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貴方のオーダーのヒントになさってください。

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「チタン製アタッシュケースの札入れ」用キャリア 911

「チタン製アタッシュケースの札入れ」用キャリア 911

2020/03/23

これほど変わったご注文も

なかなかありません。

 

チタン製のアタッシュケースタイプの

「お財布」に対して、

ショルダーストラップを付けられるような

キャリアを作って欲しい、

というご依頼です。

 

 

スマートなクライアントで、

ご自分の発想をお持ちになりました。

 

その発想はこのアタッシュケースに

ぴったりで、

使い方を伺う以上では

最良の方法と思われます。

まさに「必要は発明の母」。

すばらしいです。

 

 

上の辺から続くIの辺の部分には

少しゆとりがないと、

キャリアを取り付けることが

出来なくなります。

ですからどうしてもそこは、多少

ぽよんとした感じになってしまいます。

 

そういった実際的に必要な

細かい内容は

すべてお任せくださり、

全体像を簡単なスケッチにして

お持ちくださいました。

とても上手な注文の出し方です。

 

 

ご注文をお出しになる時、

必要な条件をお出しいただき、

中に入れるものを見せていただき、

お好きな美的ラインをお知らせいただければ、

それを踏襲するのが

当店の、オーダー製品をお作りする方法。

 

抽象的過ぎると感じるかもしれませんが、

最後には、感覚がモノを言うのが

オーダーメイドの世界。

 

 

その研ぎ澄まされた「感覚」と

両輪なのが、

「理路整然としていること」です。

 

相反するふたつの要素があって初めて、

オーダーメイドは完成します。

 

技術的なことや

具体的な方法をお任せいただくと、

楽に、思った通りのお品に

出来上がります。

 

ゴルフバッグとしてのシエナ 99

ゴルフバッグとしてのシエナ 99

2020/03/21

定番旅行バッグ「シエナ」

実際に手で持つと、誰もが

「軽いっ!」と驚きます。

 

ある日おいでになった紳士が

やはり店頭のお品を持って、

「えっ、なに、この軽さは!」

というご感想を述べられました。

 

 

このクライアントは

別のものをご注文に来てくださったのですが、

このバッグを手に取り

あまりに軽いことに驚いて

「軽いし、

カッコいいなあ。

これを真っ黒で作って

ゴルフバッグとして使いたい。」

と、二回目には、ご依頼くださいました。

 

 

ゴルフバッグの使い方は、

いままでお尋ねした例で申しますと、

大きく分けて二つに分かれます。

 

靴や、使ったウエアを

鞄の中で分けたい方と、

一緒にポンとお入れになる方との

ふた通りです。

 

 

靴を入れるスペースが

鞄本体のスペースとは別にないと…

という方には、

それに向けた市販品がありますので

お作りしたことはありませんが、

 

ポンポンと入れる使い方で、

軽くて小さい割に

実際の容量が大きいもの、

というのはなかなか無いとのこと。

 

 

「そういう鞄で、見た目が良いものは

ほとんどありませんね。」

 

このクライアントは

次にお店においでくださった時、

ご自分の

今のゴルフバッグをお持ちくださり、

容量も確認してから

ご注文くださいました。

 

「この鞄と比べて、大きさが

あまり変わらないように見えるけど、

こっちの方がずっと入るね。」

と喜んでくださいました。

 

 

 

当店の定番鞄の特長として、

見た目以上にモノが入る、という

特長がありますが、それは

どのバッグに対しても

同じご感想をいただきます。

 

人間の感覚では、

ほんのちょっとしたことで

実際よりも小さく見えて、

コンパクトに感じることがあります。

 

そうした心因的な要素を

モノづくりに取り入れることは、

じつはとても大事です。

 

当店では、そういったことも含めて

「モノを持つ」ことに関して根本的に、

30年以上追求しています。

 

 

 

別のクライアントとたった今

話したところですが、

「この軽くて柔らかいバッグも

20年くらい前に出してたなんて…

ちょっと信じられません。

 

だって、今でも優れていると思いますよ。

出したのが

早すぎだったかもしれませんね。」

 

ご自分がお持ちの当店品で

修理品をお持ちくださって、

そういえばこれも20年ほどになる…という

話をしていました。

 

ということで、これから、昔の定番も

さらにブラッシュアップして

お出ししようと思います。

どうぞお楽しみに!

