実際のオーダー例
40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。
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オーダーメイドの基本 ふたつ目のタテ型ショルダーバッグ
2013/10/17
以前お作りしたショルダーバッグと同じものを、
今度は、革素材と大きさを変えて作りたい、と お作りしたお品。
前回のバッグを気に入ってくださったので、
同じ仕様で、場合によって使い分けるために、
もっとコンパクトにしよう、という ご注文内容です。
荷物量によって バッグを変えてくださるのは、
持つ人にとっても良いことですが、
バッグにとっても良いことです。
また、前回は クロコダイルでお作りしましたが、
持って行く場所によっては、ちょっと目立ちすぎますので、
海外旅行などの場合、
シンプルな牛革でお持ちいただく方が、良いことと思います。
革製品のことを、よく 「一生ものですよね・・・」 と言う方がいらっしゃいますが、
それは、ちょっとした間違いです。
すべての革製品が、一生ものということではありません。
みなさん、靴のことを思い浮かべてください。とくにメンズの方。
同じ靴を 365日履いている方は、まずいらっしゃいませんよね。
少なくとも 二足以上で 履き回し、
雨の日に、 革底の靴を履く方は いらっしゃらないと思います。
鞄も それと同じ。
ですから、やはり 雨の日には ナイロン製品を使っていただく、とか
雨の降りそうな日には、雨よけスプレーを掛けていただく、
とかのお手入れは、ぜひお願いいたします。
そして鞄は、日に何回も開ける、閉める、中をかき混ぜる・・・
などなど、靴とは また違った消耗の仕方をします。
そう言う意味でも、いくつかの鞄を使い分けていただくことは、
とても重要です。
また そうすることで、使い手のみなさまにも 良いことがあります。
正しい荷物量の分け方で 鞄をお持ちいただくと、
とにかく 身体が楽をできます。
オーソドキシーの モノ作りの 最大のテーマは、
「身体が楽をできること。」
身体が楽 → 心が軽い → ごきげん という三段論法です(笑)
身体が楽になるためには、
・お作りするお品の 自重が軽い
・手ざわりがよい
・その人の使い方に合った仕様 である必要があります。
お忙しい方、お疲れになっている方は たくさんいらっしゃると思います。
少しでも、その大変さを軽減するお手伝いに
当店が関わることができれば、こんなに嬉しいことはありません。
オーソドキシーの オーダーメイドは、
そんな考えの元で 進められています。
パターンオーダー品の社員証入れ
2013/10/15
いくつか 当店のお品をお持ちくださっているお客様が、
二点の社員証入れを、ご注文くださいました。
毎日お使いになるものなので、気分によって
ふたつとも ご自分で使ってくださるとのこと。嬉しいですね!
届いたとき、ご感想をくださいました。 ご紹介します。
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昨日たのんだ品無事つきました。
また、早めに送ってくだすったようで感謝もうしあげます。
直筆の礼状まで御同封くださりまことにいたみいります。
わたくしなどお宅様の品物のことにあれこれ言うほど
目がこえているものではありませんが、
いつか色々とお話できると嬉しいとは存じます。
身のまわりのものや持ち歩くものは やはり革のものがよろしい。
かばんや財布、キーリング、もちろん靴など。
そんなに高価なものは買えませんが
いままで色々と使ってまいりましたが
お宅様のものはいままでの手にしたもののなかで
わたくしには一番肌にあうようにおもいます。
またワインの色がなんともいえず落ち着きがあり好き。
今回のケースも期待たがわず素敵なものでした。
しばらく使ってみてまた感想などお伝えできればと存じます。
これから長くつかいます。
今日は朝から荒れ模様でありますがどうぞお気をつけなさいませ。
追伸、facebook、
お店と御自身の両方とも楽しくはいけんしております。
とくに御自身のページは
映画の話などあなた様のセンスの良さ光り、感心しております。
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ほんとに 嬉しいご感想です。 ありがとうございます。
お店のFB、やってらっしゃる方は、ぜひご覧になってくださいね!
