ORDER WORKS

実際のオーダー例

40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。

カテゴリー

フューシャピンクのクロコダイルペンケース 202

フューシャピンクのクロコダイルペンケース 202

2020/08/02

革製品があまり売れない時期には、

きれいな色の革をお探しするのが

大変です。

特にクロコダイルなどの

エキゾチックレザーにおいては。

 

今日ご紹介するのは、

そんな中でも見つけられた

フューシャピンクのクロコダイルで

作った、キュートなペンケースです。

 

 

革の製造方では、

黒はベーシックな色なので

いつでも作っていますが、

 

その他のお色に関しては、

量産品のメーカーから受注した色を

余分に作ることもなく、

受注品だけを生産している状況です。

 

ですから

革が動いていないことを感じるのは、

同じような色しか出回ってない時です。

 

 

今回のピンクは、

前回ファスナー長財布で使った革の

残りです。

 

件の長財布では

ど真ん中のシンメトリーで

パーツを取りましたので、

それ以外の良いところで作った次第です。

 

そういう革があるとラッキーなのは、

リーズナブルな価格で入手できること。

 

 

今回の革もシンメトリーですが、

使った部分は「首」です。

首部分の斑柄は、肩もあれば

顔へ向けての変わり目なので、

ちょっと変わった変則的な斑柄です。

 

それでもこうしてシンメトリーで取ると、

お色の効果もあって

とてもきれいです。

 

 

裏地のお色、ファスナーの布のお色は

お任せいただきましたので、

クライアントの個性に合わせて

きれいな組み合わせで行きました。

 

このように、

もしお気に入りのきれいなお色や

イタリア製の変わった革を

店頭で見つけていただけるなら、

世界中で一点だけの、あなただけの

気分が上がるオーダー品が出来上がります。

 

このペンケース、ほんとに

可愛かったです、ありがとうございました。

 

カード&札入れのコンパクト財布 912

カード&札入れのコンパクト財布 912

2020/07/31

「プレゼントなんですが、

外国人の男性で、すごく小さいお財布を

使ってらして…

それがボロボロなんで

同じようなものを差しあげたいです。」

ご相談にご来店くださったクライアント。

 

お話を伺ってみますと、

どうやら名刺入れをお財布として

使っているご様子。

 

形はあまりはっきりとわからない、

ということでしたから、

後からお写真を送っていただくことに

しました。

 

 

というのは、

男性の場合、現在使っているものを

気に入っているのであれば、

ほとんどの場合

「同じものが欲しい」

と思ってらっしゃるからです。

 

そういう場合 当店では、

なるべく同じ使い勝手のものを

作って差しあげたい、と思っています。

 

デザイナーはいつも、

男性へのプレゼントに対しては

それを強調してお話しします。

 

もちろん、あまりこだわりのない方も

いらっしゃいますから、

その点を確認してからご説明しますが。

 

 

さて、お写真が送られてきましたら、

小物だからこそ

どうしても確認する必要のある部分が

出てきました。

 

それで結局

現品を見せていただける機会をいただき、

拝見することが出来てほっとしました。

 

小物のフルオーダーは、ほんとに難しいです。

 

しかも今回の現品は、

驚くほど小さい名刺入れでした。

そして、中には

ミチミチにカードが入っています。

 

時間をかけて

少しずつカードの枚数を増やしていけば、

現在の量が入るくらい

革は伸びていきますが、

 

最初からこれだけの量を入れるとなると、

オリジナルの寸法に

ちょっと手を加える必要が出てきます。

 

ここが難しいところです。

こんなことを考える作り手は、

当店以外ほとんどないと思います。

 

 

今回の解決策は、

前ポケットに緩やかな厚みを付けること。

その厚みの量がまた問題ですが。

 

上のお写真を見ていただくと

前ポケットが膨らんでいることが

お判りいただけますか?

