実際のオーダー例
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システム手帳のリフィルタイプ・ジョッター 810
2020/03/13おもしろいご注文は
枚挙にいとまがありませんが、
今回のこのお品も
充分変わったオーダー品です。
6穴システム手帳に挟み込む
リフィルタイプのジョッター。
前回に続いてしまいますが、
ぜんぜん違うタイプのオーダー品です。
上下の差し込みに入っているのは、
フランクリンプランナーのメモ帳です。
フランクリンプランナー一式だと
中身を全部入れると重いので、
クライアントは
ご自分で決めた使い方をしています。
今回は、その使い方に合わせた
リフィルタイプのジョッターを
リクエストしてくださいました。
上のお写真の右側がメモ帳ですが、
このメモ帳の上下が
どこからどこまで見えて欲しいかを
ご指定いただきましたから、
製作にはかなりの
「精巧さ」を要求されました。
もちろん出来上がりはバッチリです。
リフィルの右下部にお付けした
緩やかな出っ張りは、
当店でお作りしたシステム手帳に
ぴったり入るサイズのインデックスです。
これも絶妙なサイズ。
こんな形のインデックスも
クライアントからのリクエストです。
使いやすい形だそうです。
軽くてしっかりしているけど、しなやか。
そしてまた、これを敷いた時の
書き味は、最高に良い?です。
クライアントからは
使用時のお写真をいただきました。
ステキなお写真をありがとうございます。
ちなみに左側にあるキーケースは
当店定番をお持ちくださっています。
システム手帳は以前お作りしたもので、
裏地素材に合わせたお色で
今回のレフィルをお作りしたわけです。
楽しめるコーディネートですね!
このたびも、ありがとうございました。
A5ジョッターのご感想をいただきました。911
2020/03/11クライアントのみなさまから
嬉しいご感想をいただくことがあります。
今回のジョッターへのご感想には、
お使いのお写真をお付けいただきました。
ほんとにありがとうございます。
微妙なサイズでのご注文で
とても難しかっただけに、
最初ご連絡いただいた時には
「サイズが大きすぎだったか?」と
ドキドキしてしまいました。
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先日、ジョッターを
オーダーさせていただきました。
商品へのお礼の
ご連絡をさせていただきました。
早速、届いたその日から、
毎日持ち歩いて使っております。
カバーは柔らかく、
本体は薄手で軽いのに
しっかりした強度で、
とてもとても使い勝手が良いです。
カバーもしっかりと止まるため、
カバンの中でも安定感があり、
中の紙はピンピンのままです。
本当にありがとうございました!
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その後のやり取りで、
さらに嬉しい情報が…
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とても素敵だったので、
なんとかお伝えしたく!
想定していた使い方ではありませんが、
表にタスク表をつけて
常に見えるようにもできて、とても便利です。
仕事へのモチベーションも上がりました!
コバの処理も綺麗で、
ずっと眺めていられます。
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趣味ですが、革細工をやっています。
今日気がつきましたが、
日本ヴォーグ社から出されている
革の小物とバッグの本も、持っております!
あの本のオーソドキシーさんだったかと、
今繋がりました!
いつか、息子の手が離れたら
スクールにもお世話になってみたいです。
どうぞよろしくお願いします。
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どおりで、コバ処理も
よく見てくださっていたわけですね!
