便利にお使いいただける秘密です。

定期入れだろうが、

うちのジーヴズだろうが、入ってしまいます。

 

カジュアルバッグの内ポケット

 

このバッグは、表もウラ地も革でお作りしていますし、

大きさが大きさなので、重さはわずか300g。

指一本で持つことができます。

 

「この持ち手がね、柔らかくって気持ちいいの。」

市販品とはまったく違う芯材を使っていますので、

デリケートな方にも、違和感なくお持ちいただけます。

 

こうして、余すところなく

当店定番の良いところを語ってくださって

喜んでくださり、すてきな笑顔を見せてくださるのは

私どもにとって最高の喜び。

ありがとうございます。

携帯2丁拳銃・・・iPhone5s&ガラパゴス携帯用ベルトポーチ

携帯2丁拳銃・・・iPhone5s&ガラパゴス携帯用ベルトポーチ

2014/06/04

久々にお作りした携帯電話ケース。

2点とも、ひとりの男性のお客様からのご注文です。

 

「こうしてケースごと腰に付けておかないと

すぐ忘れちゃうし、すぐに取り出せないし・・・

スマートフォンとガラ携を持ってるから

そのふたつにそれぞれ、いいケースが欲しいんですよ。」

 

革の携帯、タブレットケース

 

ということでお作りしたのは

左のiPhone5s用と右のガラ携用ケース。

 

iPhoneの方は大きさが決まっていますが、

ガラ携は、少しずつサイズが違うので

マキシマムサイズを採って、何でも入るようにしました。

それでも、いい感じの入り具合です。

 

iPhoneケースと携帯電話ケース

 

「この革は、何だか良い風合いだねえ。

使っていくといい感じになりそうだ、楽しみですよ。

いままで、こうして

オーダーで作ってくれるところはあまりないから、

ベルルッティやゼニアなどに、鞄やベルトを

無理言って作ってもらっていた。

 

それでも、使ってると物足りないところがあってねえ。」

 

ベルト用ループがついた革ケース

 

いるところにはいらっしゃるものです。

「その2社にオーダーなさったんですか?」

「内緒でしてくれるよ(^_-)」

 

ということで、こちらのお客様にとっては初めての

メイド・イン・ジャパンの

オーダーメイド携帯電話ケース。

<<最初のページ<前のページ次のページ>最後のページ>>