実際のオーダー例
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貴方のオーダーのヒントになさってください。
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手文庫に重ねて使う紙ばさみ 2311N
2023/12/31手文庫と一緒にオーダーいただいた
紙ばさみをご紹介します。
手文庫と同じ大きさで、
手文庫に重ねて置いてお使いいただく
製品です。
革と色はルバルのワインカラー。
以前お持ちくださった
ルバル製品の手触りを
とても気に入ってくださっての
ご注文です。
他の革見本もお送りしましたが、
やはりルバルになる、というのは
このオリジナル革を
特別に作ってもらっている私どもとしては
まことに喜ばしいご選択です。
角の丸みを手文庫と合わせていますから、
手文庫に載せると一体感があります。
机の上にあっても
邪魔になる感じではないでしょう。
エレガントな生活のクライアントなので、
もしかして文机をお持ち?
などと想像していますが、いかに…
紙ばさみにお入れになるのは、便箋です。
ある程度の厚みの便箋が入るよう
少し大きめにしています。
それとこの紙ばさみの特徴は、
表側のブドウ模様。
このブドウ模様は
「黒革の手帖」の変更使用ですが、
天地を変えて使うことで
まるで違うもののように見えます。
左側から右側に向かって開く、
というお話を伺い、それに合わせて
模様の方向を決めています。
まさにパーソナルなオーダー品です。
手文庫という言葉も久しぶりに
お聞きしましたし、
重ねて使う紙ばさみについても、
必死に作る私どもの中に
どうかした瞬間に
ほっとした空気を運んでくれます。
きっとたくさんのお手紙を書かれるのだと
思います、すてきなことです。
このたびもありがとうございました。

初めてお作りしたオーダー品、手文庫 2311N
2023/12/30こちらの手文庫のオーダー品、
ご相談をいただいてから半年以上
お返事することは出来ませんでした。
ご依頼者の手文庫のイメージが
手縫いの箱のようなイメージだったため、
どのようにそれを崩さずお作りするか
ずっと考えていたからです。
ところがある時、ふとしたきっかけで
ご相談を再開し始めた時、
お断りされても仕方ない案のお品しか
作れそうもないことをお話ししました。
以前お作りしたものを気に入ってくださり、
私どもを信頼して
今回のご相談をくださったご相談者には
なかなかお話ししづらい内容でしたが、
勇気を持ってお話ししました。
そうしましたところ、
最初に
かっちりした箱のタイプではできません、
とご説明していたこともあってか、
このファスナー全開の形を
良しとしてくださいました。
ありがとうございます。
かっちりした箱タイプというのは
お菓子の入っている紙の箱のような形で、
角々が90度になっているのが特徴です。
余談ですが、
作る人にとっては、製作方法や
構造こそが問題ですから、
一般の人が見る目とは違う見方になり、
違う説明になります。
革でこの紙の箱と同じ形を作ろうとしますと、
堅牢な革で手縫いで作ることになります。
それが、B5の便箋が入って
少しゆとりのあるこの大きさとなりますと、
+αで芯材を入れなくては形が崩れますから、
本格的な手縫技術者でなければ
作ることは出来ません。
そんなわけでこういう形状になったのですが、
却って柔らかいルバルの革には似合っていて
より手触りを
感じていただけるようになったのではないか、
と思います。
お届けしましたら、
お受け取りのご連絡を頂戴しました。
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今手文庫と皮見本が届きました。
とても早く届いてびっくりしました。
ドキドキしながら開封しました。
感動しました。
つくる過程で
いろいろやりとりがあったせいか、
到着したばかりだというのに
既に私の手文庫という感じがします。
バッグは永久的なものではないと
おっしゃられますが、
これは、大袈裟ではなく、一生
私の伴侶となるものだと思っています。
常にいつも、
外出しないときでも、そばにいてくれる…
大事にします。
企画の段階から皆様にご苦労おかけしました。
ありがとうございました。
紙ばさみも
手文庫の相棒という感じですね。
これも一生ものです。
あと、トレー、キャメルの色、
皮見本で送っていただいた
ベージュとの違いがよくわかります。
とても使いやすそうで、
今散らかっているペンなどを入れて
早速使おうと思っています。
とりあえず到着のご連絡です。
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このようなお道具を使う方には