このたびもありがとうございました。
オーダー店としての当店の立ち位置について
2020/03/09本日は、このお店を続けているなかで、
はっきりとお伝えした方が良いと
思ったことをお書きします。
それは、
当店の立ち位置について、です。
多くのクライアントは、
ありがたいことに、期待と
リスペクトを持って訪れてくださいますが、
まだまだ、当店というお店と、
ほとんど一人で運営をしている
「手作り革製品のお店」との違いが
わからない方がいらっしゃるため、
もしあなたが当店に
「手作り革製品のお店」のような営業内容を
期待しているのであれば、
「うちは違います」と
申し上げる必要があると思ったからです。
当店は「フルオーダーメイド店」として
ウェブページを通じ、
仕事内容をみなさまにご紹介し、
集客しています。
実際の仕事内容としては、
世界中、どこのお店に相談しても、
当店と同じものを提案することも
製作することもできない、
難易度の高いものを、
ひとりのクライアントのためにだけ
お作りしています。
それにもかかわらず、
ウェブソフトの度重なるアップデートで
ウェブページを刷新する必要が出たため、
ウェブデザイナーの方々にご相談すると、
提案されたトップページデザインは、
かなりローカルな雰囲気の
「手作りのお店」的なデザインばかり…
そういうデザイナーたちは、
「手作り」が当店の「売り」だと
はなから決めつけていて、
日本にたくさんある、
こういう「手作り」のお店の持つ
ステロタイプの印象だけをイメージし、
そのまま提案してくるに過ぎません。
つまり、
この職業に興味がなかった方々はほとんど、
「手作りショップ」をイメージして
来店されるのです。
中には、驚くような修理品を
いきなり持ってくる人もいます。
当店の現在のウェブデザインは、
もう20年ほど前から10年くらいの間
同じデザイナーにお願いしていたものですが、
最近ではもう、彼のデザインを
画面上に作ることのできる技術者がいないことで
リニューアルを断念せざるを得なくなりました。
そのデザイナーはとても優れた人で、
「デザインの意味」を完ぺきにわかっていて
きちんと答えを出してくれる人でしたから、
私たちがやっている実際の仕事内容と、
どういう目標を持って
仕事のやり方を決めてきたか、
という具体的な指針と経歴から
トップページデザインを引き出してくれました。
彼の出した答えは、
「あなたのお店がやっていることは、
世界の有名ブランドであるエルメスや
ルイ・ヴィトンなどが行っている
最高峰の顧客に対する内容と
同じなんですね。」
そうしたやり取りのあと、
当店の立ち位置に合わせた
格調高い今のデザインが生まれました
(その後
オリジナル版をそのまま出せていなくて
申し訳ないのですが…)。
彼は、この店の規模を見たのではなく、
また
運営している者たちの年齢を見たのでもなく、
ましてや身なりや服装で判断したわけでも
ありませんでした。
実際にどんな仕事の仕方をして、
どんな格のものをアウトプットをしているか
(後でいろいろ注文してくださいました)、
そして最終的には
当店が目指すことを正しく理解して、
「これが私の出した答えです。」と
今のデザインを提案してくれました。
このウェブデザインが表すものは、
世界中どこにでもある、一般的な
小さな手作り革製品のお店ではありません。
かといって
すでに何代も続けられ、
既定路線に入っている世界の大ブランドとも
違っています。
判りやすい言い方をするなら、
当店は、世界の大ブランドの初代と
同じことをやっているのだと思います。
製作技術と
コンサルティング技術とを磨き、
この難しいフルオーダーメイドの世界で
自分たちを最高峰に持って行き、
それを繋げる「誰か」に渡すための
仕事をしています。
それを可能にするには
計り知れない努力が必要で、
ひとりひとりのクライアントと
毎回 真剣勝負をし、
最高の答えと
最高のお品をお出しすることが、
この長い道のりの中で
もっとも間違いのない戦術です。
小さな手作り革製品のお店との優劣とか、
良い悪いの話ではありません。
オーダーをしたい、と思っている方には、
それぞれのお店の仕事の方向性を
しっかりと把握し、
ご自分が何を望んでいるかで、
相談先を変える必要があることを
知っていただければ、と思い
この一文を書いてみました。
フルオーダーメイド、他社の受注&製作方法と、ベルトの伸長オーダー
2020/03/07当店のクライアントの中には、
エルメスやルイ・ヴィトンなどの
本店オーダールームを
直接、訪ねていた方もいらっしゃいます。
先日
長いお付き合いのクライアントから
興味深いお話を伺いました。
ここで話はいったん変わります。
本日のお写真は、先日お作りした
ベルトを、10センチ長くするというご依頼に
お応えしたものです。
プレゼントした方のウエストが
急に10センチ増えたそうです。
おいしいものを召し上がってらっしゃる。
作り直してもよかったのですが、
記念のコインをもう一度付け直すことには
問題がありそうだったので、
今回のようなご提案をしました。
