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通帳&はんこや社判をたくさん収納する鞄、ソフトアタッシュケース 109N2

通帳&はんこや社判をたくさん収納する鞄、ソフトアタッシュケース 109N2

2021/12/27

 

印鑑がすべて廃止になるのではないかと

思われるような変化がありますが、

その廃止も全般的にではありませんし、

社判を使う必要のある場面も数知れません。

 

今日ご紹介するのは、

たくさんの社判を持ち歩く必要のある方からの

オーダーバッグです。

 

 

 

 

メールのご相談段階では

クラッチバッグとなっていた内容でしたが、

 

ご来店時に

入れたい社判の数を伺い、

お好みの鞄の形を伺っていきましたら、

最終的に

ヨコ幅40センチほどのブリーフケースに

なりました。

 

 

 

 

入れるものも細かくたくさんありますから、

お写真をご覧いただくとわかるように

これでもか、というくらいの数のポケットを

お作りしました。

 

これで、ぱっとひと目見れば、

定位置に入っていないものがわかりますから、

まず忘れ物をすることはないと思います。

 

 

 

 

前回お見せした

城壁の上ヘリ部分のポケットは、

上のお写真の底の方の4つのポケットで、

中身が出ないように

しっかりとフタで覆っています。

 

上の、仕切りのようなパーツをめくると、

下のお写真のように

ポケットが付いています。

このポケットは、手前に引き出してから

中身を出すことができるようにしています。

 

 

 

 

 

また、めくった仕切りパーツは

全体がファスナーのポケットになっていて、

内側にはカード入れをおつけしています

(7枚目のお写真)。

 

 

 

 

今回の表革は、フランス製の

あまり雨を気にしなくて良いタイプの革。

お手入れなどはしたくない、

ということからの選択です。

 

内側にも少し表の革を使っていますから、

軽くて丈夫なうえ

見た目も美しく仕上がっています。

 

 

 

 

こうして見ると、ズラズラっと

最初からあたかも

決まっていたかのように配置されていますが、

今回もレイアウトおまかせで、

使い勝手も良いように、とほとんどお任せでした。

 

こちらほど入れるものが多い場合には、

さすがにご相談第1回目では

レイアウトすら決めることができませんから、

何回かやり取りが続きます。

 

 

 

 

今回、これだけのポケットを付けながら

鞄全体の重さは、1350g。

なかなか軽量に仕上がったと思います。

 

それがすべて、この「枠」のおかげです。

枠が形を作り、

重さに耐えてくれるものなので、

ここまで軽くできます。

 

 

 

 

とても興味深いご注文だったので

枠の製作は無理やりお願いしましたが、

やはりこれは、素晴らしい材料です。

 

ついでに、と3本作ってくださったので、

ご興味ある方はお問い合わせください。

あるうちは制作できます。

制作例は、「ザ・カーヴ」

「スリーポケッツ」です。

 

楽しいご注文をありがとうございました。

ご商売がうまくゆくよう、

心よりお祈り申し上げます。

 

「あるバッグ」のための途中経過 109N1

「あるバッグ」のための途中経過 109N1

2021/12/25

 

本日お見せするのは、

完成前の鞄のパーツです。

どんなバッグかは、お知らせしません。

 

1枚目の城壁の上ヘリのようなものは、

今回ご注文いただいた鞄の中身。

 

あまりにきれいなので、

ついつい写真に収めてしまい、

それだけでなく

お見せしたくなってしまいました。

 

 

 

 

さて

これが出来上がるとどうなるかというと、

下のお写真を御覧ください。

 

上段にあるのがこのパーツ、

下段の左がこのパーツを使った完成形、

同じく右は、他のタイプのポケットです。

中身によって

いろいろなタイプのポケットにします。

 

 

 

 

この完成形がどこに入るかと言うと、

それが下のお写真の枠の中です。

 

このポケットがこの枠の中に入ってしまうと

フタが引っかかって

取り出しにくくなりますから、

ちょっとしたギミックを使う予定です。

それについてはまた次回、お見せします。

 

 

 

 

枠を使った鞄は

しばらく定番から外されていますが、

それは、

枠1本を製作してくれる会社が

無くなってしまったからです。

 

それを今回

無理くりやってくれた会社があり、

このカバン製作に繋がりました。

ありがたいことです。

 

 

 

 

最後のお写真で、マチに枠が入って

その上に持ち手のついた鞄だということが

ご覧いただけることと思います。

 

製作者の頭の中に

すでにオーダー品が出来上がっていても、

こうした細かいたくさんの手順があって

もどかしいほどの時間がかかるのが、

フルオーダーメイドです。

 

ほんとうにこれを望んでらっしゃる方に!

