実際のオーダー例
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貴方のオーダーのヒントになさってください。
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マットクロコダイルのファスナー長財布 40502
2024/07/12ファスナー長財布をお探しのクライアントが
たどり着いた一件のビデオは
某有名人のビデオで、
そこで紹介されていたお財布に
衝撃を受けた、とのお話しでした。
ビデオの中で紹介されていた財布は、
フルオーダーで私どもがお作りした
ラッキーグリーンのお品だったようです。
「そのお財布の
大きさや使っている感じが
とても良いなと思って…
品質がすばらしいと思いました。
それでどこで作ったのか探したら、
もしかすると貴店製?という
別の人の記事を見つけました。」
このように好奇心を持って
当店を探り当ててくださるとは、
なんとありがたいことでしょう。
ご覧いいただいたのは
ラッキーグリーンでしたが、
この方からご注文いただいたのは
シックなオールブラック。
クロコダイルのブラックには
表面が光っているシャインタイプと
落ち着いたマットタイプとがあり、
この方のご希望はマットブラックです。
今回も、お札をたくさん入れても
マチに引っ掛からないこと、が
重要なポイントです。
このお財布に目を留める方のご要望は、
まずそれ、と言って間違いないでしょう。
そして、クロコダイルの財布という
高額な製品であっても、
通常では
自分の好きな仕様に作ってもらうこと自体が
できませんから、
その点を気に入ってくださいます。
「一つひとつの製品の大きさに合わせて
革を選びに行くデザイナーがいて、
特別な希望内容があれば
その目的に向けた
ご注文者専用のチームを持つことができる…」
新しい製作物を製作するにあたっての
この完璧な態勢を、
私どものお店ではご用意しています。
だからこそ、どなたも
長く使う気持ちで
オーダーしてくださいます。
このクライアントも、お受け取り時に
しばらく手に取って眺めながら、
「いやあ、ほんとにいいですね!
もう一生使いますよ。」と
まず店頭で愉しんでくださいました。
ありがとうございます。
この方も
すばらしいお仕事をしている方です、
ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

リアルイタリア、トスカーナの生活#1
2024/07/10デザイナーは、革製品の本場イタリア
トスカーナへ久しぶりに出向き、
日本には入って来ない
メイドインイタリーのたくさんの革製品、
街の様子や生活の仕方、気になる革製品など、
さまざまな見分をしてきました。
体験のすべてが考え方の中に入り、
新しい思索に繋がって
作るものに反映されていきます。
モノづくりとはそういう仕事。
今日はトスカーナの現在について
お知らせしようと思います。
トスカーナ地方というのは、
上の地図の赤いエリア(Wikiからの引用)
で、フィレンツェからシエナを中心として
西側の海沿いのエリアまでを含みます。
この地方でナチュラルな牛革が作られていて
世界3大革の生産地として有名ですが、
素材としての革だけでなく、
牛革製品を作る会社もたくさんあります。
*左は小さな革工房。右は布のお店で、革製品は
他の製品と一緒に扱われていることも多い。
ですから、トスカーナの小さな街には
他の大きな街ではあまり見られない製品も
たくさん見ることができます。
今回は「見てくるだけ」と言いつつ、
「持ってきちゃった…」と
イタリアのモノづくり精神に共感した製品を
みなさまにご紹介することにしました。
ご興味ある方は
ウェブショップの
デザイナーズセレクションをご覧ください。
*左のアイデアは、デザイナーも考えたもの!
世界のどこかで同じことを考えている人がいます。
右のショーウィンドウはとてもきれい。
それはさておき、トスカーナの話です。
コロナ後、フィレンツェやシエナのような
大きな街はかなり変わりました。
小さなお店、昔からのお店は少なくなり、
世界的なファッションチェーン店も
メインストリートに出来ています。
昔の街の姿を知っていますと
「どうしたの?」という感じ。
聞けばコロナの影響がやはり大きく、
レストランも小売店も、小さなお店は
かなりなくなって、入れ替わったらしいです。
*左は靴をフューチャーしてますが、いろいろな
種類の小物を売るお店。右は露店。
一番驚いたのは、
革靴専門店を見なかったこと、と
デザイナーは言っています。
代わりにスニーカー店が複数ある街もあり、
「革靴は
すっかりスニーカーに押されてるみたい」
とのこと。
「おしゃれな男性は革靴を履いてるけど、
(観光客はもちろん)現地のほとんどの人も
スニーカーなの。
革靴専門店がなくなるはずだわ。」
*革製品を飾るのにも
いろいろなショーウィンドウがあります。
革靴を作っていたメーカーの中には、
主力商品をスニーカーにシフトしてしまった
会社もあります。
おそらくそうしないと、生き残れないでしょう。
「ファッションは街が作る、
って前に話したと思うんだけど、
トスカーナの街ってみんな古い石畳の街でしょ、
だからピンヒールの靴なんていらないのよ。
そのような靴を履くのは、
ドレスアップした時とかフォーマル時だけです。」
*左はスニーカーに顧客の要望に合わせて
その場で飾りをつけるお店。日本的な
アプローチです。右はアヒルちゃんのお店。
こういうシャレの店もたまにあります。
「その延長線で考えてくと、
スニーカーはぴったり生活にハマります。
革靴が
オペラや観劇以外に活躍できる場は、
ほとんどないという感じです。
おしゃれなブティックに置いてある靴も
今はスニーカーですから。
またイタリア独特の染色は、
あの石の建物の街にいると、すごく馴染むの。
ピンク色だって、
イタリアのピンクはスモーキーでしょ。
いかにもイタリアらしい色です。
都市から生まれたカラー、って感じね。
はっきりしたブルーではなく
微妙なブルー系。
ブルーはヨーロッパでは合わせにくい
イメージだけど、このブルーなら大丈夫。
でも東京の街にも似合う色だから、
良いと思って持ってきました。」
*なんとなんと、フィレンツェの街で見かけた
「ちびまる子ちゃん」製品。ウィンドウの
一番いい場所を占領していました!