当店でお作りしたお品に対しては、
いろいろなサポートを行っています。
何でもご相談ください。
お写真の中で
一枚目は見本品のオリジナル通りに
お作りしたもので、二枚目が今回の直し方。
最後のお写真ですと
はっきり違いがお判りいただけるでしょうか…
かえってコイン部分がアクセントになり、
良い感じになったと思います。
さて、お話を戻しましょう。
「僕 久しぶりに
エルメス本店のアトリエを
案内してもらったんですよ。
そうそう、あそこにも
女性デザイナーがいましてね、
60代くらいかな、
いろいろ話を聞きながら
ささっと絵を描いていくんです。
今野さんと同じですよね。
それから
革をたくさん見せてくれるんですがね、
クロコダイルだって、たくさんありましたよ。
あらためて考えてみると、
ここと仕事の仕方がそっくりです。」
この逸話は決して、
うちがエルメスと同じやり方をしている、
という自慢ではありません。
フルオーダーという仕事をするなら、
同じ到達点になるはずですから。
海外やアパレル業界で
修業したことがなくても、
この仕事について
真摯に、理性的に考えていけば
同じ答えが出るはずです。
作る人とデザイナーは、分業。
デザイナーは、クライアントの話を
よく聞いてからデザインする、という
即興性が必要とされます。
だから、経験が豊富であればあるほどいい。
60代の女性、というのは適役と思います。
作る人も同じメゾン(建物)にいて、
常にデザイナーと行き来ができることも重要。
そして同じく、そのメゾン内に
革置き場もアトリエも、相談室もあることは
欠かせません。
やっていることは同じでも、
さすがは歴史ある大店。
「ああ、そうですよ、
製品は流れ作業で作られてましたね。
革を切る人は切るだけ、
縫う人も部分によって違ってましたし…
そういう、いわゆる”工場”みたいなところも
パリにあるんですよ、びっくりしました。
ほんとの職人さん?
数は少ないけれど、いましたね。
ああいう人がきっと、
何でも作れるんだろうな。」
当店には、ほんとの職人が4人います。
でもきっと、こうした技術者は
どこのメゾンもそのくらいの数ではないか、
と想像します。
この技術ある技術者たちの技術を
どうやって新しい世代に継いでいくか、
どのメゾンでも課題となっていると思います。
このお話をしてくださったクライアントは、
その後、毎日ご自分で使うこだわりのお品を
ご注文くださいました。
ご注文という支えあっての、フルオーダー店です。
ありがとうございます。
20年ほど前のトートバッグをメンテナンスしました。 95
2020/03/05さて、間違い探しの時間です(笑)。
上から3枚までのお写真と
4枚目から最後までのお写真のお品では、
何が違うでしょう?
みなさまにはすぐにお判りと思います。
最初の3枚は、20年近く前にお作りした、
そのころのクライアントに
必要であったトートバッグの形です。
後の4枚は、そのバッグを
久々にメンテナンスにお出しくださったので、
現在必要な形に改変して、
コバを磨いてオイルメンテナンスをした姿。
最初の方では、
トートバッグの口が広がらないように
留めベルトを付けただけですが、
今回の改変では、
このバッグを横に倒しても
モノが外に出ないよう、
幅広のふたを付けました。
長年お使いいただいていますと、
使い方が変わったりすることもありまして、
このような改変が
必要になることもあります。
しかしほんとに
大切にお使いくださったご様子で、
コバは少し擦れていますが、
しっかりとした素材はそのままに
ちょっと磨けばとてもきれいになります。
こんなに大事にしていただけて
とても嬉しいです。
ありがとうございます。
そして、こういうご依頼もくださるくらい
信頼をお持ちくださっていることにも、
感謝申し上げます。
さて、上のお写真からが
新しいバージョン。
どうすれば
後から手を入れたとわからないよう、
自然にこのデザインに馴染むかを
かなり長く考えました。
下手なやり方をすると
しらじらしい出来上がりになり、
最初に作った美しさが
帳消しになってしまいます。
今回のこのまとめ方は、
ほんとにエレガントに決まりました!
まるで最初からついていたフタのようになり、
最初のベルトもそのまま使っていますから
使い勝手も当初の延長線にあります。
なかなかこんな風にうまく
まとめることは出来ません。
キレイに見えるのは
外側からだけのことではなく、
上のお写真でフタを付けている
ミシン目もご確認ください。
とてもきれいに仕上がっていると思います。
しかも、今回考えた方法でしたら、
糸を外す場所も少なく済み、
修理することで起こる劣化を
かなり低く抑えることも出来ます。
そして仕上げにコバを磨き、
こんなにきれいなコバに戻りました。
当店の牛革なら、擦れたコバも
いつでもこんなにきれいな状態に
戻ります。
20年近くお使いいただき、
場合によっては
今の使い方に合わせることもできる…
究極のエコバッグと思います。
こんな風にお持ちいただき、ありがとうございます。






