と、いつも思ってお作りしています。

 

定番よりずっと厚みある「ジーヴズ」ファスナー長財布 110N

定番よりずっと厚みある「ジーヴズ」ファスナー長財布 110N

2021/12/23

 

コンパクト財布全盛かと思いきや、

厚い長財布の需要も

決して少なくありません。

この世界も中途半端はなく、

両極端に

なってきているのかもしれません。

 

 

 

 

ご紹介するファスナー長財布は、

ジーヴズのロングバージョン。

ここまでは定番にもありますが、

違うのは、ファスナーの幅!

 

幅広くして

より厚い中身を入れられるようにしています。

 

 

 

 

普通のジーヴズの厚み+8ミリという

厚みのあるバージョンです。

 

こうしてお写真で見ていただくと

それほどのインパクトがないのは、

きれいに仕上がっているから、です。

 

 

 

 

何がどのように変化しても、

違和感がないようお作りするのが

私どもの製作方針。

イコール美しい、ということ。

 

こうしておけば、

ひと目見た時だけでなく、

使い始める時にも

まったく違和感が無くなります。

 

 

 

 

そうした真の「快適」を求めて、毎回

ああでもないこうでもない、と

ディカッションしながら製作しています。

 

三人寄れば文殊の知恵、を

毎回強く感じます。

 

欲しいものも十人十色ですが、

製作者も十人十色。

携わる頭数が増えるほど、

良いものになってゆきます。

 

このたびのご注文、ありがとうございました。

 

お気に入りのキーホルダーを再現しました。

お気に入りのキーホルダーを再現しました。

2021/12/20

 

赤いエッフェル塔のようなキーホルダーを

ご希望いただきました。

「とても気に入っているんです。」

 

 

 

 

小さなお品で細かい細工のものは

「ちゃんとできてますね」という感じで

その姿が当たり前のようにお作りしていますが、

 

革を切る包丁の刃はずっと幅広いですから、

カットしたい場所の大きさに合わせて

切る方法も選ばなくてはなりません。

 

また、微妙なラインをきっちり出すには

ひと息で切らなくてはなりません…

と、製作ハードルは高くなります。

 

 

 

 

右が見本になったキーホルダーですが、

こうした量産品の小物の作り方は

「型抜き」というものになります。

 

刃のついた型があり、それを使って

機械でパッパッと抜いていきます。

 

型を作る方法は

いまではデータを使って作れますから、

それこそあっという間にできますし、

この大きさであれば、たった一枚の革から

数百は作ることができます。

 

 

 

 

そういった製作の仕方をしているものを、

手断ちでお作りするには、

みなさまの想像以上に時間がかかります。

 

まず型紙を作って、次に

どの刃物を使うことが

このサイズのこの形に一番向いているのか、

それから

当たり前のようにきれいに縫っていますが

針目に破綻がないよう整えています。

 

バッグよりも、細かい小物を作れる人の方が

少ないのは、そんな理由からです。

 

小さなものでも大きなバッグでも、

全力でお作りするしか

きちっとお作りする手立てはありません。

この度の楽しいご注文、ありがとうございました。

 

 

しっかり書けるゴルフのスコアカバー

しっかり書けるゴルフのスコアカバー

2021/12/18

 

今年のオリンピックを

支えた会社の方がおいでになりました。

 

「オリンピックをやるかどうかが

ぎりぎりまで決まりませんでしたから、

それが厳しかったですね。

ずっと準備はしてましたが、

実際にふたを開けてみると

最初の契約よりずっと複雑な内容があって、

どうしようかとかなり考えて

実行しました。」

 

おっしゃりながら、

無事その仕事を終えた満足感が

伝わってきます。

 

 

 

 

そんなお話しをしながら、

有名なゴルフ場の逸話なども

お聞かせいただき、

楽しいご注文の時間でした。

 

今回お作りしたゴルフシートカバーは、

初めて拝見する

「ヨコ型xヨコ二つ折り」用。

 

 

 

 

今まで タテ型の1枚もの、

タテ型のヨコ二つ折り、

ヨコ型のタテ二つ折り、などに対して

作ったことがありますので

全体のスペース感覚は持っています。

 

ですからヨコ型でヨコ折りには、

何となくですが

不合理な印象を抱いてしまいました、

が、そこが各々のクラブの特徴です。

 

 

 

 

ヨコに長いので、今回のカバーは

きちんと書けるように

シート面を硬めに作っています。

 

年末になり、いまごろきっと、

オリンピック仕事から生まれた

新しいアイデアを生かすような

来年への動きをなさっていることでしょう。

 

どうぞ穏やかな年末と

すばらしい新年をお迎えください。

このたびもありがとうございました。

 

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