まだまだおもしろい話は続きます。
ぼちぼち紹介していきますので、
お楽しみいただければ嬉しいです。

お嬢様からのプレゼント、お父様のベルトポケット 40414
2024/07/09お父様とご一緒にご来店くださった
クライアント。
「父がずっと使っているこのバッグが
そろそろ使えなくなってきたので、
プレゼントしたいと思います。」
ご本人が実際に使って
気に入っている形だからこそ、
間違いなく喜んでいただる
プレゼントになります。
おまけに、現在
「いまいち」と思っている使い勝手も
改善できますから、
相手の方の喜びもひとしおです。
巷でよく聞くのはこんな言葉です。
「こんなこと言うのは
良くないとわかっていますが、
人からもらったプレゼントって
どう使おうか困ることが多いです。」
でもお身内でしたら
ざっくばらんに訊くことができます。
「いま何が欲しい?
何か不便なことある?」
また、お贈りする側からしても
「贈り物って難しいです。
どんなものが喜ばれるのか…」
こんな悩みを解決する方法が
フルオーダーメイドにはあります。
ご予算もあると思います。
大切な人へのプレゼントで、
どこを探しても見つからない製品だから
当店でオーダーを、とお考えでしたら、
まずお見積もりをお出ししますので
お気軽にお訪ねください。
ご注文いただく場合、可能であれば
使うご本人とお目にかかって
聞き取りができると、
さらに良い製品になります。
でも、お贈りする方が現品の写真を撮って、
さらなるご要望内容を
メモ書きでお伝えくださっても
けっこうです。
ご説明いただく方法に、ルールはありません。
ご自分の得意な方法でお知らせください。
遠方の方も安心してお尋ねください。
今回お持ちくださった見本品は、
だいぶ大きな仕様変更をしました。
同じなのは、ほぼ大きさだけです。
お父様からしましたら、
「大きさは良いんだが、
他の部分が使いにくくて…
とくにスマホを入れる前ポケットが
ファスナーなのがストレスです。」
とのこと。
フルオーダーでもっとも大切なのは、
使っていて気持ちの良い大きさです。
大きくなく、小さくなく、またその他には
自分にフィットすることも望まれます。
*とくにご年配の方には、しなやかさから、
オリジナル革の「ルバル」がものを言います。
実際に使っていて良い見本があれば、
重要なポイントである大きさが
スムーズに決められますから、
これはすばらしい情報です。
このポーチは
ファスナーの厚みだけの薄いお部屋が
2層になっていますから、
中身がたくさん入るわけではありません。
このような鞄の厚みの場合、
仕切りやポケットは
少ない方が使いやすいですから、
今回は名刺が入る内ポケットがひとつだけ。
シンプルなので、使いやすいと思います。
受け取りにおいでになった時、
お二人でとても喜んでくださいました。
すぐに使ってくださっています。
まだまだ現役で
たくさんの人の前に出るお父様ですから、
このオーダー品なら
ジャケットの端からちらっと見えても
服の素材に見劣りしません。
お嬢様も褒めてくださいました。
このたびはありがとうございました。
これからもどうぞご健康で
頑張ってください。
海外からの来客:日本の革製品の良いところ
2024/07/06現在カナダにお住いの
中国人クライアントがご来店なさいました。
この方は日本だけでなく
イギリスやドイツにそれぞれ
3~4年ほどお住まいの経験もあるため、
ヨーロッパやニューヨークの
革製品や文房具について、
かなりの知識を持ってらっしゃいました。
前回ご紹介した方ですが、
ご来店でのピックアップ時のお話が
とてもおもしろかったので
ご紹介しようと思います。
「私は文房具が好きで、
ヨーロッパやニューヨークなどでも
たくさん見てきましたが、
日本の文房具の進化はすばらしいです。
イタリア製品は少し前まで
かなり良かったのですが、
そこから先が発展していかないので
今は日本製品の方が
ずっと良くなったと思います。
A5サイズは日本だけの展開ですが、
このサイズはとても良いですよ。
メモを取るにはA4では大きすぎます。
こういうジョッターがあれば、ぱっと書けて、
鞄にも簡単に仕舞えます。
使っていると、
A5は一番いいサイズだと思いますが、
日本だけのサイズなんですね…」
「革製品についても同じように、
ヨーロッパ製品や
ニューヨークで販売されている製品を
使いましたが、やはり日本の製品が一番。
それは、ヨーロッパの製品は
細かいところに目が行き届いていなくて、
さて使うとなると、
使いにくいものがほとんどです。
財布の大きさが大きすぎたり、
鞄の中にポケットがなかったり、と
使うことを重要視していない製品が
とても多いと思います。
日本製だと、
これこれこういうために使う、
こういう時に使う、といったような
使う目的やシーンがまず想定されていて、
それに合わせて作られていますから、
大きさも良いですし、使いやすさも
自分に合うものが見つけられます。
おまけに、安い!
