実際のオーダー例
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貴方のオーダーのヒントになさってください。
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2枚のお写真と頂戴した絵から作ったトートバッグ 2511N
2026/01/01
たくさんの当店オーダー品を
お持ちのクライアントから、
当店オーダー例掲載の
2枚のお写真を頂戴しました。
この方のように
オーダー例を参考に
見ていただけるのは嬉しいですし
欲しいものをお探しの方には
超お薦めです。
今回もイメージはよく伝わって
ご希望も理解できます。
ところがこのふたつには
構造的に違う部分がありました。
こんな時デザイナーは
クライアントのみなさまに、
どちらを基にして
どのようにアプローチするかを
お決めいただけるように
(主役はみなさまです!)、
2点それぞれの特徴と、簡単に
構造についてご説明します。
今回は遠方の方ですから
ご相談をメールで行うのですが、
当店顧客のみなさまですと、
説明をきちんと受け止めて
考えてくださいます。
なんとすばらしいことでしょう!
おまけにこのバッグについては、
デザイナーが説明した内容から
さらに
”これこれこういうことですね”
という具体例が出てきました。
お見事です。
そうしてデザインが決まった後、
質感のご要望をお伺いしました。
質感によって
まったく別モノになってしまうのが
この手のトートバッグです。
最初は柔らかくて
形が取れなくてもいい、という
お話でしたが、
柔らかい革で作ると
ふにゃふにゃになってしまいます。
”今回のバッグは気軽に持ちたい”
というお話でしたが、
ふにゃふにゃなバッグですと
中にモノを入れる時
ストレスになることもあります。
そのことを具体的に想像するには、
エコバッグの使い勝手を
思い出すとよろしいでしょう。
↑まさにこの現物の例えを
クライアントが指摘して
くださいました。
そんなわけで、
”ある程度形が取れてはいるが、
やわやわとなって欲しい”を
現実にするために、
今回の製作方法になりました。
最初はお写真のように
”パン”とした形がありますが、
使って行くと
適度のやわやわになるように
仕掛けています。
このバッグの大きさは
ヨコ幅36x底面13センチで、
容量はたくさんあります。
それでも
このバッグの自重は、665g。
とても軽く
でもしっかりしてます。
いくらやわやわバッグでも、
中身を入れた時
底面がダラッと出過ぎるのは
NGですから、
ある程度底面をしっかりさせ、
そのうえで、敷くだけの底芯も
お作りしています。
デザインはこの方の絵を
なるべく忠実に再現しました。
そしてショルダー紐の長さは、
これまでお持ちいただいた
履歴から導き出しています。
そのようにお作りしたバッグは、
毎回”お届け”になります。
今回も
気に入ってくださるでしょうか?
毎回ご感想をくださる方なので
ドキドキしながら
お待ちしていましたところ、
すぐにご感想をくださいました。
ありがとうございます。
************
バッグが届きました。 素敵です。 で、嬉しくて夫に見せました。 そしたら、 以前と同じことが起こりました。 夫が見るなり、 「これええやないか!! 俺にくれ!!」 昔の財布の時と一緒です。 夫が物に固執することは 滅多にないのですが、、、 なので、あげました。 たまには 私も使わせてもらう条件付きで。 がっくりです。 スプレーもありがとうございました。 ************ ご家族のみなさまで 当店製品をお使いの方ですから、 こんな微笑ましいこともあります。 ご注文者からすると 予定外とは思いますが、 ご主人には、予期せぬ すばらしいクリスマスプレゼント。 どうぞご家族で お健やかな新年をお迎えください。 このたびも ありがとうございました。

明けましておめでとうございます。
2026/01/01
おめでとうございます。
旧年中はありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。
1月6日(火)から営業します。
↑ はジュズサンゴのお写真。
かわいらしい野草ですが、
やわらかな華やかさもあります。
花言葉はふたつあって、それは
”ひたむきな姿勢”と
”移り気” です。
前者のイメージは良いでしょうが
後者には、ちょっとどうなの?と
相反するイメージもあります。
でも、ルーツは同じ植物。
ひたむきに次々と白い花を咲かせ
実となっていく時に
次々と色を変化させるから、
なんだそうです。
自然の中で
生きることにひたむきな植物は、
生き残ることに必要な特徴を
得ていきながら、
長い時間かけて変化し、
シンプルな完成形になります。
でもそこからまた長い期間
環境に応じて変化し、
その変化には
とどまるところがありません。
自分たちがどのように技術を得て
革自体の作り方も、時代が変わり
どのように変遷してきたかを
体験してきたデザイナーは、
時に動植物の引き継がれていく
DNAに想像を巡らせます。
私たちがこうして、みなさまに
オーダー品をお届けできるのは、
みなさまがいらっしゃる
この環境のおかげです。
みなさまのご愛顧に
心からの感謝を申し上げます。

