「俺か…

俺以外か。」などの名言で有名な

歌舞伎町のローランド様も

当店のクライアントです

(ご許可いただいて

お名前を挙げさせていただきました)。

 

 

テレビでもたくさんご紹介されていますが、

細やかな心遣いをくださる

ステキなクライアントのお一人です。

 

今までにクラッチバッグ、

メガネケース、お財布とお作りしました。

 

 

持ち物の多寡や服装に合わせて

それぞれ複数点お作りしましたが、

美意識の高い方なので、

お色や素材に深いこだわりをお持ちです。

 

「これが良い」となったら、

ご自分のファッションを考え、

素材とお色を変えて

同じ仕様のものをご注文くださいます。

 

 

このようなご注文をしていただきますと、

ひとつひとつのお品の消耗が

グンと違います。

 

服装に合わせたお色や

持ち物に合わせた大きさで

革製品をお持ちいただくことには、

以上のようなメリットもあります。

 

 

スタイルにブレのない

きっぱりした方ですから、

一点一点のお品は

きっちり考え、熟考されたご注文品です。

 

このたびのお財布では

「やはり黒のクロコはステキですね。」

ということで、

 

前回ご注文いただいたお財布

そのままの仕様を、

最上級の「ポロサス」でお作りすることに。

 

 

今回お財布の外側、表裏のお写真を

ゆったりと掲載しましたのは、

細かい斑柄の美しいポロサスを

じっくりご覧いただこうとの趣向です。

 

どこにも接ぎ目がありませんから、

底面の手当たりもすんなりとしていて

手触りもよく、

斑柄はぐるりと一周回っています。

 

きちんと左右のセンターを取って、

このお財布全体の大きさに合わせた

ポロサスの革を選びに行っています。

 

 

もっと大きなアイテムでしたら

もっと大きな革を選び、

それに見合った斑柄の大きさで

お作りするよう、心がけています。

 

毎回仕入れにはデザイナー自身が出かけ、

型紙を持って吟味してきます。

 

美意識の高い当店クライアントの方々に

それぞれお似合いになるイメージを持って

革を選ぶことは、

この上ない楽しみです。

 

極上のご注文を、ありがとうございました。

 


とても懐かしい

リュックをお持ちくださった

クライアントがいらっしゃいます。

 

当時いろいろお作り頂きましたが、

このリュックがこのくらいきれいなのだから、

きっと他のものも

大切にお持ちくださっていることと存じます。

ありがとうございます。

 

 

お持ちくださったのは、

30年ほど前にお作りしたリュック。

切り替えがあって、

ちょっと昆虫のようなイメージで

お作りしたものです。

 

当時作っていたリュックには

いくつかのパターンがあって、

これはだんだんと

型紙が立体的になってきた頃の

お品です。

 

 

クロムレザーでお作りしていますが、

こんなにお時間が経っても

きれいに使ってくださっています。

 

でもさすがに中の裏地はもう、

お写真のように

表面加工がぽろぽろと取れてきて、

ペタペタします。

 

 

上のお写真のように

現在のナイロン地を使ってお直しし、

まったく新品のようになりました。

 

当時のナイロン地は

布の表面をナイロン加工したもので、

使っても使わなくても、

20年ほど経つと

表面加工がぽろぽろ取れてくるタイプです。

 

それでも20年ほど持つ、なんて

今では信じられないこと。

 

 

また当時から、当店では

使い勝手の良さを考えていましたから、

リュックの底面は

腰のカーブに沿うように

楕円の真ん中を少しカットしてあります。

 

まさに三つ子の魂百まで、

といった感じです。

 

 

それにしても、今回

当時のクロムレザーの持ちにも

かなり驚かされました。

 

この革は当初

ゴールドという印象の色だったのですが、

そのキラキラ感こそ消えていますが

淡いベージュのお色がまだまだ美しく

ツヤが出ています。

 

こうして裏地を取り換えることで

まったく新しいイメージになり、

またお使いいただくことが出来ます。

嬉しい修理のご依頼を

ありがとうございました。

 


何度もリピートくださっている

クライアントからご注文いただいた、

ショルダーバッグとメガネケースを

ご紹介します。

 

このクライアントが

初めてお出でくださったのは、

特殊な仕事道具を入れるためのポーチを

注文したい、と考えてくださった時。

 

 

お仕事上、必ず持ち歩かなくてはならない

特殊な小物が多く、

お話を伺ったときには なるほど

 

これはうまくひとつに収めないことには、

忘れたり、手順が悪かったりするから大変、

と感じる、ひとまとめポーチでした。

 