このような製品が
こんな価格で買えるなんて…
探しても見つけられなければ
カスタマイズできるお店がありますから、
日本の革製品の提供はすごいです。」
前にお書きしたように、
当店のオーダーメイドは
ガラパゴス的に進化してきました。
以前デザイナーがここにお書きしたことと
同じことを、この方は指摘されました。
でもまさか、海外の方に
それを説明していただける機会が訪れるとは
思っていませんでしたから、
今回のクライアントのご来店は
とても興味深いものとなりました。
デザイナーが言っていることを
実地で体験して、
裏付けをくださったようなものです。
革製品のオーダーメイドも、
ヨーロッパでのオーダーと
日本でのオーダーでは、
特殊なものを除いて、目的が違います。
私どものお店はまさに日本的で、
どんな時にどう使うか?をテーマに
みなさまのご希望にお応えしています。
でも、どんなアイテムであっても
持っている人の格を上げるものを、
と考えてお作りします。
革はそれぞれのお好みに合わせて
ずっと使いたいと思っていただけるものを
ご提供しています。
海外に、今回のクライアントのような方は
どれくらいいらっしゃるでしょう?
とても不思議な体験でした。

海外の方からのご注文、高品質のA5ジョッター 40524
2024/07/04海外の方とメールでやり取りしますと、
翻訳機の機能向上に驚くことがあります。
丁寧な日本語でお尋ねされると
こちらもそのようなモードになりますが、
そのような日本語を
どのように翻訳するのか…は不思議です。
ご紹介するのは、
「高品質のA5サイズのジョッター」。
定番でお出ししているのは、
裏面を裏地専用の革にしています。
定番はあくまでも表面だけを使う前提で
お出ししています。
ウェブショップには、
このリーズナブル版のほか
「高品質A4ジョッター」というのも
載せておりますから、
このご注文者からはまず、
ご質問をいただきました。
「どこが違うのですか?
A5サイズでも高品質のものは出来ますか?」
このふたつの違いは、
高品質の方は、裏面にも
表用の革を使っていることにあります。
そうすることで、面をひっくり返せば
裏面であっても
すばらしい書き味を堪能することができます。
デザイナーが店頭で使っているのが
これで、クライアントの方々には
よく書き味をお褒めいただきます。
そしてすでに、
使い始めてから30年ほど経ちます。
昔は裏面もあまねく表革でしたが、
素材のご用意が難しくなったことで
ある時、
リーズナブル版をお出しすることにしました。
何度かこの欄でお書きしていますが、
私どもの定番は
長いものは30年以上ずっとお出ししております。
その定番は、変わらないように見えて、
細かいところでどんどん改変を入れています。
ご注文者のみなさまがお教えくださる
「その後」によって
わかることがたくさんありますから、
こうした方がいい、と思ったことは
細かく仕様や製作方法に反映させます。
改変前のジョッターは
10年くらい使いますと、
ものによっては反ってしまうことがあります。
どれが反るかは、はっきり言えません。
革は生ものなので
仕方ないと言えば仕方ないのですが、
今回は芯材を変え、革が破れたり
ダメにならない限りは使えるよう、
大きな改変をしていますから、
個体差は関係なくなります。
お手間はずっとかかる様になりましたが、
20年以上快適に使える前提であれば
それだけの価値があります。
身の回り品には気持ち良く、
長く使える良質な製品を持ちたい、
と思います。
多くは要りませんし、
何が必要か、しっかりと問うたうえでの
買い物をすることが
もっともSDGsの考えに則っています。
自分にとってほんとに必要なものは何か?
そして、いま自分が買おうとしているものは
それに値するか?
その製品のお値段は製品と見合っているか?
そんな買い物の基本を、もう一度
ふり返ることも必要と思います。




























