実際のオーダー例
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「ギャルソンパース#1」のご感想
2010/06/24
オーダーが入るとき、というのはちょっとおもしろくて、同じタイプのデザインが続くことがあります。
先日ご紹介したコーディラインを使ったギャルソンパースも、同じ時期に、他のお客さまからご注文をお受けしました。
そのお客さまから、お受け取りくださったときのご感想が届きましたので、さっそくご紹介いたします。
「 月曜日の朝早く、お財布が届きました!
包みから出すと、期待以上のお品で大変感激いたしました!!
「 先日もちらりと申し上げましたが、このお財布の縦横比率がとても素敵で好みです。
眺めていると「何かがピシリと合う」感覚を覚えます。
……私が詩人でしたら上手に言えるのですが(涙)
こればかりは、理屈では言い表せません。
「 また、お財布の構造もとても気に入りました!!
2つの大きなカードポケットや、ちょっとした隙間にある2つのポケットが、
おおらかで自由な感じがしてとてもお洒落です。小銭入れも大きくて、とても使いやすいです。
カードポケットにはカードを、札入れ部分には紙幣を……
というように、本来の働きがすでに備えられた状態のお財布はとても便利ですが、
前回のジーヴスに続き、このたびのギャルソンパースは、脱力してザックリ使える粋なお財布として、
なくてはならないお財布になりそうです。
手にして3日しか経っていませんが、撫でまわしてばかりいるので、すでにピカピカとつやが出てきました。
このたびも、素晴らしいお品を作っていただき、心から感謝申し上げます!!
また近い未来に、キーケースや名刺入れ等の小物を注文させていただきたいと思っています。」
当店のデザインと相性の良いお客さまのようで、ちょっと珍しいこのタテヨコ比率を好んでくださるのは、
デザイナーとしてとても嬉しいです。
プレタポルテ商品(当店既製品)のそれぞれの仕様は、すべて、デザイナーが使ってから最終決定をしております。
こうしたご感想をいただきますと、細かくて地道な作業は決して無駄ではない、
とあらためて、こちらこそが感謝したい気持ちになります。ありがとうございました。
革の経年変化 「コーディライン」の小物たち
2010/06/20
当店のベア・スキン・レザーは、使っていくほど、いい感じになってきます。その特徴があるからこそ、人によっては、好き嫌いの激しい革ですけど・・
ベア・スキン・レザーという名前は、当店が作った呼称。
「革の名前」というのは、同じ革のタイプでも、制作する会社によって違う名前で呼ばれていることが多く、名前を聞いたとき「この革って、この会社ではどうしてそう呼ぶの?」という不思議な名前がついていることは、たくさんあります。
当店では、革の名前は、その特徴を良く表していてわかりやすい場合、とくに興味のない人でもわりと正しく理解してくれるのではないか、と思い、この呼称に決めました。 当店の革は、ひと言で言うと「すっぴん肌の革」。染めるのに顔料をほとんど使っていません。
革は使っていくと良くなる、という認識をお持ちの方は多いと思いますが、実際に、使っていって良くなると、革がどうなるかは、そういう革に出合ったことがなければわからない、というのが正直なところと思います。ほんとうに良い骨董を見る機会がよくある人でなければ、この骨董品が良いのか悪いのかわからないのと同じことですね。
上の写真ですが、左は、ちょうど1年使っていただいたコーディラインを施した名刺入れ、右は、今回お作りしたお揃いデザインの6連キーホルダー。
写真に撮ってみると、使っているものは、黒い色もベージュの色も、光っていますね。革の奥から出てくる、革本来のテリ、がこれです。ベージュの色が黒っぽくなっているのは、嫌いな人も多いですが、むらなく全体的に黒っぽくなるように手で撫でていけば、驚くほど美しくなっていきます。