その時の対応と

大きさのリクエストに対する出来上がり品を

気にってくださり、

それ以来お付き合いいただいております、

ありがたいことです。

 

 

デリケートな一点の

ほんとのすごさをわかってくださった

クライアントご自身こそが

やはりある道のプロで、

 

だからこそ当店のお品も

きちんと理解してくださり、

このお店をどのように使うと良いのかも

一回で会得してくださいました。

 

 

毎回おいでくださる前に、

ご自分に「何があれば便利か」を

よくお考えくださり、ご相談くださいます。

 

ですから内容も明確で、

何をどう入れて持ち歩くか、

また、どういうファッションで持ち歩くか、

もつねにはっきりしています。

 

 

ご自分のお仕事上の立場から、

悪目立ちしないけれども

上質なバッグで仕事に臨みたい、

という真摯なお気持ちが伝わってきます。

 

対「人」との仕事で

一流の仕事をなさる方ほど、

このような気遣いができることを、

お店にいるとひしと感じます。

 

 

また論理的なお考えをお持ちくださるので、

これこれをこのように持ちたいので

こういう持ち物が欲しいのです、と

リクエストをお出しくださる時、

 

こちらから、

これはどうなさいますか?とあらためて

お尋ねすることも、ほとんどありません。

 

こういうスムーズなやりとりをしておりますと、

もう一度この方とお仕事をしてみたい、という

気持ちが大きくなっていきます。

これが彼女の成功の秘訣なのだと思いました。

 

 

今ではおそらく、

どんな荷物量であろうが、

どんなクライアントに対してであろうが、

パーティであろうが、

プライベートで楽しむ時であろうが、

 

どんな時でも当店のバッグや小物を

お持ちくださっていることと思います。

 

 

このクライアントとお会いしますと、

大人の女性のすばらしさを感じます。

 

お話を伺っておりますと、

自分の意志で自分の道を切り開き、

もくもくと目標に向かっていく姿が

思い浮かびますが、

ご本人は、そんなことは思い起こさせぬ

気さくで柔らかい感じのイメージです。

 

 

フリーランスでのお仕事ですから、

一回一回のお仕事は、それこそ真剣勝負。

 

そういう方のお仕事の場に

当店のバッグ類や小物類がお供出来ますのは、

ほんとに嬉しいことです。

 

プロの仕事道具こそ、当店にお任せください。

 

今回のショルダーバッグは

定番「スィーベル」を変形させたお品で、

メガネケースも定番のお品です。

 

ご自分の欲しいものに対して

基本となる形は何か、

当店ウェブショップをよくお読みくださり、

お考えくださっていると存じます。

いつもありがとうございます。

 


コンパクト財布の代表「ジーヴズ」に

施した外ポケットの加工を

ご紹介します。

 

 

この財布に、内側でも外側でも

ポケットを付ける場合、

ほとんどの人がカード入れをご希望になります。

 

カードをまとめて入れるタイプのため、

人によっては1,2枚の

Suicaやクレジットカードを

別枠で収納したい、と思われるようです。

 

 

最初にお見せするブラックは、

外側の方面と

内側二か所に

カード入れを追加しました。

 

店頭のジーヴズを触っていただき、

リアルなご注文にしていただきます。

 

 

このようにしますと、

札の種類を分けることもできますし、

カードの種類を分けることもできます。

 

 

こちらのブルーは

お色味がきれいで、

外側にSuicaを入れるための

ポケットを足しました。

 

 

こういった外側のお色ですと、

裏地を目立つ色にしていただくことで、

さらに個性と効果が出ます。

 

定番を使っても

こんなに個性を出すことが出来るのは、

フルオーダーのお店だからです。

 


「自分のこだわりなんですけどね、

こういった身分証入れはできますか?」

 

お話しいただきましたが

一般的な考えのお品ではないため、

何度もすり合わせた案件です。

とりあえず、お写真をご覧ください。

 

 

入れたい身分証は2枚。

外側からは何も見えませんが、

開いて内側を外側にすることが出来、

そうした時、金具を取り出して

紐から吊るせるような仕組みにして欲しい、

というご要望でした。

 

 

 

特殊なご職業のようで、

二枚目の身分証と一緒に

バッジを見せなくてはならないとのこと。

 

バッジは

通常洋服につけるようなタイプですから、

挟んだ革の下部の方が厚みがあります。

 

 

こうして種明かしをすると

不細工ではありますが、

ともかく何か細工をしないと

バッジが動いてしまって

ちゃんと使うことが出来ません。

 

 

表面から見ていただくと

こんな程度の盛り上がりで済みましたから、

なんとか及第点というところです。

 

盛り上がり方が

ナチュラルになるように、

計算した細工をしたうえでの

見え方です。

 

