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個性的なプレゼント、サイズの合うベルト 111N

個性的なプレゼント、サイズの合うベルト 111N

2022/01/07

 

以前にも大切な方へのご注文を

お出しくださったクライアント。

今年もいらしてくださいました。

ありがとうございます。

 

今回のプレゼントは、ベルト。

気に入っているベルトがあるとのことで、

そのお写真をお送りいただき、

ほぼそれを踏襲してお作りしました。

 

 

 

 

このベルトの変わっているところは、

サル革です。

違う色の革を3色使いしましたが、

使いやすいように

3本のサル革をくっつけています。

 

普段こういった角度からの

デザインをしないので、

とても新鮮に感じます。

 

このベルトもまた、

特に難しいところが

あるオーダー品には見えないと思いますが、

この3本をどのように付けたら

使い勝手が良いかを、何度か試しました。

 

写真からは3本のサル革が

ある程度動くように見えましたが、

オリジナルと使う革の革質が違いますと

最初の使い勝手が変わってしまいます。

 

 

 

 

そこで、どのようにするか

決める手順に入ったのですが、

当初の方法は想像よりうまく行かないので

最終案の作り方となりました。

 

ですからきっと、

初めてお使いいただくにしても

使い勝手に違和感を感じないで

使っていただけたのではないかと存じます。

 

 

 

 

バックルもオリジナルの形がお好き、

ということで

なるべく似たタイプをお探ししました。

 

クライアントの方からは

喜びの声を頂戴しました。

相手の方にも気に入っていただけることを

願っております。

 

コードバン&フランス革のコンパクト財布 111106

コードバン&フランス革のコンパクト財布 111106

2022/01/04

 

今回は、「これと同じ形で、

コードバンで作りたいです。」

とまず、

メールで欲しい形のURLを頂きました。

 

拝見しますと、製作可能でしたから

次は革の選択に入ります。

 

「コードバン」という名称は

あたかも1種類しかないような括り方ですが、

「牛革」という名称の中に

様々な区分けの革があるように、

牛革ほどではありませんが、大きく分けて

2種類のタイプがあります。

 

 

 

 

そこまでご説明するのが良いのか悪いのか、

聞き取りをしながらいつも考えています。

 

「コードバン」をご指定いただくには

何らかの理由があるはずですから、

最初にその理由を伺います。

 

そのお返事内容がはっきりしたものであれば、

2種類ともご紹介する場合、

一方だけをご紹介する場合、とに別れます。

 

今回は2種類ともご紹介して、

それがどう違うのかをお知らせしました。

好奇心の強い方でしたので、

何がどう違うのかお話しする必要がありました。

 

 

 

 

当店のコンサルティングが

「一人ひとりのお好みやお考えに合わせて」

とご説明するのには、

こういった手順も含んでいます。

 

革の説明もきちんとして、

どの革を選ぶことがその方にとって良いのか、

メリット・デメリットもお話して、

選びやすくします。

 

それほど革素材は多種類あり、

それぞれの革にも

加工の仕方が多数あるからです。

 

 

 

 

同じように、

ご希望の仕様を作るには

どのように仕上げることが最良なのかも

ご説明します。

 

また、その仕様の中に

もっと良い解決方法があるかも知れない、

と、新しいアプローチまで検討し、

ある場合には、それをご説明します。

 

人によっては

ご自分で選ぶことを面倒と感じる人も

いるかも知れません。

しかし、革製品のフルオーダーメイドとは

元来そうしたものです。

 

ディテールとサイズだけが変わる

スーツやYシャツ、靴などと違って、

革製品は

中に入れるものが、

オーダー品によってまったく違うからです。

 

 

 

 

だから高価で、

素材が丈夫ですから

長く使えるものになります。

 

そんなわけで、最初だけ

ご自分とその革製品について考えていただく

(その手順はこちらでご用意します)

必要があります。

 