 

フランスブルーの「カードたくさん二つ折り財布」 911

フランスブルーの「カードたくさん二つ折り財布」 911

2020/03/19

久々にお作りした定番

「カードたくさん二つ折り財布」

ご紹介します。

 

使った革は

イタリアはブレターニャ社の革で、

長く使っても変色がほとんどない

フランスブルーのお色。

 

 

こんなクリアなお色が

タンニン鞣しの革に出せて、

しかもなかなか変色しない、というのは

ちょっと考えられません。

 

キレイなお色を出すためには、

女性がファンデーションを塗る前のように

肌のキメを整えなくてはなりません。

 

 

そのやり方が上手なうえ

色の密着度が高いため、

こうした革に仕上がります。

 

どうやって密着度を高め、

色の変色を失くすかが、

キレイなお色の

革製作においては、腕の見せ所。

 

 

キレイなお色は、なるべく

色が褪めないようにいて欲しいですが、

昔の革は、4~5年経つと

どんどん白くなってしまいました。

 

革を作る技術も

どんどん進歩しています。

嬉しいことです。

 

 

いずれにせよ、

キレイなお色はほぼ

エイジングしていきません。

 

色が命ですから、

ツヤは出ますが、水染めのように

ヌメっとして

手に纏いつくような経年変化は、

ないのが当たりまえです。

 

 

革でご注文いただく場合、

色に注目してくださるか

質感や手触りに注目してくださるかで、

お選びいただく革が

まったく変わります。

 

ご自分が何を求めているか、

はっきりしていただくことで

オーダーメイドの満足度も高くなります。

 

それにしても

お色が変わるだけで

イメージはすごく変わりますね。

このお品はプレゼントとして製作しました。

ありがとうございます。

 

ファスナー長財布のクラッチバッグ、またはオーガナイザー 97

ファスナー長財布のクラッチバッグ、またはオーガナイザー 97

2020/03/17

 

「身の回り品をコンパクトに収め、

ひとつにまとめて持ち歩きたい。」

 

男性クライアントから多くいただく

リクエストのひとつです。

 

市販品では物足りず、

もっとこうあったらいいのに…

というご希望がストレートに

出てくるのが、こういうオーガナイザー。

 

 

こまごまとした必需品が

こんなにたくさんあるのか、

というくらい

まとまりのない持ち物類に対しては、

 

こういった「おまとめバッグ」があれば、

このバッグを入れて

持ち運ぶバッグを変えたとしても、

忘れ物をすることがなくなります。

 

 

また、それぞれの小物を

収める場所を決めることで、

何かを

どこかに置き忘れるようなことも

かなり減ることと思います。

 

 

こうしたバッグでは、ひとりひとり

持ち物がぜんぜん違いますから、

不特定多数に向けて出された市販品では

まったく役不足になってしまいます。

 

たとえ みんなが

同じ小物類を持っていたとしても、

使い方も違いますから、

 

どのように収納するかの

レイアウトまで変わってきます。

 

 

ですから、こういったアイテムこそ

フルオーダーメイドに向いています。

めちゃくちゃパーソナル!

 

それに、10年経ったら

カッコいいお品に成長しますし。

 

今日ご来店くださったクライアントは、

「いえね、

ある程度のブランド品を買うと、

使っていって結局

これもダメ、あれもダメ、となって

気づいたら

ずいぶんお金を使ってるんですよ。」

 

「だからもう

オーダーメイドだなと思って。

私の使い勝手が良くなるように

作ってくれるんですからね。」

 

 

このお財布バッグのクライアントは、

実際にお使いのものの中から

この形が一番使いやすい、という見本品で

ご説明くださいました。

 

これから先長い間お使いいただきますが、

中にお入れになるもののポケットは、

ある程度汎用性のある

大きさにしていますから、

 