「個性のある名刺入れなので、名刺交換の時には、必ず相手からじっと見られていますね。。。こうしてお揃いになると、すごく楽しいですし、揃ったなあ、という快感があります。」 たかが「もの」、されど「もの」。 人となりは、こうした「ものたち」が、一番手っ取り早く、言葉にしていない段階でも、正しく伝えてくれると思います。
6穴バイブルサイズのシステム手帳
2010/06/19
奥さまからご主人様へのお誕生日プレゼントとして、6穴バイブルサイズのシステム手帳をお作りしました。
「いま使っているシステム手帳がずいぶん傷んできたので、もう何年も、いま持っているものと同じようなタイプを探してきました。
でも、ぜんぜん見つからないんです。」
お話しを伺うと、やはり使い込んでいるお客さまならではのこだわりがたくさんあります。
たしかに「道具」としてのシステム手帳、毎日使うものですから、使いにくい部分が多ければ、ストレスも多くなり、うんざりしてしまいます。
その毎日のストレスを無くすべく、こうして、ご本人の欲しいものを、理想的な形でプレゼントしてあげられるなんて、素晴らしいことです。
すてきなオーダーの使い方をしてくださって、ありがとうございます。
園芸用枝切りバサミ、のケース
2010/06/19
「ゴルフの時にね、ちょっと切りたいな、と思うことがあるんです。」 「ええっ・・・」
お持ち込みいただいた園芸用のハサミ、それは素晴らしく美しいハサミでした。
美しくて実用的な道具の好きなお客さまに、どういう場面で「切りたいな」となるのかを伺い、納得しました。 ほんとにいろいろなお立場とシチュエーションがあるのだな、と思いつつ、そして、このハサミに似合いのケースにするには、どうしたら良いのか?と考えつつ。。。
ハサミの刃は、当然とっても切れるわけですから、その刃が当たっても、糸が切れない、またケース自体にも問題の無いものにしなくてはなりません。
そうすると、解決策として考えられるのは、糸で縫う部分だけを厚くして、手縫いする、という方法。そして、出来上がり品が、これです。
出っ張ったところがあるので、最小に出来る大きさに限りがあったり、とか手縫いの糸の太さ番手をどれにする、とかを決定して、やっときれいな出来上がりになります。
「ああ、きれいに出来たじゃない。」 このお客さまには、ソムリエナイフケース、バッグに次いで、このハサミケースを納品しました。 お客さまの笑顔を見るための作業は、こうして完成していきます。
ご自分のゴルフ場で、出来上がったばかりのケースからハサミを取り出し、にこにこした表情で枝先をカットしているお客さまの姿が、目に浮かびます。
ipadケース、「mono」完成です。
2010/06/17いよいよ最終段階が終わり、「完成」というときのわくわく感は、ものづくりに携わっている人間に許された醍醐味のひとつではないでしょうか。
そうして、そっとiPadを手に取り、刀を鞘へ収めるような感覚があることを確かめながら、ケースへ収める。 ちょうどいい、きつさとゆとりの狭間。
iPadケースを作るに当たって難しいところは、まず、フラットな画面の4辺に、どうやって気持ちよく革を沿わすのか、という課題があること。
それから、底面の曲線部分からなる寸法差を、ケースの中でどのように解消させて行くか、ということも大きいでしょうか。
でも、ほんとうに肝心なことは、マシンの入れぐあいが、狭くもなく甘くもなく出来上がっていること、そして、ケースに収めるときの感触が、高級車のドアを閉めるときのようなイメージになること、だと思います。
いまは、安くてそこそこ良いものがある世の中。 でも、そこそこであれば、とくに欲しくはないほど、たくさんものがあふれています。
昔からの作り方をしたベア・スキン・レザーを、もっとも新しい世界の道具に着せて、どれだけ長くの時をその道具と一緒に過ごすか。 なにかひとつのものに対して、愛着を持って使うことの楽しさを感じていただけたら、嬉しいことです。
このケースが完成したので、いよいよもうひとつ、これこそが欲しいと思っている、ipadケースを作ります。 同時進行で進めていたのですが、いかに本体を気持ちよく収めることが難しいか・・・



