 

この身分証入れ製作の

恐ろしいところは、

外から見たら何も見えず、

内側を外に向けた時

きちんと折りたためて、

内側を外側にして留まっていること、

という条件。

 

また、内側を外側にした時には

それを吊るす楕円カンは

吊るすために出せますが、

内側のままでいる時には、

そのカンが見えないこと、という

シビアな条件もありました…

 

 

ですから、外側から見ると

上下のお写真のように、

何もないつるんとした二つ折りの

「何か」に見えます。

 

 

人によっては財布に見えたり、

名刺入れに見えたり…と。

しかし絶対に身分証入れには見えません。

 

嵩張ったりもしてないので、

胸ポケットに入れても

あまり影響はありません。

 

 

 

こんなギミック満載のご相談内容でも

当店では

可能な形に焼き直して

お作りしています。

 

長い年月の中で、

もっとも高額な身分証入れとなりました。

でも、もっとお金を払おうが、

ワールドブランドに相談を持ち掛けようが、

ご依頼に対して

これ以上のものは実現できないでしょう。

 


「こういうお財布はできますか?」

持ち込まれたのは、がま口財布。

しかも三つ折りで、コンパクトなタイプ。

 

 

何度もお書きしますが、

がま口財布の場合、金具があるかないかが

製作の可否を分けます。

 

今回は、お見せいただいた見本よりも

5ミリ小さい金具が見つかり、

全体サイズに支障なく製作できることが

わかりました。

 

 

金具に関するご希望もあって、

パチッと留めるヒネリ部分に

丸い球が付いた金具ではなく

平たいタイプが良いということで、

見つかるかどうかはとても心配でした。

 

もしなければ

丸い球の方でご検討いただくことになりますが、

人によって

そこがご注文の有無につながる

微妙なリクエストです。

 

 

こうしてお書きすると、

そんなのどちらでもいいじゃないですか

というご意見もあると思いますが、

 

オーダーメイドの難しいところは、

人によって、こだわりが

ぜんぜん違うところです。

 

 

それがどこまでのことなのか

ご相談から読み取り、

材料から何からすべてを揃えますから、

一件一件が大変な労作になります。

 

材料がないことで

製作まで至らないこともありますし、

フルオーダーメイドの難しいところは

まさにそういうところであります。

 

 

ご相談もひとりひとりなら、

材料をそろえるのも、ひとりひとり

全部違うイメージで進めますし、

これがまごうかたなき

一対一対応のフルオーダーメイド。

 

だからこそ

みなさまが欲しいと思ったものを

お作りできるのです。

 


長いお付き合いをくださる

遠方のクライアント。

必ず店頭までおいでくださり、

ご自分がお使いになって

良いと思う大きさや作りのバッグを

お持ちくださいます。

 

バッグがお好きな方なので、毎回

新鮮なアプローチの見本バッグを

拝見することが出来ます。

 

 

今回お持ちくださったのは、

ベルトが一周ぐるりと回ったバッグ。

デザインは

お作りしたお写真のものとは

違うタイプでしたが、

「これがとても使いやすくて…」

ということで、

 

もっともお好きなデザインである、

バーキンのデザインを

プラスすることになりました。

 

 

ヨコマチには、上から下まで

バッグの厚みが取ってあり、

しっかり がばと物の入る作りです。

 

ただ、見本品はもっと

上部の厚みが少なく、入る量が

少なめになってしまうものでした。

 

 

元のバッグは

何を目的として作られたバッグかというと、

やはり見栄えよく

カッコよく作られたブランド品です。

とても凝った作りで、素敵でした。

 

でもブランド品の多くは

ファッション面を追求しますから、

どうしても荷物量や

使い勝手に難が出てしまいます。

 

 

若いころ

ブランド品をたくさん使った方の中にも

「もう使いにくいブランド品はやめて、

使い勝手のいいバッグにしたいです。」

という方は多く、

 

そういう方であれば

作りの良し悪しをよくご存じなので、

当店のオーダーメイドにおいでくださいます。

 

 

このバッグ、

上のお写真が一番特徴的な部分ですが、

ヨコにぐるりと回したベルトに、

使う上での大きな意味があります。

 

デザインが

デコラティブに見えると思いますが、

じつはすべて必要から生まれたデザイン。

 

ひとつのバッグを拝見することで、

デザイナー主導のデザインかどうかや、

どの程度の作り手が

どこまで関わって作られたバッグなのかが

わかります。

 

 

底の厚みもたっぷり取って、

入れたいと思うものが

すべて入るような容量にしました。

 

バッグばかりは

どんなにデザインが良くても、

入れたいものが入らなければ

持つ気になれません。

 