 

ペタンと平らに作るより、

この方がずっと中身が入ります。

 

当店にはこうした解決策の引き出しが、

数え切れないほどあります。

だから、みなさまの様々なリクエストに

お応えすることが出来ます。

 

 

最初からこうしておけば、

時間が経たずとも、たくさん入ります。

 

現在お使いのお財布やバッグに対して

容量以上にお入れになる方は

とても多いですが、

それは時間が経って柔らかくなることで

可能になっていることです。

 

いくら寸法を測って

オリジナルと同じ寸法で作っても、

違う、と感じられることがあるのは、

使用前使用後の質感と革の伸び

から来る違いです。

 

こうした違いは必ず出ますから、

もし、もっと中身を入れたい、

と思うのでしたら

多少大きくすることも考えてください。

 

でも

このお財布は大きくしてないですが…

 

久々に悩ましいご注文を

ありがとうございました。

考えることが、とても楽しかったです。

 

大きな外ポケットのあるトートバッグ 906

大きな外ポケットのあるトートバッグ 906

2020/07/29

お写真のトートバッグのように、

見た目にシンプルな形を

ご希望くださる方もおいでです。

 

そういうシンプルな形の時こそ、

大きな力を感じる要素が「素材」。

 

ご希望のフォルムを

きっちりと出すには、

どの素材が一番向いているのかを

常に考えます。

 

 

先日ご来店くださった別のクライアントが

おっしゃったことですが、

「この店で作るバッグは、

最初よりも使っていった方が

革の感じがすごく良くなりますね!」。

 

この方の製作に使った革はもちろん

当店の特製牛革。

手で撫でていただくと、

どんどん変化していきます。

 

 

当店の革の特長のひとつに、

フォルムがきれいに出ること、

があります。

 

シャープなラインが出るので、

形がきれいに決まります。

 

素材ひとつとっても、

出来上がりのラインは変わります。

 

 

プラス 型紙の作り方、

縫い方、etc.…と

細部の構成によって全体のフォルムは

まったく違ってきます。

 

だから製作者の持っている技術によって、

出来上がってくるものには

違いが出てきます。

 

 

みなさまからよくお話しを聞くのですが、

「フルオーダーをやっていると聞いて

他の職人さんに頼んだことがあるのですが、

イメージがまったく違ってできてきて…」

というご経験です。

 

図で確認すると、形やサイズ等同じですが、

作る技法によってイメージは

さまざまに変わりますから、

製作物のイメージもまた、

作る人の数だけある、と言えます。

 

 

「希望する鞄の絵を送ってくれって

言われてもね…

 

やはり面談して、

自分の言うことが出来るかできないか、

やらない方がいいことなのか、

もっと良いテがあるのか、などを

相談したいですよ。

これが一番大事なことかな。」

 

たまたま先ほどご来店くださった

クライアントの言です。

 

 

当店では、直接の面談でなくても、

最初に、欲しいものの簡単な図を

送っていただければ、

面談と同じクォリティのご相談を

承ることが出来ます。

 

いただいた図のまま、

自分の解釈で作る、ということは

決してあり得ません。

 

すべての技術を網羅し、

何がそのオーダー品を

ベストの状態に仕上げる技術なのか、

ご相談に乗るのが当店コンサルティング。

 

ほんとに欲しいものを手に入れるには、

一番手っ取り早い方法です。

 

エクスペリア用スマホケース 902

エクスペリア用スマホケース 902

2020/07/26

「以前いただいたスマホケースが

すごく使いやすかったので、

新しいエクスペリアにも

付けたいと思って。」と

嬉しいご依頼をいただきました。

 

 

市販品では

相変わらずヨコ型最全盛ですが、

このクライアントも、タテ型でリピート。

 

以前ご紹介したタテ型のクライアントも

「タテ型の方が電話しやすいし、

持つときも持ちやすいですよ。」

と、タテ型のご愛用者です。

 

 

今のように

機種に合ったシェルカバーが

簡単に入手できるようになる以前は、

 

どうやって本体の形に沿った

ケース部分を作ろうか?ということに

血道を上げなくてはなりませんでした。

 

それが今では、

その部分をシェルカバーにすれば、

ケース自体がぴったりと薄くできて、

収まりが良いスマホケースへの

合理的な製作ができます。

 

 

ノート型PCが発売され始めた

25年以上前から、

それぞれのPCにどうやって革を沿わせ、

どうすればケースに収めたまま

使うことが出来るか、

たくさんの機種に対して

みなさまのご要望に応えてきました。

 

 

その経験があるから、

どんな機器のケースをご相談いただいても

直感的に、

製作の可否を出すことが出来ます。

 