フルオーダー品をお作りするには、

どんなに小さなものでも

この儀式を省くことはできません。

 

でも、「もっと大雑把な感じでいいので、

こんなものが欲しいです。」とか、

「デザイン、ディテールはおまかせします。

入れるものはこれこれです。」

ということでも構いませんから、

そのあたりは、まず

それぞれのご希望をお知らせください。

 

 

 

 

ここに、当店の

コンサルティングのやり方をお書きするのは、

おいでになるみなさまに、

コンサルティングがどんな意味を持ち、

どこまでのものかを知っていただきたいからです。

 

「やり方を書いてしまっていいんですか?」

とお尋ねいただくこともありますが、

こうしたコンサルティング方法は

そうそう真似できるものではありません。

 

また、教室でお教えしている製作技術も、

このお店で使っている技術をお教えしていますが、

 

それは、この技術が

なかなか身につけられるものではないから、

ということもあります。

 

でも裏を返せば、努力次第で

同じことができるようにもなるということ。

 

しかし、この40年を通じて、

同じような方法で

フルオーダーメイドをお受けしている人に、

お目にかかったことはありません。

 

その時々にできる最大の努力をしている間に、

キャリア年月は丸40年も経ち、それが

さらに、コンサルティング技術も製作技術も

アップさせてくれています。

 

ラグジュアリーな過程を経て出来上がる

ゴージャスな使い心地の

フルオーダーメイド品を、

日常生活で使ってみませんか?

 

聞き取りから導き出したベストサイズのウエストポーチ 110N

聞き取りから導き出したベストサイズのウエストポーチ 110N

2022/01/02

 

前回お作りした鞄を

ご愛用くださっているクライアントから、

「ウエストポーチと

ショルダーバッグの両用として

使いたいバッグを考えていました。

この定番の形が合いそうなので、

こえれでサイズを大きくすれば

多分大丈夫だと思うのですが。」という

メールを頂戴しました。

 

遠方の方なので、

なかなかお目にかかることができません。

ご相談はメールで続きます。

 

 

 

 

詳しいご要望を拝読して行きますと、

中に入れたいものが決まっていて

それが天地のあるものなので、

どう入れるかまでご指定いただいておりました。

 

そうなってきますと、場合によっては

簡単に何センチx何センチ、とご指定いただいて

そのとおりにお作りすることができません。

 

まずは中身が入らないといけませんし、

そのサイズ感になった時、予想より

大きすぎる、あるいは小さすぎる、

=違う、と感じることも考えられますから、

こうしたご注文は、

基本フルオーダーメイドになります。

 

 

 

 

中身は、

入らない場合は容赦ありませんし、

全体の大きさは、

持つ人の体格や感じ方によって様々です。

 

そういうわけで、

シンプルなご注文かと思っておりましたところ

フルオーダーの必要な局面が現れてきました。

 

 

 

 

大きさのやり取りを数回してから

実物大で紙を折っていただき、

大きさ感をお身体で試していただきました。

その結果決まった絶妙なサイズです。

 

 

 

 

それに付随して、

ショルダーバッグにする時の

ショルダー紐の長さ、そして

ウエストポーチにする時のウエストサイズを

伺って、どちらにも対応できる長さで

無駄のない長さのストラップをお作りします。

 

これはご注文者の体格によって、

どれくらいの長さにするかを

金具の付け方自体から変えていますから、

がなかなかの曲者です。

 

 

 

 

大きさが変わったこと、

そして用途もカジュアル一辺倒ではない、

ということで、ウエストポーチにする時の

金具の取り付け方も変えています。

 

ここにご紹介した内容は、

今回のご相談全体のごく一部です。

 

定番品の大きさを変えるだけでも、

すでにある寸法や

デザインそのままにお作りすることと

いかにかけ離れていることか、

ご理解いただけますでしょうか。

 

 

 

 