でもこのバッグ、

フタ部分の使い勝手がとても良いと、

ひと目見てわかります。

よく考えられたバッグでした。

 

 

こういう複雑なデザインバッグの場合、

どこかを動かそう(変えよう)としても

なかなか動かし難いことが多いです。

 

それは、使い勝手=この複雑な作り

に直結しているからです。

 

すっきりとどこかを省いてしまうと、

使い勝手はかなり悪くなってしまいます。

 

 

デザイナーは

製作についてのさまざまな意味を

紐解きながら、

 

クライアントとお話をしている

瞬間瞬間、ご依頼に対して

なにがベストの作りで、

どうすればご希望が叶うかを

判断していきます。

 

時に

ほんの小さい変更、と見える内容が、

全体の構造を

変えてしまうことさえあります。

 

 

このバッグ、

なんとショルダーベルトが取り付けでき、

ショルダーバッグにもなります。

 

見た目に小さく感じても、

パンパンにものをつめた時には

重く感じるでしょうから、

当然の解決と思います。

 

新鮮なアプローチを

いつもいつもありがとうございます。

 


前回、二代目のお財布を

ご注文くださったクライアント。

 

「やはり以前のものを

お直ししていただきたいです。

愛着があるので、

また使えるようになれば

嬉しいです。」

 

 

15年近くお使いいただいたお財布には

テリも出ていますが、

小銭入れの跡が

お財布の外側にも出てきています。

 

 

財布の場合 一番傷むのは、

札入れ部分の折れ曲がる場所。

 

こちらも糸が切れてきて

革もだんだんと切れてきています。

 

 

おもしろい修理方法を

リクエスト頂きました。

 

「革が切れてしまった部分ですが、

オレンジ色の革で

ざっくりとパーツを変えていただいても

構いません。」

 

 

そこで

外側をこんな風にお直ししました。

 

最初がネイビーの革に

オレンジの糸を合わせてらっしゃいますから、

オレンジ色の革がきれいに映えます。

まるで新しいお財布のようです。

 

 

カード入れ部分も

革が切れてきていましたので、

取り換えました。

 

この手のカード入れには

ご想像以上に

たくさんのカードが入るので、

入れるだけお入れになる方が

少なくありません。

 

 

そして小銭入れのホックを取り換え、

お直しは完成しました。

 

これでまた、新しいお財布として

活躍してもらうことが出来ます。

 

捨てずに、使えるだけ使う。

何とすばらしいことでしょう!

 

自分の手によく馴染んだ革は

離れがたくなるものです。

このようなご依頼を、

ありがとうございました。

 


iPhoneXケースをご紹介します。

見せるタイプの定期入れと

カード二枚を入れて

一緒に持てるタイプ。

 

 

端正なネイビーの型押し革で

お作りしました。

 

最近のスマホケースの留めには

薄い四角いマグネットを使っておりますので、

コンパクトに収まり、

使う時邪魔にならず

ストレスレスでお持ちいただけます。

 

 

デザイナーがこの機種を使っていますが、

まず自分でこのヨコ型ケースを

試してみたところ、

「思った以上に

使い勝手が良くてびっくりした!」

という感想を持ちました。

 

 

そんなわけで、

たまたま試作で作ったiPhoneXケースを、

ただいまウェブショップに

試作品2点をお出ししました。

 

10周年記念のランニング中なので、

破格のお値段です。ご注目ください。

 

 

先にお出ししたマグネットもですが、

各機種に対して

シェルカバーができてから、

各段にケース製作が楽になりました。

 

いろいろなジャンルで

さまざまな使う道具が進化して、

あなたの希望がより

叶うようになってきています。

 

そういう意味でも、

オーダーメイドに向いた時代が

やってきました。

 


お財布ひとつとっても、

TPOに合わせて

さまざまなアプローチをしてくださる

クライアントもいらっしゃいます。

 

 

オーストリッチのお財布が一番新しく、

右からお作り頂いた順に並べて

お写真を撮らせていただきました。

 

やはり一番最初のコンパクト財布の

テリには、すばらしいものがあります。

 

下のお写真はゾウ革の黒ですが、

こちらも次第につやが出てきています。

すばらしい手撫での効果です、

ありがとうございます。

 

 

こちらのクライアントは

ご自分の生活をよくご覧になって、

「この時には

こういう道具(財布)を使いたい。」と

感じてくださいます。

 

一度でも 手触りよく

使い勝手の良い道具を使ってしまうと、

五感に堪えられない喜びが出てきます。

 

そんなデリケートな方々から

こうしてご注文いただけることは、

オーダーメイド店にとっても

至福の喜びです。