革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2022.10.3

盛りだくさんのトートバッグの製作 20711

最初に複雑なお財布をご注文くださった

クライアントは、

「今度はバッグのことでもう悩みたくないので

オーダーで作ろうと思います。」

お仕事がかなりお忙しいご様子で、

「これを持てばOK」と思える

自分に合ったバッグが欲しい、

というお気持ちになったそうです。

 

 

 

 

「雨の日も気にせず持ちたいので、

ワックスをかけてください。

服に付かない程度に落としてくださいね。」

それでネイビーの革が白っぽくなっています。

 

このくらいのワックスでしたら、半年~1年ほどで

ピカピカのネイビーが出てきます。

ワックスはもちろんプロ仕様の特別材料です。

 

 

 

 

バッグの外側両面に外ポケットが付いています。

サクッと入る全面ポケットと

ファスナーの全面ポケットとのふたつです。

 

サクッとポケットにお付けしたマグネットは

外側にゆとりを持たせましたから、

想像以上に使えるポケットになったと

思います。

 

 

 

 

ファスナーポケットのファスナーの付け方にも

厚みを持たせる方法を採りましたから、

こちらも思った以上に使いやすいはずです。

 

それぞれタイプの違う外ポケットですが、

どちらにも、付ける方法はいくつかあります。

それはご注文者の使い方に合わせて

もっとも適したタイプを

デザイナーがお奨めしています。

まさにパーソナルなフルオーダーメイド品。

 

 

 

 

ですから、同じレイアウトのバッグであっても

少しずつ使い勝手や見え方も変わります。

デザイナーはお話を伺いながら、瞬時に

いくつもある選択肢の中から

ベストと思われるものを選んでいきます。

 

技術を網羅していることで

こうしたコンサルティングが可能になります。

コンサルタントが培ってきた技術や、

その使い方に幅を持たせて考えられるほど、

ご注文者のご意向はうまく反映できます。

 

 

 

 

今回元になったバッグはナイロン製で、

その仕様内容+もっとこうだったらいい、

ということも反映されています。

 

何よりも大変だったのは、

ナイロン製なら

最初からファスナー部分が柔らかいのですが、

革製は慣れるまで硬いところ。

 

元型のバッグと同じように見えますが、

所々、通常の革で作る製品とは変えています。

 

 

 

 

こちらのクライアントは小柄でいらっしゃるのに、

とんでもなく重い荷物をお持ちになります。

それで「とにかく軽く作ってください。」

というリクエストもいただきました。

 

バッグは、本来であれば

重い荷物を入れるのであれば、それに即して

本体自体も重くしないと

保ちは悪くなってしまいます。

 

ですから、力のかかる部分などを重点的に

強化する方法を採って、はじめて

軽く作ることができるようになります。

それでも

保ちは重いものに比べると劣ってしまうのは

仕方のないことです。

 

 

 

 

しかし、たとえ多少の保ちの悪さはあっても、

きちんとしたバッグで、

それが自分にとって使いやすい形で、

どこへ持って行くにも

胸を張って持って行けるものであれば、

使えるバッグになることは間違いありません。

 

重いバッグは結局

それだけの理由で持たなくなります。

使いにくいバッグも同様です。

ナイロン素材などの雑材も、

ある年齢になると持つのに抵抗があります。

 

バッグをたくさんお持ちの方の中には、

バッグは売るほどあるけれど…

と言いながら、結局、ひとつふたつだけを

使いまわしている方が多いと感じます。

 

 

 

 

この方のように

「どのバッグを持って行くか、

毎日迷わなくてすむことを目指したい。」

というお気持ちは、よくわかります。

 

お洋服はどこのブランドを、と決めておられ

生活にリズムのある方ですから、

ご自分に似合うバッグも良く理解されています。

 

お召しになっていたステキなワンピースにも、

甘めのステッチときりっとしたネイビーが

きれいに似合っています。

うまく毎日お役に立てることを願っております。

このたびはありがとうございました。

 

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