入れたいものが入らない、といったような

不便なことは

ほとんどないと思います。

 

 

そこまで考えて全体の大きさを決め、

各ポケットなどもご提案します。

 

長く、便利に使えるからこそ、

当店特製牛革をお薦めしています。

 

素敵にエイジングしていく革は、

最近はめっきり少なくなりました。

今回お作りしたこの素材なら、

手で撫でることで

どんどんつやが出て変化していきます。

 

お使いの人と一緒に時間を過ごし、

付いたキズも治っていき、

 

お時間が経った時、持つ人にふさわしい

品格ある、愛されてきたものだけが持つ、

すばらしい経年変化になります。

ありがとうございました。

 

メールでのご相談でお作りした、どこにも売ってないメンズセカンドバッグ 98

メールでのご相談でお作りした、どこにも売ってないメンズセカンドバッグ 98

2020/03/15

長いお付き合いをくださっている

クライアントの中には、

ご自分が使う場面場面に合わせて

すべてのバッグを揃えてくださっている

クライアントがいらっしゃいます。

 

本日のご注文品は

そういったクライアントから

大切な方へのプレゼント品として、

 

メールを通してご相談いただき、

それにお応えすることでご注文いただいた

メンズクラッチバッグ。

 

こういう、外へ出たくない時には、

メールでのご相談がお勧めです。

 

当店には、メールだけのご相談を通して

何度もご注文くださっているクライアントが、

全国にたくさんいらっしゃります。

 

みなさま、いつもありがとうございます。

 

 

お写真で出来上がったお品を見ると、

おそらく「何が大変なの?」と

疑問がわくほど、このセカンドバッグは

自然に出来上がっていると思います。

 

しかしこれは

とても大変な考え方を要求されるデザイン。

どうやって作ろうかとしばし考え、

一生懸命作るしかない、といったものでした。

 

 

使う方からのリクエストが出たことから

こうした作り方をしましたが、

ご提案する側としては、自発的には

あまりご提案しないデザインです(笑)。

 

それは、全開ファスナーの形で

あまりマチ幅がないのに、

前後それぞれのマチに

持ち手を付けなくてはいけないからです。

 

 

こういった仕様は、革で作る時には

少し無理をする技術を必要とするため、

ナイロン製や合皮素材でなら

問題なく作れますが、

きちんとした革で

長保ちするものにしようと思うと、

まずお作りしないデザインです。

 

でもちゃんと、長保ちするよう

きちんとお作りしていますから、

安心してくださいね!

 

 

ファスナーが全開しても、

内側にストッパーがありますので、

中身がバッグから飛び出すことはありません。

 

今回の仕様は、お持ちになる方が

現在持っているバッグから、

不満な点を箇条書きにしていただいて

導き出された形です。

 

途中で、お使いのバッグのお写真を

何枚かお送りいただきました。

 

そして、当店ウェブショップにある

クラッチバッグのデザインが気に入られた、

ということで、

そのデザインを踏襲しました。

 

こうしたトライアルなお品は

自分たちからは作りませんので、

ご注文いただけて、とてもありがたいです。

感謝感謝です。

 

 

何度もお書きしていますが、

何か出来上がってる形のものが気に入った、

という時には、その形の

何が気に入っているのかを

お答えいただかなくては、

正確な理解につながりません。

 

こういった込み入った内容まですべて、

当店では

メール上のコンサルティングでも

行っております。

 

 

これをできることが、

製作技術者とコンサルタントデザイナーが

それぞれの技術をより特化するために

分業している、大きな「意味」です。

 

製作と相談とを

一人で受けているお店の人に

同じことをやれといっても、

時間的に、とても無理なことです。

 

ものを作るには、

フルオーダーメイドの場合、

ひとつひとつのオーダー品に合わせた

デリケートな仕入れも必要です。

 

それには実際、

イメージに合った革や金具を探すため、

何件もの問屋を

自分の脚で回る必要がありますから。

 

一点の製作物に使われる時間は

膨大なものです。

 

ですから、当店のホームページのトップに

「オーソドキシーのすべてを

あなただけのために」

と謳っています。

 

 

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