その直感を

後から論理的に確認してから、

みなさまに「できる」「できない」を

お返事しています。

 

 

今回はちょっと変則的な

作り方をしていて、

後からケースを取り換えられるように

しています。

 

これはだいぶ前に使った手法ですが、

アイデアとしては今でも有効です。

さまざまな使い方が

考えられると思います。

 

 

このクライアントは

カメラを使わないということで、

穴もあけずに製作しています。

 

このように

ひとりひとりの使い方に合わせて、

もっとも合理的に美しくお作りするのが

当店のフルオーダーメイド。

 

 

右は何年もお使いいただいた

前機種に対するスマホケース。

ツヤが出て、お色が黒っぽくなっています。

よく使っていただき

ありがとうございました。

 

古い方は、ケース自体の留め方は

ベルト方式でした。

今は、使用時に

ベルトが邪魔にならないタイプの

留め具にブラッシュアップしています。

 

当店では、同じアイテムであっても

どんどん

新しい材料や考え方を取り入れ、

つねに 新しい、気持よく使える方法を

模索しています。

 

見本ありの二つ折り財布 804

見本ありの二つ折り財布 804

2020/07/24

オーダーメイドをお受けしていると、

求めるものは人それぞれ、

機能的な面にとどまらず

モノを使う時の「気持ち」とか「感覚」、

そして「立場としての必要性」が

大きい要素であることを感じます。

 

 

例えば、お財布が

単なる財布だけの役目ではなかったり、

バッグも、使いやすいだけでなく

手触りや革の匂いに反応する方もいれば、

たいていは、見た目の「好き」がないと

使う気が無くなったり…と、

 

そこがきっと

「たかがモノ、されどモノ」と

言われるゆえんではないかと思います。

持ち物を見て

人を判断するような方もおられますし。

 

 

「単なるお財布ではない財布」というのは

持った時の感触について語る方が

案外と多いからわかったことですが、

感触だけでなく、自分に合った大きさ、も

人それぞれあるようです。

 

財布を手に持つ時、

自分の手に収まりが良く

手に馴染むフィット感があると、

安心感を抱く人が多いのです。

 

財布ひとつ持ってちょっとお出かけの時など

手で持っていることに頼りがいを感じ、

持っていることが嬉しくなるとか。

 

その安心感を求めて

手触りの良い革で作りたい、

という方もいらっしゃいます。

 

 

また、服装がカジュアル化している現代、

何がその人物の格の決め手となるかは、

(昔から相変わらずですが)

手入れの良い靴やバッグ、

良い小物類を持っていることだと

あらためて感じます。

 

大切に使い込まれた革製品は、

いかに気に入ったモノを長く使って、

革は使いこなすものだと知っている人か、

(無駄なお金を使わず)

その人がいかにモノを大切にする人か、

を表します。

 

例えば

汚れた靴を履いている人は

評価が下がってしまいますし、

 

「良い服を着ているのに

靴やバッグがなんだかな~と思う人が

たくさんいるんですよ」と

おっしゃる女性も多いのだそう。

 

 

当店の特製牛革に対して「革を愛でる」ために

やっていただきたいことはひとつ。

「可愛がってあげよう」という気持ちで

「手入れ」

(コンスタントに使い、手で撫でる)すること。

 

たったこれだけのことで、

ツヤよくきれいに育っていきます。

 

使って付いたキズも治っていきますし、

しなやかになって

手に馴染むようになっていきます。

 

撫でるのが大変な大きさの鞄類の場合は

ヴァセリンを手に付けて良く伸ばし

ハンドクリームとして使った後、

その手で全体を撫でてあげるだけで、十分です。

 

 

革にはさまざまな作り方があって、

製作レシピの化合物が

ほんの0.1g違うだけでも、

特性の違う革になってしまいます。

 

また、生き物の皮から作りますから、

一枚一枚、

肌の肌理も特徴も当然違います。

 

そんなことから本来、

革のお手入れ方法は革の数だけあるので

(女性のお肌のお手入れを想像してください)

ちゃんとやることは不可能ですが、

大まかに分類するとこんな方法、

というのがあります。

 

それに則して

たまにお手入れするのは、

持ち主にとっても

きっと心休まる時間となることでしょう。

 

<<最初のページ<前のページ次のページ>最後のページ>>