クライアントから、ご感想を頂戴しました。

嬉しいことです。

************

先程ポーチ実際👝に

財布等入れて使用してみました。

希望通りで本当にありがとうございます。

これから愛用のビジネスバッグと共に

長く愛用させて頂きます。

 

又一度だけの使用ですが、

大きさ手触りは文句なく

携帯ポケットも入れ易いと感じました。

馴染めば一層愛着が増すものと期待しています。

又何かあればよろしくお願いします。

************

 

気に入っていただけてよかったです。

このたびもありがとうございました。

末永くご愛用いただけることを

心より願っております。

 

プレゼント品のホールド感高い定期入れ 11105

プレゼント品のホールド感高い定期入れ 11105

2021/12/31

 

過去、数人おいでになったことのある

ご職業の方のための、オーダー品です。

でもこれはプレゼント。

 

大切な方へのプレゼントに

当店オーダー品を選んでくださって

ありがとうございます。

 

 

 

 

ご職業は明かせませんが、

とにかく

入れたカードがしっかり収まるように、

というご要望です。

 

そのため、ケースの背中には

ハトメ穴をつけて、

紐で吊るせるようにしています。

 

 

 

 

内側には、

どんなカードかわかるように

窓を開けました。

 

じつはこのプレゼントは、

相手の方をお連れくださったので

ご本人からご直接ご希望を伺っています。

 

長く使えるものですから、

プレゼント品で

相手の方をお連れいただけるのでしたら、

それが一番良いオーダーの仕方と思います。

 

 

 

 

でも、たとえ相手の方をお連れできなくても、

ご安心ください。

 

当店では、相手の方の性別、

ご職業や好みの服装などを伺うことで、

プレゼントする方から伺った内容に対して、

プラスアルファできることや

もしかしたら変えた方が良いことなどを、

ご提案することができます。

 

プレゼントのポイントは「愛」です。

 

相手の方を思う心が

洞察力を大きくアップさせてくれます。

こういったプレゼントを

差し上げたいと思う方がいらっしゃるのは、

とても幸せなことです。

このたびはありがとうございました。

 

これ以上ないくらい薄い、総革の長財布 11107

これ以上ないくらい薄い、総革の長財布 11107

2021/12/29

 

毎年末に

新しい黄色のお財布を作ってくださる

クライアントがいらっしゃいます。

 

「なるべく薄く作ってください。

お札が入るだけでいいんです。」

と、長財布に

同色のカード入れを入れ込んでお使いです。

 

 

 

 

とにかく黄色オンリーでお作りするため、

毎回悩むのが、裏地です。

 

裏地として使える黄色の革は

ほとんどないので、

毎回何とか表用の革をやりくりして

薄く、軽く、を目指していますが…

 

 

 

 

最初から裏地用に作られている革と、

表用の革を裏地に転用することとでは

まったく意味が違います。

 

革の製作方法は、

製作するアイテムによっても違いますし、

同じ鞄を作るとしても、

表用か裏用かがある革は、

用途以外に使うことに

いろいろな不都合があります。

 

表用の革は

皮膚下の部分も一緒に使うことが

前提となっているから、

薄く漉きすぎると

保ちが悪くなってしまいます。

 

 

 

 

 

裏地用は、

表面は傷が目立たないようになっていて

薄くても丈夫なように作られています。

 

その違いを考えながら、

長年のカンを頼りに

手で触ってどこまでなら薄くできるのかを

試していきます。

 

こんな作業をするため、

選別には、より時間がかかってしまいます。

 

 

 

 

今回は、通常ならあり得ない革質を

裏地に使いました。

ところが驚くことに、

この裏地を選定したおかげで

今までの中で一番薄く作ることができました。

 

作り手は、素材に対しては

ある程度常識的に考えますが、

これはそれが覆された例です。

 

興味深いご注文を、ありがとうございました。

新年が良い年となるよう、

お祈り申し上げます。

 

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