初めてお目にかかりました。
初めてお作りしましたが、
こんなに喜んでいただけて良かったです。
長くお使いいただけることを
心から願っております。
ありがとうございました。

少し大きくした「ギンコ」バッグの使用リポートをご紹介します。
2023/12/29ご注文くださったクライアントから、
お写真と
使用感も含めたリポートを頂戴しました。
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お世話になっております。先日
一回り大きい「ギンコ」を制作して頂きました。
しばらく鞄を使ってみての感想と、
実際にiPadを入れてみた状態の
画像をお送りします。
まず、求めていた使い勝手に
ぴったりの鞄をありがとうございました。
実際に手にした時の
「これが私のためだけの鞄」という
満足感や充足感は
オーダーでなくては味わえなかった
感覚だと思います。
デザイナーさん、そして
制作を担当して頂いた職人さんに
感謝申し上げます。
鞄のオーダーが初めてだったため
お店に入る時は内心緊張していましたが、
いざ伺ってみると
気さくに対応して頂いたので
すぐに安心できました。
ネットを検索していて見つけたギンコを
当初はオンラインで注文しようかと
思っていましたが、
A4サイズはともかく
縦横の比率が若干異なるタブレットを、
カバーに入れた状態でうまく納まるのか?と
不安になったため、
実際に持った状態を確認できたのは
大きな判断材料でした。
パターンオーダーサイズのサンプル品に
普段の身の回り品と仕事で必要な
iPad Pro12.9インチを詰めると、
若干窮屈そうな見た目になること、
出し入れもややしづらい状態だったので、
ご提案通りサイズアップをお願いして
正解でした。
鞄の左右を1cmずつプラス、
縦にも1cmほどプラス、
マチは荷物量を元に3cmほど
増やして頂いたかと思います。
大型のタブレットは
どうしても重量があるので、
上にはみ出る分がわずかに減るだけでも
鞄を置いたときの安定感が大幅に違いますし、
iPadと一緒に折り畳み傘や、
時々飲み物等を入れた時も
物の出し入れに余裕があります。
元になる型紙を
そのまま拡大するわけではなく
バランスを考え新たに起こしなおす
=加算料金が必要 とご説明頂いたので
予算からは数万オーバーしたものの、
オーダーする以上は
使いやすさを重視したかったので
その点は許容範囲でした。
もちろん同型の端末を持ち運びつつ
どうしても予算内に留めたい、
あるいは鞄のコンパクトさを優先したい人は、
パターンオーダーサイズのままでも
他の荷物を小さくすれば
充分対応できる容量はあると思います。
iPadを寄せている側を体に沿わせて歩くと、
縦になっている事で鞄自体が揺れにくいのか、
なんとなく歩きやすい印象です。
マチ幅を増やして頂いた分
混んでいる電車に乗る時や
人混みの中を移動する際は
周りにぶつからないよう少々注意が必要ですが、
持ち手の長さが
ハンドバッグ的にも持てる長さなので
状況に合わせて持ち方を変えれば問題ありません。
受け取りからまだ2ヶ月強なので、
今後エイジングでしなやかさが増せば
より使いやすくなるだろうな、
早く育って欲しいな、と
変化を楽しみにしています。
仕事はもちろん、映画や観劇に行く際も
こちらの鞄なら
一般的な判型のパンフレットやフライヤーが
問題なく入るので、
期待していた通り
汎用性が非常に高い構造ですね。
「A4の長辺がはみ出ることを良しとする」
というデザイナーさんの発想に感謝です。
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とてもスムーズに進んだご相談でしたから、
初めて、という感じはしませんでした。
それは、観察眼をお持ちだからだと
お見受けします。
また、これからオーダーしようとお考えの方に
参考にしていただける内容が盛りだくさんで、
すばらしい内容をありがとうございました。
デザイナーが、ギンコをデザインした理由を
きちんと受け取っていただけたことを
喜ばしく思っています。
「バッグを選ぶ基準」として
使いやすさを
一番目に挙げている人がいるかと思うと、
みんなが持っているから、
という理由を挙げる人も
少なくないように思います。
何を指針にして
自分の持ち物を決めるか、
はそれぞれ違いますが、
一人ひとりの個性に合ったデザインの
使いやすいバッグが欲しければ、
当店のフルオーダーメイドも
ひとつの選択肢にお入れください。

バーガンディのコードバンバインダー 31018
2023/12/28この製品の名前はいったい何でしょう?