「グラータ」新作1点ものペンケース/化粧ポーチ
2025/12/31
ウェブショップにある
当店新製品は、
どのようにデザインされるか…
きっと興味深いと思います。
デザイナーは
いつも革製品のことを
考えているわけではありません。
クライアントのみなさまから
ひとつの製品に込められた
相反するご希望内容が
どんどんやってきますので、
休みの日は
すっかり現場から離れています。
*人目を惹く珍しい柄の牛革。
こちらのページをご覧あれ。
お休みにはたいてい、
映画を見たり、出かけたりと
動き回ることもありますし、
気に入った温泉に
1~2泊で出かけることもあります。
そんな時
”こんなものが欲しい!”が
発動して、アイデアになります。
それが現実的な形になることで、
お出かけの目的と場所、
それと荷物量によって
毎回バッグを変え、
快適さを味わっています。
これが、
”幸せの7つのバッグ”で
みなさまに申し上げたいこと。
今日はさわりをお書きします。
*化粧ポーチとして使うと、
こんなものたちがひと纏め。
極力荷物を持ちたくなくて
荷物が増えそうにない時には、
このポシェットの黒い初号機を
持って行きます。
勉強に行く時はB5が入れられる
このサコッシュの初号機。
あるいは
仕事でも荷物量によって変え、
A4を持つ時はエンジェルトート
パッと持ちたいとギンコ
フォーマルにはトラぺゾイド
他社へ人をお訪ねする時には
アイブライトという感じです。
*こちらはかなり凝った
革xファスナーの色合わせ。
1週間の旅にはシエナを持ち、
たためるナイロンリュックを
その中に入れていきます。
アウトドアで遠方へ行く時は
小さなゴロゴロに
ナイロンリュック入れて
ポシェットを下げて行きます。
この時ばかりは
ポシェット以外は他社製品。
*大きな消しゴムや
メンディングテープも入る。
「自宅ではない場所で
快適に過ごすことができるのは、
バッグ等、持ち物のおかげ。」
とデザイナーは言います。
「それだけでなく
ある程度の年齢になると、
上質なものを持ちたくなるの。
仕事のバッグは
休日持ちたくなくなるし…
今回のこの”新作1点もの”は
化粧ポーチとして使おうと
作ったんだけども、
あら、ペンケースとしても
持ちやすいわ、ということで、
行く場所に合わせて
中身を変えているんです。
荷物の入れ替えをすると、
結局は荷物が軽くなって
鞄の中がすっきりするから…」
だそうです。
「あと、このペンケースは
薄くて軽いのに
しっかり形が取れてるから、
ぐずぐずさもなくて
布より良いと感じました、
予想外の出来上がりです!」

365日持ち歩くウエストポーチ 251106
2025/12/30
「これが使いやすいのですが
布製なので、2~3年に1回
買い換えています。それに布だと
見た目が良くないので、
革で欲しいのですが。」
毎日持ち歩き使うものは何でも
消耗が激しいですが、
特にウエストポーチとなると
ぶらぶら吊られているうえ
脚にもあたりますから、
アイテムとしては
最もハードに使われるものです。
外縫いで全部仕上げれば
かなり丈夫になるのですが、
そうすると現在のものとは
かなり使い勝手が変わります。
ですからやはり
本体は内縫いにして、
要所要所を丈夫に仕立てます。
このように
現在使っている製品を
別の作り方に変えることは、
使い勝手まで変えてしまうことが
ほとんどですから、
まずそんなことはできません。
それでも
お使いの状態を拝見し、
さまざまな質問をしますと
”ここだけは変えられそう”
という部分が見えてきます。
これにもそういう工夫があって、
そういう場合の目的は
”長保ち”です。
今回は、使いやすさにつながる
工夫も、同時に満たしています。
また、ナイロン地や布で
作られている製品は、
革製品とは違って
布の洋服のような作り方が
できますから、革であれば
本来の”革”という素材に
適した作り方をすることが
セオリー通り、となります。
ところが、
フルオーダーメイドで
そんなことを言っていると、何も
解決できなくなってしまいます。
そこが、当店の行っている
フルオーダーメイドの
難しいところ。
出来上がりをご覧いただくと
「何が大変だったのですか?」
状態なだけに、
さして難しい職業だと
思われないこともあります。
私たちがみなさまの一点一点に
どれだけ心を砕き、
たくさんのディカッションをするか
そのうちお見せ出来れば
おもしろいかも…と思います。
まあそれは置いとくとして、
このベルトポーチの製作は
かなり過酷な作業でしたが、
とてもうまくできました。
「こんなに軽いんですね!
裏面も全部革だなんて、
想像がつきません。」
と喜んでくださったご注文者。
「この部分に
一番力がかかりますから、
ここはずっと使って行ったら
お直しするところです。
だから、ちょっと気を付けて
使ってくださいね。」
デザイナーは説明します。
このたびはご依頼
ありがとうございました。

象革フルオーダーメイド、ぬばたまの黒の時計ベルト 2511N
2025/12/29
初めてお作りした
”ゾウ革ブラック”の
時計ベルトをご紹介します。
見てのとおり、真っ黒。
この黒色の深さこそが、
ゾウ革ならではの黒です。
時計が白いので、
より真っ黒さに気づかされます。
この時計の以前のベルトは
下のお写真のようにクロコダイル
でしたが、
光沢ないぬばたまの黒の方が
断然グレード高くなりました。
革の持つ力ってすごい!
お作りしてわかったのは、
時計ベルトに使うゾウ革斑柄は
何もない滑らかな部分の方が良い
ということ。
この大きさで
シンプルな時計だから
かもしれませんが、
装着すると
黒色がより濃く見えるのが、
この小さな製作物に
似合うのかもしれません。
ゾウ革1枚の中には
深い斑柄で大きなもの、
小さなもの、もありますが、
当店ではデザイナーが
それぞれの時計に似合う部分を
ご提案します。
そうしてお決めいただいた
今回の斑柄なしのベルトは、
格も高く、お持ちになる方から
とても喜んでいただきました。
このたびは
ありがとうございました。
