腕時計と懐中時計ケースのオーダーメイド
2013/10/12
当店で 「オーダーメイド」 という言葉を使う場合、
たいていが、「フルオーダー」 を指しています。
「フルオーダー」とは、日本語の言葉ですが、
「あなたの希望どおり お品をお作りしますよ!」 という意味。
技術の幅が広い当店は、文字どおり 何でもお作りできます。
今日ご紹介するのは、オーダーメイドの 時計ベルト。
重厚感のあるフェイスの 腕時計に合わせて、
ベルトの真ん中を 少しふくらめて お作りしました。
ベルト穴は、
お引き渡しの時、お客様のサイズに合わせて開けます。
ベルト金具は、最初に付いているオリジナルのものを使いますから、
時計本体を、しばらくの間、お預かりすることになります。
それがちょっと・・・ということであれば、その場での採寸後
スケジュールを決めて、3~4日だけお預かりする方法もあります。
時計ベルトからの連想ですが、
下にご紹介するのは、懐中時計のケース。
以前にもご紹介しているとは思いますが、ご覧ください。
人によって、持ち物は まったく違います。当店のフルオーダーでしたら、
大切な持ち物を、 良い状態で使うための革製品も、
お使いの方が望むような
いろいろな角度から お作りすることができます。
ファスナー式システム手帳とミニジョッターのフルオーダーメイド
2013/10/10
文房具のオーダーメイドも 当店ではたくさんお受けしていますが、
このたびのようなタイプは、ちょっと珍しいかも知れません。
システム手帳と、
システム手帳の用紙を挟んで使うジョッターのオーダーメイドです。
もちろん、システム手帳の中には ジョッターが入ります。
ジョッターは 二つ折りですし、ペンも収納できます。
下のお写真のように、二つ折りにして 表ウラ 両面で 書くことができます。
お客様ひとりひとりに、「こんな風に使いたい」 があって
それを どうしたら可能にすることができるか
ベストの方法を考え出すこと、
フルオーダーメイドでは それが いちばん肝心な要素。
ですから、コンサルティングをお受けする人によって、
出て来る答えは みんな違い、当然 出来上がりのお品も違ってきます。
おもしろいと言えばおもしろいですが、
お客様にとっては ちょっと気になる内容です。
フルオーダーメイドは コンサルティングが命。
ものを作る技術だけがあっても ものの製作ができない、って
おもしろいことですね。
引き手金具までオーダーメイドした クラッチバッグ
2013/10/08
最近、当店では、クロコダイル革でのご注文が増えていますが、
今回 お作りしたクラッチバッグは、特筆のお品です。
当店では、およそ どんなデザインのものでも
独自の製作方法によって、お作りしています。
このたびのフルオーダーメイド品、金具まで特注でお作りしました。
「普段使っているクラッチバッグが、とても気に入ってるんですが、
もう 売ってないのでねえ・・・ 毎日5年ほど使っているので、
同じものをオーダーメイドで作りたいと思い、こちらへ伺いました。」
上品なお客様で、
シャツなどの仕事着は、パリでお仕立てをしてもらっているとのこと。
繊細なお好みが、お召し物や身振り、お話の仕方から 忍ばれます。
いろいろとリクエストを伺っていきますと、
普段使いでも、ちょっと個性的な、格の高いお品をお望みということで
種々のエキゾティックレザーを お見せしました。
「クロコダイルって伺うと、
ハデで、どうかすると上品には感じられないと思っていましたが、
種類によるんですね・・・」 ということで、
スモール斑のクロコダイル、ポロサスのマットタイプに決定。
そのあと、見本のクラッチバッグの金具についてのお話を伺ったところ、
「この金具の感じは、~~というところが 好きですね。」
そこで、同じような金具をお作りする話になりました。
当店の知っている金具やさんに、仕様書をお描きして、
細かい指示を出し、メッキやさんのための予備も合わせて
たった6点だけお作りした オリジナルの金具です。
上のお写真は、第一段階の金具の形。
これを、当店の職人がヤスって、デリケートな曲線ラインを出しました。
出来上がりが、下のお写真です。
ちょっと厚手のシルバーカラーのメッキを施しています。
「いい出来ですねえ。
今度は、持ち替えのために、牛革でシンプルなタイプを
作っていただこう。」
オリジナル金具も質感も、
とても気に入っていただけた オーダーメイド品になりました。
余談ですが、金具作りに対する仕様書を描いて 指示を出すには、
それなりの、作り方に関する膨大な知識や 考え方の基礎が必要です。
当店のオーダーメイド製法は、すべてのモノ作りに応用できる、
すばらしい方法!
だからこそ、どんなリクエストにも お応えすることができます。
じつは このお客様のフルオーダーメイド、もっとも難しかったのは
全体の質感かも知れません・・・
「柔らかい感じに見えるけれども、ある程度しっかりしていて、
革の厚みを、あまり厚くしていただきたくないんです。」
ふう~、難しかったですが、やりがいがありました。
ありがとうございました。

