みなさまは何と呼びますか?
かつて文房具販売を生業にしていた
技術者の一人が、「う~ん、
そういう製品はなかったので…」
と「用箋バインダー」という名前を
口にしましたが、
それについてたくさんの意見が出ました。
「右側に入れるのはタテ入れのメモパッド、
左側にはA4クリアファイルが入りますから
バインダーかもしれませんが、
バインダーには金具がついてませんか?」
そんな会話が活発になされた
このオーダー品は、
奥様から旦那様へのプレゼントのお品。
「コードバンが好きですが、
このノートカバーは
背中で折って使いますから、
背中の部分は牛革にしていただきたい。」
なるほどです。
現在のカバーには厚手の硬い芯材が入り、
しっかりして、ばりっとしたイメージです。
明るく感謝の念に満ちた奥様が
「私がプレゼントしますね。」とおっしゃると
お二人でお帰りになりました。
コードバンもいまでは
入手しづらい革なので、現在は
ご希望色を第三希望まで伺ってから
お見積もりをしています。
ラッキーなことに
第一希望の色が上がったばかりだったので、
デザイナーはすぐ選びに出かけました。
細かいご希望内容を反映して作られた
うつくしいコードバンのお品をご覧になると、
お二人とも喜んでくださいました。
「このバーガンディは良い色ですね、
サイズも気持ちいいサイズです。
やっぱりオーダーメイドは違いますね。
いろいろなアドバイスもいただきましたし。」
ご満足いただけて良かったです。
現在お持ちのバインダーは
長く役立ってもらったから
しばらく取っておきます、とのこと。
優しい旦那様です。
新年がさらに飛躍の年になりますよう、
心からお祈り申し上げます。
このたびはありがとうございました。

お誕生日プレゼント、ありそうでなかったファスナー長財布 310N
2023/12/26
以前お作りした小物を、とても
気に入ってくださったクライアント。
「今使っているお財布が
そろそろダメになってきたので、
新しいお財布を作ってもらおう
と来店しました。」
遠方からおいでくださり
ありがとうございます。
お隣には
優し気なパートナーがご一緒です。
「お誕生日なのでね、
欲しいものを上げようと思って。」
にこにこ、和気あいあいとした
カップルです。
「いま使っているのは
長く使ってきたのですが
使いにくいところがあるので、
いろいろと考えてきました。」
なるほどお話を伺いながら
具体的に話し合っていきますと、
この長財布は
これまでに見たことのないものになる
と気が付きました。
店頭の見本を元にして、
見本のダミーカード入れを見ながら
さまざまな変更をしていきます。
そうこうしているうち、
当店定番の長財布が基であったものが
まったく違う内装へどんどん変化して、
さらに使いやすそうになりました。
「や、これはすごくいいですね!
定番にしたいくらい。」デザイナーは
ノリノリでまとめていきます。
3方ファスナーの長財布が、
こんな風に変わるとは
思ってもいませんでした。
このタイプの
ファスナーで開閉する長財布は、
たいていの場合
カード入れがヨコ向きですし
タテに重ねて入れるのですが、
この方のご提案で、
タテ向きのカードを
横に重ねたものになり、
今までにないタイプとなりました。
変わっているのはお札の場所。
カード入れの下にお札が入りますが、
真ん中の長いポケットにも
お札が折らずに入ります。
定番タイプと同じく
短辺の片側にしか
マチを付けていませんから、
がばと開いて手を入れやすいことが
さらに使いやすさを増しています。
また
これもおもしろい処理ですが、
8枚カード入れの対面には
ヨコに入る名刺入れと
タテのカード入れがあります。
このような緩急をつけておくと、
とっさの場合
都合が良いことがまま起こります。
そんなアイデア豊富なこの長財布、
喜んでくださっているそうです。
苦労した甲斐がありました。
いつまでも仲良く、
ステキなお二人でいてくださいね。
このたびもありがとうございました。
























